こんにちは、平です。
すべてにおいて重要なことは、それぞれの状況にどのような“意味づけ”をするかではないでしょうか。
たとえば、いま、あなたに彼氏や彼女がいないのだとしたら、そこにはただ「パートナーがいない」という事実があるだけですよね。
ところが、「情けない」とか「私はやはりダメなんだ」などという意味づけをしてしまうと、ただ「パートナーがいない」という状況がコンプレックスの要因となり、自分がダメな人間であるような、人より劣った人間であるような気分をつくってしまったりするわけです。
すると、パートナーシップへの苦手意識が強くなったり、せっかくのコンパに行く前から、「どうせ、こんどもダメだろう」と思ってしまったりしがちです。
そうして、本来は人生の喜びや楽しみであるはずの出会いや恋をする機会が、あなたにとって、どんどんいやなものになってしまったりするのですね。
ということは、人生を変えるための大きなヒケツとは、「その状況をどのように見るか」といえそうです。その状況に対し、あなたがどんな感情を所有するかがポイントです。
そして、もしも、いやな気分になることが多いということなら、それは、あなたのものごとの見方や考え方を変えることが求められているといえそうです。
いま、パートナーがいないとしたら、確かに淋しい思いをすることもあるかもしれませんが、でも、だからこそ、あなたは自由な時間をもっているともいえるわけです。
では、その自由な時間をどのように使っていくかということですが、「一緒に時間を過ごすパートナーがいない」と不満を言っているだけでは、その自由な時間をドブに捨てているようなものだとは思いませんか?
一人であっても、その時間を楽しく使っていたとしたら、あなたはとてもいい気分であり、いい気分のあなたは光り輝き、魅力にあふれているはずです。
出会いというのは、じつはそんなときに起こるのではないでしょうか。
「パートナーができると充実した気分になる」というのは、もちろん理解できますが、そうなるために、あなたは一人でいるときから充実した時間の過ごし方をすることが大事なのかもしれません。
そして、「一人でもこんなに楽しいのだから、この素晴らしい時間をいずれはパートナーと分かちあいたい」と思えるようになったら、それはパートナーができたときの予行演習にもなっているかもしれませんよね。
「だれかに喜ばせてもらいたい」と思っているときのあなたは、「自分には喜びをつくる力がない」と思っているようです。
そんなときは、「私にはだれも喜ばせることができないし、パートナーができてもその人を喜ばせてあげることはできないだろう」と思ってしまいます。
さらに、「だれも喜ばせることができない私より、もっとあなたを喜ばせることのできる人のほうがいいのでは‥‥?」とも思ってしまうと、その結果、あなたは疑い深くなったり、嫉妬深くなったりしてしまいます。
疑い深くなり、嫉妬深くなることで、あなたは自分が「パートナーを喜ばせるどころか、苦しめている」と感じ、自分自身をよりちっぽけに扱
ってしまうようになります。
とするならば、一人の時間を楽しく、おもしろく使えるようになることや、自由な時間を充実して過ごすことができるようになることが、恋愛
上手なあなたになるために大事なことといえそうです。
「きょうはなんの約束もない」というとき、「とても淋しい」と落ち込むのか、「さあ、どう過ごそうか?」とウキウキするのか。その場面でどう思うのかが、あなたの未来を作るのかもしれませんよ。
では、次回の恋愛心理学もお楽しみに!!