仕事と自分

相談者名
マリ
はじめまして。私は26歳のフリーターです。
私の悩みは、仕事です。今の仕事(販売)は9ヶ月続いています。でも凄くしんどいのです。上司から色々要求が多くてはじめは何とかギリギリこなしていたのですが、最近は更に要求が多くていわれるたびに自信がなくなってきました。失敗も増えて、今まで普通に出来たことが出来なくなり、というかする気もなくなりやる気もなくなりかけています。上司に「失格だ、君は死ぬ気ではたらいてるのか?」といわれてしまい、正直そんな気持ちわかないのです。サボるつもりもないし、一日のやるべきことをこなすので精一杯ですが、この不況の時勢の中、物が売れないので、売れるように考えろといわれる毎日です。
今まで色々仕事をしてきましたがなかなか続きません。やめたいと思うのですがやめたらまた同じことの繰り返しかと思うとここは逃げちゃだめだと思いながら働いています。因みに今までは、短大卒業してから正社員で販売を3年して同じようにしんどくなりやめてから休養をとり、アルバイトを少ししながら、派遣で事務を半年、これも続かなく、今の仕事につきました。
今はとにかく悩みたくないということです。落ち込んでやる気も出なくて元気のない自分がしんどいです。それに仕事が続かないことも嫌です。友達や彼氏は今の仕事をづっと続けています。嫌なことはあるけど考えないようにしてる、悩むとしんどいだけといいます。私もしんどいのは、嫌だし抜け出したいしそう考えて切り替えれたらそんなに楽だろうと思います。でもそれさえ難しく思えます。
この仕事をやめても自分は自分だから必ず壁にぶち当たると思います。働いて何かいわれてもへこまない、悩まない自分がほしい。そしたらどんな仕事でも今までよりは長くつづけられるのに。結局は自分の性格なんです。
今の仕事の人間関係は悪くないしだけど、上司に怒られる毎日が情けなくなるし、ビクビクしている自分がいるのが嫌です。元気になりたい、強くなりたい、怒られたくない。そんな毎日です。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
マリさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。

しんどい気持ちが積もり積もってしまっているようですね。
これを読みながら、ちょっと深呼吸してみましょう。
しっかりとお腹の底まで空気が入っていく感じがするでしょうか?
いっぱいいっぱいになってしまっているときって、呼吸がうまく出来なくなって薄くなるんですね。
呼吸をチェックすることで、自分の心の状態をチェックすることも出来るんです。
そして、しんどいときには何よりも心を休めることが大切ですね。
体を休めることももちろん大切だけれど、多くの人は心を休めるってことを忘れてしまうようです。
そして、皆さん、こう言われるんです。
「心ってどうやったら休められるの?」と。
実は心の状態をチェックしてあげるだけでも随分違うんですね。
そして、そのときのしんどい感情をただ感じてあげるだけでも解放されていくものです。
それから、好きなことをしたり、旅に出たり、というのは一般的な方法ですが、人に話をじっくりと聞いてもらったり、分かってもらったりするのもお勧めです。
まずは、マリさんがマリさん自身の心を大切にしてあげよう、と思うところから始めましょう。

> 私の悩みは、仕事です。今の仕事(販売)は9ヶ月続いています。でも凄くしんどいのです。上司から色々要求が多くてはじめは何とかギリギリこなしていたのですが、最近は更に要求が多くていわれるたびに自信がなくなってきました。失敗も増えて、今まで普通に出来たことが出来なくなり、というかする気もなくなりやる気もなくなりかけています。上司に「失格だ、君は死ぬ気ではたらいてるのか?」といわれてしまい、正直そんな気持ちわかないのです。サボるつもりもないし、一日のやるべきことをこなすので精一杯ですが、この不況の時勢の中、物が売れないので、売れるように考えろといわれる毎日です。

それはしんどいですね・・・。
今までも何度もこの壁にぶちあたっているんですよね・・・。
なんでこのパターンが必要なんでしょうね?

僕たちってよく同じこと(特に失敗)を繰り返してしまうのですが、そこには何らかの目的があるんですね。
失敗から学ぶ、じゃないですが、今のマリさんにとって、いつもこの気持ちになってしまうとしたらどうしてなんだろう?という部分がポイントです。
そこで何かを学び取れた分だけ、このパターンも手放せるようになります。

僕の感覚ですが、マリさんは何かに追われているような感じってありませんか?
嫌だけど無理やりやっていることって、仕事以外にも今まで色々あったような気がするんですが、いかがでしょうか。

そこで質問。
マリさんにとって「仕事」とは何でしょうか?
10コくらい書き出してみられると良いでしょう。
自分の仕事に対する思いが色々湧き出てくるのを感じてみてください。
・しなきゃいけないもの
・無きゃ生活ができない
・義務
・・・
等々、色々出てくるかもしれません。
それをざっと眺めながら、どんな気持ちがしてくるのかをチェックしてみましょうね。

何か窮屈さがあったり、義務感があったり、やらされてる感覚があったりするかもしれません。
仮に「なんか、窮屈やなあ」と思ったとしましょうね。
誰も窮屈なところに押し込められるのは嫌ですよね?
そうすると、その窮屈さを感じることから逃げるために、仕事をやめたくなるのかもしれません。

だから、今のマリさんの問題を「仕事」としてみてしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまうかもしれませんね。
そこで感じている感情から逃げたいのかな・・・と思いながら、感情をたぐっていってみましょう。

例えば先ほどの話。
仮に窮屈さから逃げたいとすると、どうして窮屈さが嫌なんだろうな?
どこかでこんな気持ちになったことってないかな?って思ってみるんですね。
そうすると、学校にいるときもそうだったなあ・・・特にあの先生のときはしんどかったなあ・・・という記憶が蘇るかもしれません。
お母さん、いつも小言ばかりで窮屈だったよなあ・・・と思うかもしれません。

そうすると短絡的かもしれないけれど、この仕事が嫌って感覚をたどると、お母さんとの問題に行き着くわけですね。
ですから、仕事を何とか続けられるように頑張って頑張ってもうまくできなかったのは、この問題の本質がお母さんとの関係に端を発しているからかもしれません。

そんな風に、自分の感情や感覚を追っていくと、徐々に皮をむくように問題の本質が見えてきます。
そして、解決すべきはその本質の部分なんだ、というのが僕たちの考え方になるんです。
根っこから癒せば咲く花も変わる、わけですね。

そんな風に悩んでしまう自分、苦しい自分の気持ちをただ感じて、その感覚をたどって見ましょう。
そこから見えてきたものがポイントですね。
それを癒していきましょう。

自分の心を大切にしましょうね。

ありがとうございました。

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