自分が信じられません

相談者名
まこ
こんにちは。
初めて相談します。
28歳女性です。
小さいときから虚言癖というか、嘘をつく癖があって
つかなくてもいいような嘘(昔**を習っていた、とか
中学受験をしたことがある・・・など)をついてしまいます。
今は、なるべく嘘をつかないようにしていますが、それでも
時々ついてしまいます。
また、現在二股をかけていて、どちらにもそれぞれ嘘を
ついてしまっている状態です。
早くどちらかに決めなければと思いますが、どちらを選ぶか
決め切れません。
子供のときから大学までずっと優等生で、今も総合職として
働いています。
見た目には普通に社会生活を送っているように見えますが、
自分の中では「こんなひどい人間・・・」と思っていて、自分が
信じられません。
それでも、とっさに自己保身のための言い訳をしたりして、
自分可愛さが目に付くときもあり、それでまた自己嫌悪です。
内面は非常に混乱しています。
どうしたら、心穏やかに生活していくことができるでしょうか。
カウンセラー
根本裕幸
まこさん、こんばんわ。根本と申します。
ご相談ありがとうございました。

> それでも、とっさに自己保身のための言い訳をしたりして、
> 自分可愛さが目に付くときもあり、それでまた自己嫌悪です。

こういう時の自己嫌悪ってすごく辛いものだと思うんですよね。
もう二度としないように誓ったことも一度や二度ではないでしょう?
嘘をつくたびに、ものすごく苦しんでいるのはまこさん自身だと思います。

そうした苦しさをこうして誰かに話すことはとても大切なことだと思います。
気持ちが軽くなるだけでなく、改めて自分を見つめ直す機会になりますからね。
初回無料やボランティアの電話カウンセリングでも構いませんので、
苦しいときは一人で抱え込まずに誰かに聞いてもらおうと思ってください。
それだけでも、少しは心が楽になるかと思います。

そして、そういう部分を見つめていこうとすることが、こうした“癖”を
改善していく方法にもなります。

自己保身のため、とおっしゃるくらいですから、その嘘を付く直前というのは
心理的に追い詰められてる状況かと思うんですよね。
それが優越感を感じたいがためでも、自分を認めて欲しいからでも、
どんな理由であってもね。

さて、

> 小さいときから虚言癖というか、嘘をつく癖があって
> つかなくてもいいような嘘をついてしまいます。

ということですから、何かしら、自分を良く見せなければいけないような環境で育ってこられたのでしょうか?

自分を認めてもらえない、褒めてもらえない、そんな環境にいらっしゃったのかな?と想像します。

子ども達は一般的につい自分のために嘘を付いてしまうことがあります。
それがうまく行くと、嘘を付くのが癖になってしまうんですね。
うまく行く、というのは、狙い通り何かを誤魔化せたり、褒められたり、そういう場合です。

もう記憶には無い昔の出来事かもしれませんが、周りの家族との関係や性格なども含めて見つめなおして見られてはいかがでしょうか?
何か気付く点も出てくるのではないかと思います。

そうした上で「どうして自分がそんなことをしてしまうんだろう?」という意味を前向きに捉えられていくといいですね。
嘘をあまり付かないようにするためにも、二股を解消できるためにも、少々時間はかかりますが、効果的なアプローチではないかと思います。

早く心穏やかな日々が迎えられますことを願っています。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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