相談者名 | おまめ |
初めまして。以前からこちらのサイトを見て色々と参考にさせていただいていました。今回ご相談したいのは、何事にもやる気が出ず、楽しい気持ちになれないことです。 10年以上前に摂食障害のような感じになり、普通に食事をすることができなくなりました。と言っても全く食べられないわけではなかったので、生理がない以外は身体に支障もなく普通に生活していました。家族は主人だけで一緒に食事をする機会も少なかったため、一緒の時は別の物を食べるなどして過ごしていました。 専門機関に診療を受けることはなく、自分なりに本を読んだりして治す努力はしてみました。育った家庭や主人との関係の問題に気付くことができました。 その後調子はあまりよくならず、1人で病気に向き合うのも無理を感じたために、精神科へ行ってみました。抗うつ剤を処方されましたが、あまり効果はありませんでした。担当の医師には精神分析を勧められたのですが、その医師があまり好きではなかった為、精神分析は受けずその病院へ行くのもやめてしまいました。 一昨年の冬、精神状態が悪くなり仕事を続けるのに無理を感じたため、仕事を辞めまた別の病院へ行くことにしました。そこでも抗うつ剤の処方をされただけで、特に状態が良くなることはありませんでした。 昨年ここに引っ越しをしてきて、今は短時間の仕事をしています。今の仕事を始めてから、食事についてのこだわりが減りだいぶ普通の食事が摂れるようになったと思います。以前に比べれば苦しいことは減りましたが、楽しいことはありません。こんな生活にも疲れてきて、死にたいとまでは思わないものの、ふと消えてなくなりたいと思うことはあります。 先日、久しぶりにこちらのサイトを見て、やはり根本的に治す必要があるとは思ったのですが、どうしてよいか分からないでいます。カウンセリングというものを信用できない気持ちもありますし、カウンセリングを受けても自分のことをきちんと話せる自信もなく、話をするパワーも足りない感じです。何かアドバイスがあればお願いします。 | |
カウンセラー | ながのひろみ |
おまめさん、こんにちは。 担当させていただくながのひろみです。今回はご相談ありがとうございます。 勇気と力を振り絞ってこちらのコーナーを頼っていただいたことを嬉しく思います。 随分長いこと頑張って来られましたね。言葉では簡単に語り尽くせないほど大変な日々だったことでしょう。長年の疲れも溜まっていらっしゃることと思います。 昨年引越しをされてからは、以前よりも苦しさからかなり解放されたとのこと、よかったですね。私たちは食べ物から生きるエネルギーをもらっています。普通に食事が取れるようになったというのは、体に命のエネルギーが行き渡るようになったということです。環境を変えられたのが、よい結果に繋がったようですね。 しかし、生きることはなんとかできるようになったものの、それに積極的に取り組んでみたり、人生を楽しむという気持ちにはまだなれないでいらっしゃるようですね。 ヨットで海を航海することにたとえたら、「ヨットにはなんとか乗れて波間に漂うことができるようになった。でも、海の向こうに漕ぎ出そうという気持ちにもなれないし、ヨットでの航海を楽しもうという気持ちにもなれない」感じだと思います。 カウンセリングをヨットの航海でたとえていうなら、羅針盤のようなものと考えていただけたらいいかもしれません。おまめさんが北へ行きたいと羅針盤を見れば、北を指して“こっちの方角ですよ”とお知らせします。間違って南に進んでいれば、“方向が違っていますよ”とやはり針でお知らせします。また、前に進みたくないときは、針は方向を指したまま、静かにおまめさんのそばに寄り添います。 初めてカウンセリングを受けるときは、とても緊張しますよね。しかも電話カウンセリングですと顔も見えないですし、不安な気持ちもいっぱい出てくると思います。私も初めて利用したときは、とてもドキドキして電話した記憶があります。 でも、安心してくださいね。 人はありのままの自分を受け止めてもらうと、癒しが起こります。 カウンセリングサービスにはたくさんのカウンセラーが所属しています。 まずは、ありのままのおまめさんを受け止めてもらうことから始めてみませんか? |