週末の街を眺めてみるとカップルはいちゃいちゃと仲良く楽しそうにしている一方で、家族連れのお父さん、お母さんはどこか疲れていて無表情で、会話もほとんどありません。でも、そのお父さん、お母さんだって恋人同士だった時代には、いちゃいちゃしていたことだってあったはずなのに・・・。
私達は結婚すると、そのロマンスの気持ちを封印して“家族”になってしまうことが少なくないんです。そして、子どもが生まれると、パパとママとお互いを呼び合うようになり、気を使い、家族を維持することにエネルギーを注ぐうちに、自分がいったい何者なのかが分からなくなってしまう。そこに生まれるのがセックスレスや浮気、そして、離婚の問題。そうした夫婦の問題を乗り越え、再びロマンスを取り戻すにはどうしたらいいのでしょう?
今回のシリーズではコラム調の読みやすい平易な文面で、夫婦のロマンスについて見つめていきます。
例えば週末の街を眺めてみるとカップルはいちゃいちゃと仲良く楽しそうにしている一方で、家族連れのお父さん、お母さんはどこか疲れていて無表情で、会話もほとんどありません。
それは今の日本ではごく当たり前な風景なのかもしれませんが、そのお父さん、お母さんにだってかつては恋人時代があって、その頃は、いちゃいちゃしていたことだってあったはず・・・。
それを思えば、結婚という“ゴール”であり“人生最大のイベント”を過ぎれば、何となく消化試合のように人生を送ってしまうように見えるのはどうしてなのでしょうか?
そしたら、何となくセックスだって味気ないものに変わり、やがては自然消滅してしまうものかもしれません。
これがセックスレス。
初めてのデートの時は遅刻しないように、でも、気合を入れて準備をして出かけてた・・・。
デートコースだって事前に入念にチェックした。
でも、今は・・・?
確かに結婚して安定を手に入れたのはいいけれど、でも、ちょっと刺激が足りない・・・。
そんなところに出会い系サイトの誘いがあったら夫に内緒でこっそり登録してみることだって、妻につれなくされてる分だけ会社でかわいい子に優しくされて心が揺れ動くことだって無理はないのかもしれません。
つまり、これが浮気の問題。
そうしたすれ違いを「まあ、こんなものだろう」とやり過ごしていても、心はそうは納得していないのかもしれません。
「もっと人生を楽しくしようよ」
「もっと刺激が欲しいよ」
「退屈だよ、暇だよ、何とかしようよ」
といつもあなたに語りかけては来ていませんか?
自分では意識しないようにしていたとしても、心の中にそんな情動が起きはじめると、やがては無視できないくらいに膨らんだ感情が、あなたに「離婚」を突きつけてくるのかもしれません。
理性で抑えようとしても、感情は一度動き出したらすぐには止まらないもの。
どうしていちゃいちゃしていたカップルが、結婚を境に「落ち着き」という名のマンネリに陥り、無表情な仮面夫婦になってしまうのでしょう?
カウンセリングでも、表ではセックスレス、浮気、離婚の問題が起きていたとしても、その背景には、すっかりロマンスを失った夫婦関係の姿が浮かび上がってくるものです。
そんなカウンセリングでの経験を踏まえて、どうしたら再びロマンスを取り戻せるのか?についても具体例を元に提案させていただこうと思っています。
結婚を控えた方は、その後の対策として、
現在結婚されてる方は、関係性をもう一度よりよくするために、
ぜひ、一読下さい!
>>>『結婚するとどうしてロマンスがなくなってしまうんだろう?(2)』へ続く