忙しい時間を過ごしていると、心が忙しさになじんでしまい、せっかく時間に余裕があるときでも、心が無意識的に、つい忙しさを、つくりだしてしまうことがあります。
例えば、いつもの習い事が、臨時のお休みになって、スケジュールが空いたのだけど、つい友だちとの約束を、入れてしまうなど、時間に空きができても、すぐ自ら埋めて、しまうことも、ありますし、
仕事が思ったよりもスムーズに進んで、今日は定時で帰れそう♪
と思っているところに、トラブルが発生、そして、残業確定。
と、こうして、トラブルをつくりだしてしまうこともあります。
また、忙しくて疲れているので、今日こそはゆっくりお風呂に、浸かって体を休ませて早く寝たいと思っているのに、だらだらと深夜までネットサーフィンをしてしまい、結局、シャワーで簡単に済ませて、寝不足と疲労解消は翌日に、持ち越しとなってしまうということもあるかもしれません。
このような状態が続き、忙しさが重なると心や体は疲れを、ためこみます。すると、イライラしてしまったり、注意散漫に、なったりするなど、大きな対人関係のトラブルや病気、事件事故などを、引き起こしてしまうこともありますので、気をつけたいものです。
こんなときは、あえて意識的にゆっくりとした時間を過ごして、心をゆとりある状態に慣れさせることが役立ちます。
特別なことをする必要はありません。ただちょっとイスや、ソファーなどに腰掛けて、
○思考で
○感情で
○身体で
はじめは1日3分でもよいですから、ゆっくりとくつろいで、おちついた時間を感じてみましょう。
瞑想のような感覚でも、よいですし、過去にゆったりとくつろいだときの、ことを思い出して、イメージしてみるのもよいでしょう。
短い時間でなじむことができると、さらに長い時間ゆとりを、もつことにも、なじむことができるようになってきます。
習慣になれば、知らず知らずのうちに、よりハッピーな時間が増え始めることでしょう。
忙しい師走だからこそ、おちついた心で、1年の締めくくりと、新年への準備に望みたいものですね。
みなさんのハッピーライフのヒントにしていただければと、思います。