浮気問題を解決して、昔のように中の良い二人に戻りたいとご相談をいただくことがあります。
浮気をされると、されたほうはとてもショックを受けます。心が傷つきます。傷ついているにも関わらず問題に取り組み、二人の関係を良くしようと思われるのは、すごいことだと思いますし、すばらしいことだと思います。今回はそんな浮気問題をサポートさせてもらいたく浮気の心理についてテーマを取り上げています。
浮気はなぜ起こるのか?、浮気を知った時は人はどんな行動を取りがちなのか?、浮気を辞め誘うとしたはずが逆に悪化を招くのはなぜ?浮気問題を解決していくには?カウンセリングで解決した浮気問題の事例などを、ピックアップして記事にさせてもらいました。お役にたてていただければ幸いです。
パートナーの浮気が発覚してカウンセリングにお越しいただくケースがあります。
浮気が発覚したと知るのは大変ショックをうけることです。
心がとても傷つきます。そんなつらい状況にもかかわらず、この状況を改善したいとご相談をしてくださる方々のその思いにすばらしいと、ご相談いただく度に感ずるのであります。
浮気をする心理には、不足原則が働いていることが多いようです。
不足原則とは、何かが足りないものを他の何かで埋めようとする心理です。
例えば、水道管が破裂をしてしまい家の蛇口から水が出なくなってしまうと、私達は飲み水を得るためになんらかの行動をとりますよね。
多くは、近くのスーパーか、コンビニなどに行き、お水を買い求めるなどして、飲み水を手に入れようとします。
そうすることによって、水が飲みたいという欲求を満たしていきます。
言い方を変えると、そうしないと喉が乾いてカラカラになっても、水が飲みたいという欲求を満たせないないともいいえます。
このように何か足りないものを、他の何かが埋めようとする心理を不足原則と言います。
この不足原則を水ではなく、浮気というバージョンにして解説していきましょう。
先ほどは水で例えましたが、例えば、お家でロマンスや、親密感、やさしさなどの心を潤すものが手に入らなくなると、その心の渇きを潤したいという欲求を満たす為になんらかの行動をとるようになります。
スナックや、キャバクラに通い、疑似的なロマンスや、タイムリミット付きの優しさを求めたり、外に彼女(女性の場合は、彼ですね)を作るということで、心の渇きを潤したいという欲求を満たそうとします。
浮気を起こす側の心理を見ていくと、このような心の渇きがあり、寂しさや、満たされない思いを埋めようとする欲求が、浮気を起こしているケースが少なくありません。
寂しさがあったり、心が満たされていないと理由があるからと言って、浮気をして良いかいうのは、全くの別問題ですね。
理由があるからと言って浮気をして良いかというと、そうではありませんよね。
誠実さにかける行為だと思います。
この良い悪いとか、やっている行いが正しい行いなのか、間違っている行いなのかを追求していくと、あきらかに浮気をした側は分が悪いです。
もし仮にあなたがパートナーに浮気をされたとします。そのことをお友達に相談すると「なんてひどい奴なの」と浮気をしたパートナーのことをケチョンケチョンにけなして、「つらいでしょうね」と全面的にあなたの味方をしてくれるかもしれません。
浮気をしたパートナーがいかに悪くて、いかにあなたの方が正しいかを証明してくれることを言ってくれるかもしれません。
ただ、そう言ってもらったとしても、あなたは幸せではないんです・・・。