選択肢を間違えた?

相談者名
おまんじゅう
はじめまして。雑作業と土方のような仕事をしています。
ついこの間再就職したのですが、中々上手くいきません。
まだ3ヶ月ですが(逆を言えばもう3ヶ月経った)、効率よく動けません。(元々長考、マイペース、慎重派)、それが引き金で上のモンからギャーギャー言われて辛いです。

この前、「まだ若いから他にやれる事もあるんじゃない?」「(仕事の出来なさは無関係で)ここはお前が来る所じゃない」とも言われました。

それまでは、ハローワークで「10年、20年務められる仕事探し」と言われ、そこからまた自分が何が向いてるか、どんな仕事が効率良く出来るか解んなかったので、慎重に職探しを続けてました。
最初は職業訓練所で技術を身に付けてから再就職しようと考えてたのですが、 こちらでは『その技術を使用する就職先に就く前提でないと登録できない』と言われた事を皮切りにいざこざが出来てしまい、訓練所に嘘を付いてまでも行くとか、言われたのなら諦めろなど家族間で揉めてしまい、それでも行くか行かないか迷った挙句就活と同時進行で進めていたら、親からは「家に金入れてないからどうにかしろ」と言われ、2つ上の兄からは「糞ニート」と呼ばれる始末です
(※:就活はしてたので、無職なだけで、ニートではありません。)

優柔不断でプレッシャーに弱くイエスマンなのは自覚済です。

自分は選択肢を間違ったのでしょうか?

それとも、三ヶ月ずったが未だ愚痴る程ではないのでしょうか?

カウンセラー
吉村ひろえ
おまんじゅうさん、はじめまして。
こんにちは。
今回担当させて頂く吉村ひろえと申します。
よろしくお願いします。

頂いたご相談の文面から、おまんじゅうさんのとても辛く苦しいお気持ちが伝わってきました。
職業訓練所でいざこざがあったり親御さんやお兄さんから色々言われたり、再就職先で上司の方にギャーギャー言われたりということがあっても、おまんじゅうさんは一生懸命がんばっておられると思います。
再就職されて3ヶ月。
今のお仕事が向いていないのでは?選択肢を間違えたのでは?と思っておられるのですね。
おまんじゅうさんご自身は今のお仕事をしていて、どう感じられますか?

効率よく動けない、長考、マイペース、慎重派、優柔不断、プレッシャーに弱い、イエスマンと、おまんじゅうさんはご自身のことを書いてくださっていますが、なにかベースに“恐れ”や“不安”があるのではないかと感じます。

例えば、長考になるのはなぜでしょう?
「失敗したらどうしよう」「このやり方で合っているだろうか」「傷つきたくない」「怒られたくない」などの不安や恐れ、自信の無さがあると、つい考え込んでしまって動けなくなることがあります。
なぜなら考えている間は、この不安や恐れや自信の無さなど、嫌な感情は感じなくて済みます。
この感じたくない感情を感じないために“思考”を使って不安や恐れの感情から逃避をしてしまうのですね。
そして、「失敗しない」「間違わない」「傷つかない」ためには動かないのが一番よい方法ということになってしまいます。
ですので、おまんじゅうさんは一生懸命がんばっているのですが、考え過ぎて慎重になり、優柔不断で効率よく動けない、となってしまうのではないでしょうか。
分かりやすく言うと【夢に破れることに直面しない為に夢に向かってチャレンジしない】【資格取得に失敗しない為にその資格試験を受けない】などということを意識的にも無意識的にもしてしまうことがあります。
考えることが悪いわけではないのですが、考えすぎて動けなくなると周りから誤解されたり責められたりすることが多くなります。

おまんじゅうさんはいつ頃からご自身のことを
『効率よく動けない、長考、マイペース、慎重派、優柔不断、プレッシャーに弱い、イエスマン』
と感じておられますか?
そして、そう感じるようになったきっかけはどんなことでしょう?
ご自身の心と向き合って不安や恐れがあるのだ、と気づき受け入れてあげるだけでも心は落ち着きます。
そして、仕事中に効率よく動けないと感じた時に自分を責めるのではなく、「不安や恐れがあるのかも」と、思ってみて下さい。
そのあと、失敗するかも、間違っているかも知れないけど行動してみてください。
たとえば、それでミスをしたら学びに変えることが出来ます。
なかなか、そんな風にすぐには思えないかもしれませんが先ずはじっくりご自身と向き合うところから始めましょう。

よかったら、私たちカウンセラーにたくさん話してください。
おまんじゅうさんの心の深いところにある、不安や恐れを一緒に感じ乗り越えてゆくお手伝いが出来ると思います。

おまんじゅうさんがご自身で納得のする選択をし、イキイキとお仕事が出来ることを願っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。