罪悪感

相談者名
双葉
とにかくわたしは、誰に対しても罪悪感でいっぱいです。こころの中で、暴言を吐いてしまいます。
親にも、付き合ってる人にも、友達にも、お話聞いてもらったカウンセラーさんにも。
勝手に頭に、相手を否定するいろんな言葉が浮かんでしまいます。だから、誰とも素直なままの自分でいられないし、相談もできないし、いい子にしてしまいます。
でも、ずっとずっと寂しいし苦しいです。
こんなわたしでも幸せになれますか。
カウンセラー
中村季代乃
双葉さん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃です。
どうぞ宜しくお願いいたします。双葉さんは今、誰に対しても罪悪感でいっぱいでお悩みなんですね。

頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、双葉さんが今、とてもお辛い気持ち
でいらっしゃる事がとても伝わってきました。

自分自身で考えている事、思っている事が素直に表現しないで我慢してしま
うという事は、本当にしんどくて辛いものです。
私たちは多かれ少なかれ、自分自身が思っていたり考えている事を素直に表
現する事をとても怖れてしまう事があります。
素直に表現できないのには色々な理由から来るものであるのですが、その中
の一つに

「嫌われるのが怖い」
「それを出したら自分の側から大切な人が離れていってしまう」

という、孤独な気持ちを感じてしまうかもしれないという感覚があり、それ
だけは回避したいという状況から離れようと無意識に心が動いて自分自身の
考えや思いを表現する事に対してどこかでブレーキをしてしまう事がありま
す。
だんだんと自分の考えている事、感じている事、思っている事を表現する事
が出来なくなってきます。

でも、それって本当にしんどい事だと思うんです。
そして、私たちの多くは
「そんな自分は大嫌い」
「ちゃんと自分自身の気持ちとか思いとか表現できない私はダメな子!」
と自分自身を責めてしまう事があります。

双葉さんも、もしかしたらそういう感覚が心のどこかで時々そういう気持ち
が顔を出す事があるのかもしれませんね。

「私はダメな子!」と自分自身を責めてしまう時、そこに必要な心のエッセ
ンスは『許す』という事なのかもしれません。

『許す』といっても、どういう風にという感覚って誰もが思うと思うんです
ね。
どういう風にすれば、その感覚が得られるのかって、結構分らないものです。

だからこそ、双葉さんにチャレンジして頂きたい事があるんです。

それは、「そんな気持ちの私もいるんだな」という事を自分自身の中で承認
してあげる事です。
そこには、一つポイントがあるのですが、その気持ちを肯定したり否定する
のではなく、ただその気持ちの存在を承認してあげるだけなんですね。

そうする事で、徐々に自分自身の気持ちと繋がり、自分自身の事を信頼し、
自分自身の事を大好きになり、それを持って大切な人達とハートフルなコミ
ュニケーションを取っていく事が可能となるのではないか、と感じました。

そして、自分自身の気持ちを承認していき、色々な気持ちが出てくるかもし
れませんが、もしそんな時は良かったら私たちカウンセラーに双葉さんのお
気持ちお伝えくださいね。

双葉さんにとって、これから先、寂しい気持ちから抜け出してハートフルな
コミュニケーションでワクワクされる一つの切っ掛けとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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