夢を忘れられない

相談者名
ゆめこ
一人暮らしを始めて4年半。四捨五入すると40歳。二つ目の仕事を辞めました。「お金を稼いだものがえらい」という社長の経営理念についていけず、うつ症状や過食症初期、胃潰瘍に苦しんだ末の退職。今は失業保険給付中で体は元気ですが、経済至上主義の社会で働く勇気が出ず就職活動をしていません。
以前は実家で家業を手伝いながら文化活動に没頭していました。いろんな年齢・職業の仲間と助け合いながら泣いたり笑ったり・・・人の暖かさをいっぱいもらいました。水を得た魚のように生き生きと、自分が輝いていたのがわかります。それが仕事にできればいいのですが、食べてはいけない分野なので、安定した仕事を得て趣味で活動すべきだとは思うのですが、仕事を頑張りすぎて趣味を持つ余裕もなくいつもぐったりしていました。
実は文化活動に私を引き込み私の可能性を引き出してくれた先生が今の彼で、妻子のある人です。遠距離不倫10年になります。彼のそばで、何か仕事を見つけて文化活動にかかわることができればと思いますが、遠くへ引越すと体の弱い両親は心配しますし、きっと彼のことを察知して苦しむでしょう。姉がいますので、私一人の勝手で両親を苦しめ寿命を縮めさすことはできません。
そこで、どこへ行っても通用する技術を身につければ、いつか夢を実現できるかもしれないと福祉関係を調べ始めました。彼に、保育士が向いてるといわれその気になりかけたのですが、実は私は子供嫌い。それなのに、昼間は保育士として働き、夜は彼と文化活動をしてる姿を思い浮かべると、私は輝いてるんです。
夢・現実・適性・家族・不倫・・・もう何がなんだかわからず迷路に入り込んだ気分です。ちなみに、失業して5ヶ月になりますが、両親には内緒です。体に障るといけないので。
出口が見えません。
カウンセラー
木村祥典
ゆめこさん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

ゆめこさんには、ゆめこさんが輝ける夢があるのですね。
それは素晴らしいことだと思います。

ゆめこさんがキラキラと輝いて過ごせるようにお手伝いをさせていただきたい
と思います。

ご相談内容にもありましたが、夢・現実・適性・家族・不倫・・・と、たくさ
んのものが複雑に絡み合ってしまって出口が見えなくなってしまっているよう
ですね。

この複雑に絡み合っている部分を解きほぐしていく必要があるように感じられ
ます。

夢・現実・適性・家族・不倫の5つを、ゆめこさんを輝かせる順に並べ替えると、
どんな順番になるでしょうか?

また、これらの5つを、ゆめこさんから輝きを奪ってしまう順に並べ替えると、
どんな順番になるでしょうか?

そして、ゆめこさんはどんな順番で取り組んでいかれようとしているのでしょ
うか?

その答えを直接お聞きすることができませんが、私からの提案としては、ゆめ
こさんが一番輝けるものを一番大事にしてみることをお勧めしたいと思います。

まずは、私にとって一番大事なのはどれだろう?というのを探してみましょう。

まずは、一つ、これに集中して向き合ってみてはいかがでしょうか?

もし仮に、文化活動がゆめこさんを一番輝かせるものなのだとしたら、まずは
それでゆめこさんが輝くことを第一に取り組んでみてはいかがでしょうか?

そうしてゆめこさんが輝くことで、ゆめこさんの心は満たされ、次のものに取
り組む意欲や勇気を持ちやすくなります。

それらのものを持ちながら次のものに取り組む方が、楽ですし、うまくいきや
すくもあります。

ゆめこさんの人生はゆめこさんのものです。
その人生をどのように生きるのかは、ゆめこさんの自由です。
一度しかないこの人生を、自分のために使ってみませんか?

そうしてゆめこさんが輝くことで、その輝きで、ご両親を初めとしたゆめこさ
んのまわりの人を照らしてあげることもできますよ。

一番大事な物を一人で見つけるのが難しければ、私達カウンセラーがお手伝い
させていただきますので、お気軽にご相談いただければと思います。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。