何もしたくない。

相談者名
みほ
何もしたくない。
現在大学2回生です。自分の未熟な甘えた考えで相談してしまいお手間とりますがアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
自分でもどうすればいいのかわからないほど何もしたくないんです。
疲れが取れなくて、ずっと体がだるくて重い感じがします。このような今に至ってしまったきっかけ?はバイトのしすぎと自分に対する甘えだと考えてます。
まずバイトについて、妹の進学など家計の出費がかさみ私も春休みは週6で日勤週4で夜勤してました。学校が始まってからも2ヶ月くらいは、週3で夜勤、週2で日勤でがんばって学校にも行ってました。でもある日突然こんな生活に意義を見いだせなくなりました。私は何のためにがんばっているのか、何がしたいのか、目標も希望も全部わからなくなってしましました。家計が苦しいとか、妹の進学とか、毎日大学に行かなきゃ単位がとか全部どうでも良くなってしまって。家族のために自分のために頑張ってるんだ将来のために!って自分に言いきかせて見ても、そもそも将来に対する希望も見出せないし、、、。
そして大学でもそんなに仲がいい友達いないし、楽しくないしって自分に甘えてしまって結局一ヶ月くらい大学に行けなくて、ずるずる行けないままではだめだって頭ではわかってるんですが、どうしても甘えてしまいます。このままじゃダメだと思い夜勤やめました。それでもっと学業に集中しようとして見ましたが、だめでした。
まとめてみると今の私の問題点は、学校にいけないこと、何もしたくないと甘えて怠けることです。私はもっと頑張れるはずです。こんな自分が腹立たしいです。今期の単位はもはや手遅れです。私は一体何をしてるんでしょうか?ここから抜け出すには、もっと頑張るにはどうすればいいでしょうか?この甘えた性格を治す方法はあるんでしょうか?
カウンセラー
佐藤まゆみ
はじめまして、みほさん。
ご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

私はもしかしたら、みほさんのお母さんよりもずっと年上かもしれないくらいの年齢なんですが、ご相談の内容を読み返していて、こんなに健気な娘を持っている親御さんは、本当にお幸せだなぁと思いました。
みほさんは、とても意志が強くて自分を律する心を持っている「頑張り屋さん」という印象を受けました。

>妹の進学など家計の出費がかさみ私も春休みは週6で日勤週4で夜勤してました。
>学校が始まってからも2ヶ月くらいは、週3で夜勤、週2で日勤でがんばって学校にも行ってました。
>でもある日突然こんな生活に意義を見いだせなくなりました。

この働き方では、いくら若くて元気でも、大変だったと思いますよ。
たとえて言うならゴムひもを思いっきり引き伸ばしているような状態ですね。
長時間ゴムひもを引っぱったままにしていると、どうなると思いますか?
そう、伸びきって弾力がなくなってしまいます。
思いっきり伸ばした後は、縮む(ゆるむ)ことが必要なんですが、みほさんはそれを自分に許すことが出来なかったんですね。

>私は何のためにがんばっているのか、何がしたいのか、目標も希望も全部わからなくなってしましました。

今、【何もしたくない】と思うのは当然なんですよ。
どうぞ、そのことを責めないでくださいね。
時には【何もしない時も、あって良い】のです。

みほさんが、とっても親思い、妹さん思いの方だということは、よく解りました。
でも、ご自分のことはどう思ってらっしゃるんでしょうね。

>今の私の問題点は、学校にいけないこと、何もしたくないと甘えて怠けることです。

これは相当に手厳しいですね。
「自分は甘えた怠けもの」だなんて、とんでもない!
どうやら何をするにもみほさんは、ご自分のことは二の次三の次にしてしまっているところがあるようです。
我慢して、我慢して、我慢して、何が欲しいのか好きなのか分からなくなってしまうなんて、余程のことです。

例えば、妹さんと二人でいるところに、とっても美味しいと評判のお菓子を1つもらったとしましょう。
みほさんならどうされるかな、と考えてみました。
「私はいいのよ。」と言って、妹さんにあげてしまいそうな気がします。
妹さんは、お姉さんの気持ちは嬉しいけれど、「えっ、でも私だけ?」とか「自分だけが食べるなんて申し訳ない。」と思うこともあるでしょう。

他の方法もあるんですよ。
1つしかないお菓子なら、妹さんと「はんぶんこにしよう。」と言って、分けることも出来ます。
そうしたら、二人でお菓子を分かち合えて、どんな風に美味しいのかが解り、2倍楽しめますね。

何もかも一人で背負い込んでしまう必要はないんです。
でも、みほさんがそうなったのには、きっとそれだけの理由があるはずなので、出来ることならその辺のところを、もっとじっくりと、お聞きしてみたいものですね。

どうぞ、自分のことを“甘えた性格”だなんて、思わないでください。
そして今はちょうど夏休みですので、「この夏休みの間は何もせずに、ゆっくりする。」と決めてみてください。
まず、緊張しっぱなしだった心を緩めて欲しいんです。

「ゆっくりする。」と決めてそうすることは、実はこれだけで目標達成になっているんですよ。
「~しなければいけないのに、何もせずにいる私はダメ。」と思うのとは、えらい違いだと思いませんか?

>私はもっと頑張れるはずです。こんな自分が腹立たしいです。

本来のみほさんが、明るく元気な働き者であることは、誰もが良く知っています。
みほさんの表情から笑顔が戻った時、あなたを取り巻く周りの人たちは、きっと心から喜んでくれることでしょう。

もし良かったら、電話カウンセリングなども利用してみてくださいね。

今回はご相談くださって、ありがとうございました。

佐藤まゆみ

この記事を書いたカウンセラー

About Author

1957年生まれのシニア世代。 自身の豊富な人生経験を生かした、自分らしく生きていくためのサポートが好評を得る。 得意ジャンルは、対人関係・自己啓発・恋愛。 “何かを始めるのに遅すぎることはない”の言葉通り、いくつになっても新しい人生を切り開いていけることを、身をもって実践している。