必要とされてない

相談者名
ちー
こんにちは。
私は、現在高校3年生です。
クラスの友達について相談があります。

自分は、行動を共にしていた子から、急に態度がかわり、そのあと自分に対する陰口を言われているのを聞いてしまい・・・。
行動を共にすることもあってかすごく傷ついてしまって、どう接していいかわからなくなって、無口になって、態度もよそよそしくなってしまいました。

今思えば、自分が話をしっかり聞けなかったり、人の気持ちを考えず行動してしまったことが、こういうことの原因だったのかな?って思ってみたりします。
そして、この態度がより一層溝を生んでしまったのかなって思います。

でも、「これではいけない!!」と思い、
常に笑顔でいよう、人の話を相槌や反応をしてしっかり聞こう、質問していこうとがんばってみているのですが・・・。

やっぱり、必要とされていない、態度も他の人と違って、
あんまり居てほしくないというか、嫌な感じというか・・・。
話しかけられなくし、絡んでくれなくて・・・。
めんどくさいというか、絡みにくいという話も聞いてしまい・・・。
ある一人の子からは、自分のときだけ不機嫌で・・・。
自分もノリが悪いんだと思うんです。

自分の希望としては、その子達と仲良くやりたいし、必要とされたいし、
みんなと同じように扱ってほしいです。

これからどう接していけばよいのでしょうか?
具体的にどうすればいいのでしょうか?
正直、今とてもしんどくて・・・。
相手が自分に対して、苦手意識を持っている時点で、修復は無理なのかな?
って思います?やっぱり、無理なんでしょうか?

長文の上に、文章下手ですいません。
アドバイス頂けるとうれしいです。

カウンセラー
土肥幸司
ちーさん、初めまして!
カウンセラーの土肥と申します。よろしくお願いします。

以前まで仲良くしていた友達の態度が急に変わり、よそよそしくなったり陰口を言われているのに気付いてしまったとしたら、どう接していいのか分からなくなってしまいますよね。

今までのように自然に接することができなくなり、ぎこちない雰囲気が漂う。更に雰囲気が重くなる。そんな状態になってから、どれくらい経つのでしょうか?例えその期間が短かったとしても長かったとしても高校3年生という多感な時期のちーさんにとって、とても辛いことでしょうし傷つかれていると思うのです。

辛くて寂しいですよね。それに悔しいという気持ちもあるのかもしれません。怒りもあるかもしれませんね。

まずはその気持ちをこのように伝えてみてくださいね。ひとりで抱え込まないでこうやって相談したり誰かに伝えてみてくださいね。

「ひとりで抱え込まないこと」が大切です。

私自身も中学時代がすごく楽しかったせいか高校生活はあまり馴染めなかったのです。だから漠然とした孤独感や人と分離しているような感覚を持ちながら過ごしていました。心を開ける友達っていなかったのです。

「人の心」や「人との関係」というのは「相手の気持ちの状態」や「タイミング」「一緒に過ごしてきた時間」などが密接に影響していることが多いのです。だからちーさんがいくら頑張っても関係性が悪くなってしまうこともあるし、無理して頑張らなくても良い関係を保てることもあります。

そういう面から見ていくと今は無理して以前のように戻ろうとしなくても良いのかもしれませんね。

ちーさんが「以前のように仲良くなりたい!」って。そう強く願う気持ちはよく分かります。ちーさんが切(せつ)にそう思うのは当然だと思います。

でも今は流れ的に、そのグループと距離を置いても良いのかな~と私は感じました。「今は」ですよ。永遠に距離を置くということではなく「今はちーさんの気持ちが穏やかになること」を優先させてあげてほしいなと思ったのです。

そのためにも、ちーさんに優しい人とたくさん接してほしいなと思っています。

その世界(高3のクラスの交友関係)がすべてだと思わないでほしいんです。今はいろんなことが重なって、ちーさんにとって辛い状況になってしまっています。

> やっぱり、必要とされていない、

そのクラスだけの状況を見てしまうとそう思ってしまうかもしれません。
「私は必要とされていない」とか「受け入れてもらえない存在」と思ってしまうでしょう。

でもそんなことないのですよね。ちーさんは自分自身のこともきちんと見つめなおして反省もしています。それが出来るのは勇気のある人です。

> 今思えば、自分が話をしっかり聞けなかったり、人の気持ちを考えず行動してしまったことが、こういうことの原因だったのかな?って思ってみたりします。

このように辛い状況の中でも相手を攻撃せずに自分自身のことを振り返ることが出来る人です。そのようなちーさんを必要としている人、必ずいますよ。

【具体例1】
それが誰なのだろう?と見て(探して)いっても良いのかもしれませんね。自分のことを必要としている人は誰かな?って

そしてちーさんに冷たくする人よりもちーさんに温かく接してくれる人、温かく見守ってくれる人を探していくことも自信回復につながります。カウンセラーともどんどん話してみてもらえたらと思います。カウンセラーや、ちーさんを理解してくれている人たちにたくさん、ちーさんの価値を見てもらってください。

【具体例2】
たくさん褒めてもらってくださいね。

人は認められるとホッとします。そして次第に勇気や良いアイデアが浮かんできます。自信がないまま、「こんな私で良いのかしら」と思いながらびくびくしていても自信はつかないですし、びくびくしながら接している自分自身を受け入れてもらっても安心感は得られないのです。

だから、ちーさんに優しくしてくれる人と接してほしいなと思います。

【具体例3】
良い意味で逃げ場を作っておく。問題や障害に真正面から向き合わなくてもよい時もある。

そうやって自信を回復したときに、またそのグループの人たちと自然にお付き合いができるようになるのではないかなと思います。

私は高校1、2年時はそんなに楽しくなかったのですが高3の時に好きな野球を中学のときの友人とし始めたのです。そしたら、また気の合う友人が増えてきて高3、そして専門学校時代は楽しい交友関係を築くことが出来ました。

【具体例4】
好きなことをする

そういうことも大切なのかもしれませんね。

今、辛いと思います。でも高校3年生のときに感じた、ちーさんのそのちょっとほろ苦い、辛い、寂しい経験がこれから社会に出て行ったときのちーさんの優しさや力になることを信じています。

負けないでくださいね。応援しています。

ご相談ありがとうございました。

土肥幸司

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。 ※2020/3/1より休会中