いつも上司とケンカになります

相談者名
みの
いつも楽しく拝見しています。
現在主婦40歳で、最近パートを始めました。
相談内容は仕事のことです。20代の初めての就職から現在のパートに至るまで、必ず勤務先でケンカしてきました。しかも場をまとめる立場の上司や先輩ばかりです。
相手は毎回同じようなタイプで、威圧的・感情的・理不尽で、人のいる前で部下を罵倒するような上司です。たいてい周囲のみんなは我慢したり、陰で泣いています。
私もはじめは我慢するのですが、例外なしにキレてしまいます。倍は言い返すし、相手の感情に対して理屈で相手を批判し、否定します。もちろんその後の上司との関係は最悪で、仲間は味方してくれますが、仕事が嫌になって辞めています。
以前カウンセリング電話を受け、親子関係(父)に問題があるのではないかと言われましたが、父との仲は幼少期から良く、家族思いだし、趣味もあって仕事だけの人生でもなく、思い当たりません。
今、パートを始めて2か月たちましたが、今度は店長と大ゲンカしました。契約内容と異なる業務をしない私を、人前で「やる気がない」とか「みんなはやっているんだ、あなただけがやらない」とか言われたからです。理不尽すぎて爆発してしまいました。
なぜ私だけがそういうタイプの上司の態度を我慢できないのか、そしてキレてしまうのでしょうか。人生で一度くらい楽しい人間関係で働きたいのです。どうしたらいいのでしょうか。長文失礼しました。
カウンセラー
宮本恵
みのさん、こんにちは。
担当をさせていただきます、宮本恵と申します。
よろしくお願いします。

楽しい人間関係の中で、働きたいですよね。
きっと、みのさんは優しく調和や人間関係を大切をしている方なのでしょうね。

みのさんは、今まで、たくさん我慢してこられませんでしたか?
どこかで我慢するものと感じているのかもしれませんね。

私たちの行動には、目的や理由があります。
我慢をするのも、例外ではありません。
「人間関係を円滑にしたいから。」
「子どもや主人の笑顔が見たいから。」
など、人により、理由が異なります。

みのさんが我慢する目的は、どのようなものでしょうか?
もし、その目的が叶っていなければ、我慢とは違った方法があるのかもしれません
ね。

我慢の限界という言葉を耳にするように、我慢はすればするほど、心に感情が溜まっ
ていきます。
それは、心という風船に感情という水を入れて膨らんでいくようなものなんです。
それが続くと、心はパンパンになってしまって、外から刺激されると割れてしまい、
怒り爆発という形で感情が溢れてしまいます。
しかし、怒りで感情が溢れると、その場所は、まさに戦場なり、その人間関係の復旧
には、エネルギーや時間がかかってしまいます。

そこで、心の風船を割れにくくするためには、心の中に溜まった感情を抜いて(解放
して)いくことが有効になっていきます。
ここでのポイントは、心理学では怒りは感情の蓋といわれますから、怒りの下には、
外の感情も隠れているということ。
爆発して溢れだすほど、みのさんの中で我慢しなければならなかった感情や思いは、
どのようなものだったのでしょうか?
その感情や思いを、みのさんがみのさんご自身で認めるあげることや人にお話しする
ことで感情は解放されていきます。
そうすることが出来るようになると、上司の威圧的・感情的・理不尽さは変わらない
かもしれませんが、心にゆとりが出来て、その上司に対して爆発という形ではない
違った方法で、りコミュニケーションがとりやすい状況を作ることが出来るように
なっていきます。
カウンセラーでよろしければ、お話聞かせてくださいね。

みのさんが、人間関係をより楽しめますように。
お力になれば、幸いです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。