今回は、幸せというものは、その人にとって、ちょうどよい、心地よいと感じられるところにあるというお話をしていきたいと思います。
カウンセリングのときには、よくコーヒーの味に例えてお伝えしています。
みなさんはコーヒーはどんな味が好みですか?
ブラックで飲むのか、砂糖やミルクをどのくらい混ぜて飲むのかによって、自分なりの好みの味にしていくことができますし、
さらにこだわれば豆の種類や煎り方、カップの種類、入れ方にもこだわって、ちょうどよいところ、心地よいところを追求して、より幸せな気分でコーヒーを飲むことができますよね。
その他には、お料理の味についても、レシピどおりに丁寧に味を再現するだけでなく、自分なりの味付けをすることで、食べたときにぴったりペストな味を堪能できて、ちょうどい、心地よい、幸せを手に入れることができると思います。
また、他の例えでは、ファッションのがんばり度合いについても同じことが言えるかもしれませんね。身に着けるものがすべてブランド物でがんばりすぎているよりも、さりげない自然な自分に似合った位置にたどりついたときに、ちょうどよく、心地よい、幸せが手に入ったといえると思います。
さらに範囲を広げると、携帯やPC、インテリア、住まいや、職業、対人関係や恋愛や結婚など、自分の人生のあらゆる場面を、ちょうどよい、心地よいところにカスタマイズするだけで、人生全体が幸せなものになってくるといえると思います。
いずれにしても、まずは、自分で自分好みにちょうどよく調節していこうと目標設定するところからはじまります。
初めから簡単にうまくいかなくても、失敗しながら、お料理やファッションのように、少しずつ、ちょうどよい、心地よいところのコツがつかめるようになってくるでしょう。
一杯のコーヒーのように、できるところから、自分好みにカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?
日々の生活をハッピーにするヒントにしてくださいね。