私達は生きている中で、最高の幸せを望んでいながらも、いつも手に入らない。
そんな状況にぶち当たったりします。
そんな時は、最高の幸せを手に入れたいと思いながら、手に入れないように、夢や幸せをあきらめたり、どこかに罠を仕掛けて、「わざと」手に入らないようにしているのかもしれません。
もちろん、これには理由があります。自分を守るためでもあったわけです。でも、必要がなかったり、保守的になっていたりするかもしれません。
この罠を抜けるために、ハートブレイクや、思い込みを超えていける、幸せへの道順を示す「幸せの地図」と、その方向を示す「羅針盤」を見つけて、最高の幸せを手に入れてみませんか。幸せを探す旅に、出かけてみませんか。
◎リクエストを頂きました◎
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いつも心理学講座を楽しみにさせていただいています。
私は一度離婚していますが、今はそれほど深刻な悩みもなく、自分にも自信を持って毎日過ごすことができています。でも、お付き合いする男性がいると楽しいな。と思い、色々な出会いを積極的に作っています。
ただし、いざお付き合いを…と考えると、もっといい人が他にいるのでは？と思ってしまい、結局お断りしてしまうということがよくあります。
長身で見た目も悪くありません。お金も持っている。そんな人とでも、やはり気分がノリません。
こういう人と付き合えばきっと安心感はあると思うのですが、贅沢な悩みかもしれませんが、ドキドキする感じがほしいのです。ただし、私がドキドキするような人は若くてタレント並みのルックスの人なので、やはり手近なところで手を打つのがいいのかな？と思い、こんなパターンを乗り越える方法があるのかな？とリクエストしてみました。
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心理学講座にいただいたリクエストの中から、今回は、「最高の幸せを手に入れること」について、考えて行きたいと思います。
最高の幸せを望んでいながらも、いつも手に入らない。そんな時は、最高の幸せを手に入れたいと思いながら、どこかに罠を仕掛けているのかもしれません。その罠を探ってみたいと思います。
１．幸せの地図って？
「最高の幸せ」と言われて、すぐに思い浮かぶ方は、どのぐらいらっしゃるでしょうか？
普段から、「もっと幸せになりたい」と思っていても、それが、どんな幸せかはあまり、思い描いていないかもしれませんね。
それは、どうしてなのでしょうか？
1つには、『最高の幸せ』といってしまうと、ものすご～くわがままなに感じてしまう。と言うことがあるかもしれません。
私達は、子供の頃は、欲しいものがいっぱいでしたよね。
でも、あれも、これもと言っていると、親からこんな風に言われませんでしたか？
「わがままばかり言わないの！」
「そんなに、何でも、もらえない（買えない）のよ」
と。こんな風に言われたら、欲しいと思うことが、悪いことで、わがままなように感じてしまうかもしれませんね。
そうなると、「最高」＝「わがまま」と繋がりやすくなって、望んではいけない。と感じてしまうようになってしまうかもしれません。
欲しい幸せが、とっても大切な場合も、自分の中に、最高の幸せをイメージさせない場合があります。
とっても、とっても大切だから、『この幸せが手に入らないなら、死んだ方がましだわ』。
こういう場合は、幸せが手に入らないことが、死ぬのと同じくらいのハートブレイクになりますから、
それを避けるために、この「幸せを望んでいる気持ち」の時点から、無いことにしてしまおう。と言うことになって行ったりします。
この様に最高の幸せをいつも思い浮かべていれば、手に入るかもしれないのですが、思い浮かべないようなシステムが、心の奥で働いているのかもしれません。
幸せの地図は、心の奥深くにしまわれているのかもしれませんね。
２．現実とのギャップ
最高の幸せを思い描けるようになったとしても、今度は現実とのギャップ。というものが、生じてくるかもしれません。
今の生活と比べると、そんな大きな幸せが手に入るはずがない。というギャップですね。
毎月の給料は、家賃と生活費、ちょっと飲みに行ったら、貯金も出来ない。そんな生活をしていたら、
どこかの国を買い取って、国王になってやる！といった野望は、果てしなく遠い野望に感じてしまいますよね。野望に終わってしまうのです。
こういった現実とのギャップも、最高の幸せを手に入れる時には、罠となって羅針盤を狂わせ、方向を見失わせます。そして、そんな「おいしい幸せ」が手に入るはずがないと思わせてしまいます。
あなたの羅針盤も、心の奥にしまいこまれているのかもしれませんね。
３． 手に入れる許可をする
幸せの地図を手に入れて、罠にはまらずに、幸せを手に入れるためには、どうしたら良いのでしょうか？
「幸せへの地図」、これがないことには、どこへ向かうことも、出来ませんよね。
もう一度心の中に、幸せの地図を手に入れるためには、最高の幸せを思い描くことを『自分に許可する』事がキーの1つになります。
地図を見つけるには、自分が何が好きで何を欲しいと思っているのか。ということに敏感になっていくこと。これが大きなポイントです。音楽が好きで、楽しい毎日が欲しいのか、読書が好きで、穏やかな毎日が欲しいのか。
あなたが、好きなものによって、「地図」は違ってきますし、人生の進むべき「道」も異なってくるんですね。
次に罠にはまらないためには、どうしたらいいか。どんな不安なときでも、自分の地図を『信頼』する。ということなんです。
最初にお話ししましたように、私達は、自分が望んでいることに対して、こんなことを望むのは、身分不相応じゃないかとか、わがままじゃないか。と感じてしまいます。すると、この思いが、地図の羅針盤を狂わせてしまいます。
これは、心の中で、こんなに幸せな未来を手に入れるのに、自分はふさわしくないんじゃないか。という黒い疑惑がわきあがってしまうのです。
羅針盤は、少しでも疑惑があって、磁力が発生していると、正しい方向を示せずに、間違った方向に私達を向かわせてしまいます。ですから、どんなときでも、「自分が望んでいる未来を手に入れられる」「この幸せを手にするのにふさわしい」と信頼することが、大切なんですね。
地図を羅針盤を手に入れたら、後は、「行動あるのみ」です。最高の幸せへの旅を開始して、最短距離で手に入れてみて下さいね。
ただし、最短距離は、自分が思っている距離とは限らないので、ご注意くださいね。あなたの幸せの花が咲くのに、最高の季節がありますから。その季節を待つことも、地図に入れておいてくださいね。そして、最高の幸せを手に入れてみてくださいね。
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