学校でいまだに人見知りしてしまう

人見知りしてしまうとなると、とっても気分悪いですよね。
自分が小さくなってしまったように感じるかもしれないし、何よりもそんな自分が気持ち悪かったりすると思うんですね。

ただ、僕達の心が子どもから思春期を経て、大人へと成長していくときに、その変化の時点時点で必ず「恐れ」を感じるものです。
小学校から中学、高校へと進むにつれて、行動範囲も広がりますよね。
そうすると、視野が広がった分だけ、自分の知らないことや分からないことが増えていくものです。
それはちょうど新しい街に引越しをするようなものですから、引っ越した当初はコンビニもどこにあるのか分からなくて不安になったりします。
近所の人もどんな人たちなのかが分からなくて恐れを感じたりもするでしょう。

ですから、人見知りをするっていうことは、それくらい周りの人に対して潜在的な恐れを抱き、かつ、不安を持っているということを表していると思うんです。

それから高校生ということで、もうひとつ、そろそろ大人の女へと変化していくときですね。
そうすると周りの視線をより強く意識するようになると思うんです。
自分がどんな風に見られてるか？が気になったり、きれいにみられたい、かわいいといわれたいとお化粧をしたりし始めます。
そういう気持ちが出てくるってことは、内面では今の自分を嫌っていたり、また、よく見せたいがために頑張りすぎてしまったり、という側面が出てくるんですね。

ですから、今の自分がどんな不安や自己嫌悪を持っているんだろう？って考えてみるといいでしょう。
そして、何を怖がっているのかな？とも思ってみてくださいね。

そして、学校では周りの人と接しているときの自分の気持ちを確認してみてください。
あ、どきどきしてる。
怖がってるのかな。
嫌われたらどうしよう、とか思ってる。
うわー、そんな自分最低やな。。。

そんな心の移り変わりを追ってみることで、自分自身を見つめることができます。
そこが出発点。
そして、クラスやクラブの誰か一人を選んで、そんな自分の不安な気持ちや素直な気持ちを話してみましょう。
この人なら話を聞いてくれそうだな、とか、私のこと色々気を使ってくれてるな、という人。
友達になりたい人、というよりも、今のみよさんを気にかけてくれている人がいいかな、とも思います。
慎重に大切に選んでくださいね。

もし自信がなかったり、不安があったら、ボランティアのカウンセリングでも使って練習してみてくださいね。
そうやってコミュニケーションの練習にもなりますから。

頑張ってくださいね。

ありがとうございました。