あの事件について

私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

まず、あの事件についてどう思うかですが、現時点で私がお話しできることはありま
せん。
これには理由があります。
それは、今の段階では事件に関する情報が少なすぎるため、憶測でしかものが言えな
いからです。
もし、現時点で憶測でものを言ってしまえば、それは無責任な発言となりみきさんの
ような大人に傷つけれらる人をたくさん作りかねないと私は思っています。

実際、みきさんが怒りを抱いている大人たちはそうではありませんか？
自分の本当の気持ちも知ろうとしないで、憶測だけで「こうだ」と決めつけたりして、
それを押し付けたりしていませんか？

私も、そんな大人は好きではありません。
だから、私はできる限りそうでない大人になろうと日々試行錯誤をしています。

あと、もし私がみきさんのように「どれだけ苦しかったかわからせてやる」と思った
のであれば、私なら彼のようなことはしません。

なぜなら、ありが像にけんかを売るようなものですから、実際にやっても影響は受け
るでしょうが、根本的なダメージを与えるところにはいかないと私は思うからです。

だとすれば、どうせやるなら一番効果的な方法を私は選びます。

想像してみてください。
ありが像に勝つ方法を。

ありが外から像に攻撃を加えても、像はほとんど痛くもかゆくもありませんよね。
しかし、ありが像を破る効果的な方法があるんですよ。

それは、像の体内に侵入して、中から攻撃することです。
このほうが確実にダメージを与えることができますからね。

もしこれを現実に置き換えるならば、まず大人の中に紛れ込み、そこである程度の影
響力を持つまでただひたすら待ちます。
そして、影響力を与えられる立場になったときに、一気に自分を解放していきます。

このほうが効果的ではありませんか？

みきさんがどのような方法を選択されるかはわかりませんが、どうせ一度きりの人生
です。
思いっきり効果的な方法を選択されてみるのもいいのではないかと私は思います。

このほうが、誰かを殺すとか言うよりも、確実かもしれませんよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みきさんにとっては一度きりの人生です。
悔いのない生き方を選択してみてくださいね。

ありがとうございました。