パートナーに嫉妬をされると嫌な気持ちになります。
嫉妬心がおきないようにと気をつかっていると、自由に発言できなかったり、行動できなくなったりします。まるでかごの鳥のように自由がない関係になっていきます。そんなパートナーへの対処はどうしたらいいのでしょう?それにはパートナーに安心感を与えることが鍵になるようです。
●嫉妬をするパートナーへのはどうしたらいいの?
テレビの世界の俳優さんに嫉妬をするのは、深層心理に“パートナーは自分のことを愛している”というのを十分に感じれていない無価値感があるというのが前回の内容。
このタイプのパートナーには、まず『あなたのことを一番大切に思っている』ということを徹底的に分からせてあげることがいります。
そうしないと嫉妬の嵐が続いてテレビも楽しめませんから。(^_^;)
パートナーの心理としては、「僕は愛されている」という気持ちに安心感がないわけですから、その気持ちを、まずは安心させてあげることがいるわけです。
具体的な方法としては、なによりもパートナーを優先して扱ってあげるといいでしょう。友達との時間よりパートナーとの時間をとることを優先したり、趣味の時間よりもパートナーとの時間を優先したりなどです。
見たいドラマがあってもパートナーが寂しそうにしているなら、パートナーとコミュニケーションをとったり、一緒になにかすることを誘いかけたり、パートナーの寂しさをケアする時間にすることを優先します。
パートナーを愛しているとことを伝え続けることもいいでしょう。
「あなたが一番大好きよ」とか、「愛している」とかを、面と向かって言うのは人によったら少し恥ずかしく感じることかもしれませんね。
これもパートナーをなによりも優先するという考え方で言えば、自分の恥ずかしさよりもパートナーを優先することになります。
徹底的にパートナーを優先するんですね。
「え~そこまでしないといけないの~」という意見も聞こえてきそうなのですが、それくらいして、やっとパートナーに少し安心感が芽生えてきたという話をクライアントさんから聞かせていただくことも事実だったりします。
しかし、永遠とパートナーに安心感を持ってもらうために、頑張り続けないといけないかというと、そうではありません。
例えば、鳥を飼っていて、鳥は本当はここ(飼い主のもと)にはいたくなくて、大空に飛び立ちたいんだなと思っていると、逃げてしまうと思うので鳥かごの中入れて閉じこめようとしますよね。
鳥かごをあけて大空を飛んでも、鳥は自分のこと(飼い主)が好きで、自分のもとに戻ってくると知っていれば、鳥かごのとびらをあけて自由に大空を飛ばしてあげれますね。
「僕は愛されている」という安心感を持てると、テレビを見ても、友達と遊びにいっても、嫉妬をせずに自由にさせてくれるわけです。
だから、『“まずは”安心させてあげる』ことなんですね。
>>>『パートナーシップと嫉妬の心理学(3)~嫉妬は愛?~』に続く