自分の弱さを嫌って強くなることもできれば、自分の弱さを受け入れて成長できることもあります。
自分の弱さを嫌っている自立タイプの方にはおすすめの講座
●弱い男は嫌いと思うタイプ●
自立度の高い女性の方で、「弱い男は嫌い」と言うタイプの方がいます。
自立度が高ければ高いほど、このタイプの方は多くなります。
そんな女性の方が好きになる男性のタイプは、自分より強く見える、超自立の
男性だったりします。
恋愛に落ちないとしても、弱そうに見える男性を見ると、イライラしたり、
その弱さを叩きたくなったりするようです、
例えば、優柔不断な態度をとってると、「男だったら、もっと、しっかりしな
さいよ」って言いたくなるような感じです。
●もっと嫌いなもの●
「弱い男は嫌い」と言うタイプの方が、もっと嫌いと思うのは、
「弱い女は嫌い」と思うようです。
例えば、「えぇ~私わかんな~い」と言っている、ぶりっこタイプの女性を見ると、
「うっとうしい」という気分になるような感じです。
その裏に隠れる心理は、弱い自分を嫌っているという心理があります。
なんらかの事情や、経験から、自分の弱さを嫌うことがあると、その弱さを嫌
う力を使って、強くなろうとします。
そうして自立していくのです。
その自立の心理に隠れているものは、弱い自分では傷つくことや、へこむことが
多いので、もう傷つかないように強くなりたいという心理だったりします。
これは防衛の心理になります。
弱い自分を嫌って、強くなることで、傷つかない自分になろうという防衛の心
理なのです。
自分の弱さを嫌う防衛の心理が強いと、自分の中の弱さを嫌っているので、
その自分が嫌った弱さを投影する女性や、男性を、嫌ってしまうのです。
男性側より、女性側のほうが、自分に近い側ですので、
弱く見える男性より、弱く見える女性を特に嫌ってしまいます。
●自分の弱さを嫌ってできるもの●
自分の弱さを嫌って、強くなろうとすることで成長していくマインドがあります。
ポジティブな面では、しっかりさ、きっちりさ、頑張る力などが成長していき
ます。
そのポジティブな面が成長していくことは、良いことで、いき過ぎない限り悪
いことではありません。
ネガティブな面では、自分の弱さを嫌うので、弱さを叩く攻撃性のマインドが
生まれます。
弱さを叩く攻撃性は、怖いという印象を与えやすくなり、自分にとってのデメ
リットになりやすくなります。
例えば、パートナーシップなんかで、パートナーの弱さを叩いてしまうと、
パートナーに怖いという印象を与えやすく、逆に、優しさいという印象を損ね
やすくなります。
その怖いという印象が、パートナーシップでは遠慮、恐れからの気遣いなどの、
パートナーシップの壁を作ったりします。
●自分の弱さを受け入れることで成長できること●
自分の弱さを嫌う目的は、もう傷つきたくない為に強くなるというのが、
目的だったりします。
でも、先ほどあげたように、それは攻撃性を作ってしまうというデメリット
もあります。
一時期は、弱さを嫌う形で成長していったことも、やり続けると攻撃性など
のデメリットなどが目立ってきてしまいます。
ここで、更なる成長を目指すとすれば、自分の弱さを嫌うやり方を手放す必
要がいります。そして別の成長のしかたが求められます。
その別のやり方とは、その嫌ってしまった弱さを、もう一度受け入れることな
んですね。
そうすることで、更なる成長ができます。
一度嫌った自分の中の弱さを、嫌わずに受け入れていくと、優しさのマイン
ドが成長していきます。
自分の中に弱さがあり、その弱さを抱きしめられてあげられるからこそ、相手の
痛さがわかる、優しさや、繊細さが磨かれていくのです。
優しさのマインドの成長は、ご自身の魅力になります。
その、優しさは、雰囲気や、言動にも、自然とでてくるでしょう。
それを見る人が持つ印象も、とっても良い印象になります。
特に男性は、女性が持つ優しさに、とても魅力を感じますので、
パートナーシップには、とっても大きなメリットになってくると思います。
男性は、大好きなお母さんに怒られるのが怖いというルーツを持っていること
から、女性の優しさに、とても魅力を感じて心がひかれるのです。
優しさのマインドをパワーアップすることは、男女関係にとって、すごい大
きな武器を手に入れることになると思います。
また、男女関係だけではなく、その優しさは、すべての人間関係に役立つこと
になります。
優しさを嫌う人はいませんからね。
そして、対人関係で相手に弱さを見た時に相手を嫌わずにすむことは、
苦手なタイプ、嫌いなタイプな人を減らしていくことになります。
これも大きなメリットになるかと思います。
自分の弱さを嫌っている自立タイプの方で、更なる成長をしてみたいなと思わ
れた時は、自分の弱さを受け入れてみることにチャレンジしてみてくださいね。
たくさんのメリットが手に入ると思います。