相談者名 | すまいりー |
46歳の主婦です。毎日3~4時間のパートをしています。 今年に入り、気付くと生きていく気力ない自分に気付きました。 「明日死ぬかも」と言われても「そうですか」と驚くこともなく受け入れることができるくらいに、生きる気力がないのです。 毎日毎日夜酒をのみ、朝まで酒が残ってる状態を繰り返してしまい、朝起きるたびに「私は最低だ、また飲み過ぎた、人間として最低だ」と反省するのです。(ちなみに、お酒は夜寝る前以外は飲みません。外食しても以前はのんだのですが、最近では飲みたいとは思わず、夕食の支度をしているときも以前はついつい飲んでしまいましたが、飲みたいのは思わなくなりました。) かといって、主人や子供にはなんの不満もありません。主人はとても優しいですし、子供も素直に育ってくれています。 それなのに、私は生きることに疲れてしまっているのです。 | |
カウンセラー | 中原謙一 |
すまいりーさん、始めまして 私は中原謙一と申します。 よろしくお願いいたします。 すまいりーさんのお話を読ませていただいて、まず私が感じたことなのですが、今のすまいりーさんの状態が心に原因があるのか、体に原因があるのかわからないんですよね。 可能性としてですが、もしかしたらすまいりーさんは更年期障害の可能性もあるからです。 症状としては、精神的、心理的な問題を抱えているようにも感じられますが、更年期障害でも同じような症状を引き起こす可能性も、否定できないんですよね。 ですので、今のすまいりーさんの状態が、身体的なところからくるものなのか、精神的なところからくるものなのか、もしくはその両方なのか、両方とも違うのか、まずそのあたりをはっきりとさせることが必要だと私は感じます。 ですので、まずお医者さんで更年期障害の兆候があるかどうか、検査されることをお勧めします。 その上で、すまいりーさんの現状の苦しさやつらさが心理的なものであるとある程度特定できれば、心療内科やカウンセリングは効果を持つでしょう。 あくまでこれは私の「私的な見解」ですので、きちんと医療機関で調べられることをお勧めいたします。 そして、もし更年期障害でなかったときのことを考慮して、こころのなお話をしていきたいと思います。 すまいりーさんは良くも悪くも「優等生」的な要素が感じられます。 しかし、だからこそ「よき自分」でない要素が自分の中に感じたとき、自分に対して攻撃的になってしまう可能性があります。 一般的にこのような状態を「自己嫌悪」といいます。 今のすまいりーさんは、この自己嫌悪が過剰に存在しているため、精神的につらくなっているといえるでしょう。 たとえるならば、ラーメンにこしょう1本丸ごと入れて食べているような、コーヒーに砂糖を100グラム溶かして飲んでいるような感じですね。 少量ならばラーメンもコーヒーもおいしく感じられると思いますが、砂糖もこしょうも、過剰に入れるととても体に悪いわけです。 すまいりーさんの自己嫌悪は、この「砂糖やこしょう」のように、過剰に心の中にあるためにしんどくなっているものと感じられます。 ただ、こうなってしまった原因が不明なんですよね。 体の異常というのは、痛みがない限り気付くことは難しいものです。 自分の体の声に、耳を傾けてみてはいかがでしょうか? 非常にカウンセラーらしくない内容で恐縮ではありますが、何よりもすまいりーさんが幸せになることを第一に考えた結果、このような内容になりました。 すまいりーさんが楽しく幸せな毎日を過ごせるようになるための参考に、少しでもなることができれば幸いです。 ありがとうございました。 中原謙一 |