神癒さん、こんにちは。 高野康子と申します。 お待たせしました!今は体調の方は大丈夫ですか? 頭痛や腹痛を抱えながら、それでも一生懸命 ご自身と向き合っておられる神癒さんの姿を文面から拝見致しました。 神癒さんが少しでも元気になれるように私からも協力させて下さいね。 >ここ一年鬱が続き腕を切ってしまったり、薬を人は子すべて飲んでしまいました。 その時神癒さんの中で「どうしたらいいのか解らなくて苦しい!!」という思いが 限界点を超えてしまったのでしょう。 あまりにも大き過ぎる痛みをずっと一人で 抱えてこられて、とても辛かったですね。 神癒さんの声にならない「助けて」が とても痛々しく響いています。 >確かに小学校のときから頭痛や腹痛は日常茶飯事だったのですが今年に入って >ますますひどくなり困っています。 身体からのヘルプも段々大きくなってきたみたいです。 シンドイでしょうね。 私も11年程前に過労とストレスで体調を崩した経験があるのですが、その時は 「自分はこのまま慢性的な体調不良に悩み続けるかもしれない・・・」と恐れで一杯 になりました。 体調が悪いって、それだけで不安を増大させてしまいます。 ですが今では「いつも元気だね」と言われる程、活動的に毎日を過ごせています。 神癒さんのそれが精神的なものからであれば神癒さんも必ず回復しますよ。 諦めずに状況を少しずつ見直していくうちに、きっと健康を取り戻せます。 >この頃は学校行事も忙しくなり部活にも出れず >テストが近いのに勉強もやる気が出ず >ますます自己嫌悪に陥っています・・・ こんな時こそ頑張らなきゃいけないのは分っている、でもどうしてもやる気が出ない。 その事でご自身を更に責めていらっしゃるのですね。 「やる気が起きない自分」は決して「悪い自分」ではありませんよ。 何故なら、その 自分こそが神癒さんの本来の魅力を取り戻す鍵を持っているからです。 どういう事か一緒に見ていきましょうね。 「やる気エネルギー」と「怒りのエネルギー」は実は同じものなんですよ。 だから「やる気が起きない」と感じている神癒さんは「怒りに蓋をしている」って事を 教えてくれているんですね。 普段から周囲に気を使われてきた神癒さんにとって、この怒りは当然封印してしまい たい感情だったと思います。 自分が持っていなければ封印の必要も無い訳ですから ここで「あ~、私は怒っていたんだなぁ~」と自分の感情に気付ける訳です。 では何に怒っていたのでしょうね。 >「あの人キモイ」とか私の友達に「あの人といないほうがいいんじゃない?」とか >色々言われてたそうです。 自分でも「悪いことしていないんだから別にいいんだ」 >と思ってみるのですがやっぱり傷つきます せっかく頑張ってきたのに逆効果、それにこんな中傷まで受けなければならない現実 に神癒さんは相当悩まれたと思います。 神癒さんの言っている事はもっともですよ。 「私は悪い事はしていない」 そう言って中傷した相手に訴え掛ける事も出来たのです。 けれど神癒さんはそれを 選ばなかった。 この言葉の下でひっそりと、沢山の怒りを飲み込んできたのではない でしょうか。 それはひとえに嫌われたくない=愛されたかったから。 悪い事をしていない・・・確かにそうですね。 でもそうなると神癒さんの行動に矛盾が ある事に気が付かれませんか? >悪口を言われたくないから必死に自分を隠し、頑張っていたのに結局逆効果だった >みたいです。 心のどこかで「自分をオープンにしたら悪口を言われてしまう」と意識している神癒さん が居るみたいですね。 つまり神癒さんの中で既に「私は悪い子」っていう目で見ている 自分が居るみたいです。 今まで(神癒さんの中でいう)”悪い子だと思っている自分” を一生懸命隠してきたご自身が居るんですよ。 そして矛盾に疲れきっています。 「私は悪い子」と一部で信頼していても「私は悪い事はしていない」って事にも気付かれ ていますから、どちらを信頼したら良いのかが解らなくなっているようですね。 今回の学校での出来事は、そんな神癒さんの心理的葛藤を色濃く映し出しています。 神癒さんが「私は悪い子」と思うようになったのは中学校に上がった頃からですか? 体調不良を自覚するようになった頃からですか? それともそれ以前から? >私は特技もないし、学校でも自分からはあまり口を開きません >原因は多分「嫌われたくないから」だとおもいます 神癒さんは『何かアクションを起こすと外からガツンと圧力がかかる』という観念を お持ちなのかと私は思いました。 これは悪い子のルーツと関わっている部分です。 >そんなことは親も理解してくれず「学校へは行きなさい」と毎朝私を叩いたりして >送り出します 「学校に行きたくない」というアクションを起こせば「学校へは行きなさい」とガツン と圧力がかかる。 でもそんな事は言われなくても重々承知しているし、だからこそ悩 んでいる神癒さんが居ます。 そしてそれを親に解ってほしい・・・けど解ってもらえない・・・そうなると「やっぱり私は悪い事をしている、悪い子だったんだ」という意識 が強化されてしまいます。 もしかしたら神癒さんがほんとにまだ小さな頃、躾の中でこういった事が繰り返されて いたのかもしれませんね。 例えば子供がライターを手に遊んでいたら「危ないから駄目!!」と慌てて大声を出して ライターを取り上げても当然の事をしているって今の神癒さんだったら思えるでしょう? けれど小さい子供にしてみれば、それは怒られたように感じるし、どうして自分が突然 怒られたのか分らないんですね。 「どうして突然怒ったの?何も悪い事していないのに・・・でも怒られたって事はきっと 悪い事したんだろうな、今度からは気をつけよう」って自分に制限をずーっと重ね続けて いたら・・・・? ある時期からは「悪い事してないのにどうしてよ!」って怒りも出てきますよね。 けれど同時にそれをやったら愛されなくなってしまうという恐れも。 神癒さんが今まで辛い思いをしてきた、それ以上に親から愛されたいと願ってきたんですよ。 それははたして悪い事でしょうか? 「やる気が起きない」と感じている神癒さんは「ただ愛されたい」と純粋に愛を求める 気持ちも知っているし「悪い事をしていない」っていう怒りも知っているよって神癒さん に語り掛けています。 本当に自分が悪い事をしていたのかどうか、そろそろ真実を知って それから自分はどうしていきたいのかを考えてほしくて 「やる気が起きない」=「時間を作ってくれている」ように神癒さんの無意識が調整して いるのかな、と私は思えてなりません。 いい機会ですから、ゆっくりと「今までの自分」「これからの自分」に思いを馳せてみるのも いいのではないでしょうか。 そして頭がゴチャゴチャしてきた時には、相談する人が居るって事も 思い出してくれると嬉しいです。 神癒さんが自分のペースで自分探しが出来る事を私も心よりお祈りしています。 高野 康子 |