”繋がり”や”愛”を感じられる自分になる方法

世界水泳に世界陸上、そして世界柔道!とスポーツのイベントが目白押しでしたね。
ミーハーな私は普段はあまり新聞のスポーツ面やスポーツ番組を見たりしないくせに大きな大会となるとついついのめり込んで見るタイプです。
そしてTVの前で(会場に行かないのがにわかファンの証拠(笑))、息を呑みながら応援しています。
地元では阪神タイガーズが頑張っているのでTVで取り上げられる機会も多く、ますます私のにわかファン心に火がつきます。
みなさんも誰か応援された選手はいらっしゃいますか?
スポーツ選手や芸能人だけにとどまらず、私達の人生の中で実は「誰かを応援する」というのは、人生をより豊かにするのに必要な要素なのです。

多く私達は落ち込んでいる時には「自分は1人だ」と感じます。
そして誰にも頼れない!と1人で頑張ったり、誰も助けてくれない!と人間関係にがっかりしたりもします。
そこでは相手との”繋がり”が感じられなかったり、”愛”がないように感じてしまうのです。

しかし私達は誰かを応援し、誰かの成功を祈っている時には、この孤独から開放されます。
応援していた選手が勝った時にガッツポーズをしたことはありませんか?
選手が懸命に戦う姿を見て、勇気を貰ったことはありませんか?
お気に入りの芸能人が賞を取った時に、とても誇らしげな気持ちになった事はないでしょうか?
友達が勇気を出して好きな人に告白して恋が実った時、一緒に飛び上がって喜んだことはありませんか?
友達の夢が実現した時に、まるで自分が成功したかのように涙した事はありませんか?

誰かに声援をおくっている時、そこでは私達は自分を責めません。
誰かの幸せを祈っている時、そこでは私達は強くなれるし、一緒に前に進めます。
相手の頑張りを承認したり、相手の成功を思い描くというポジティブな方に心の力を使うので、そこでは自分自身のネガティブな部分を攻撃する方には意識が向かないのです。
相手の成功をまるで自分のことのように喜べたり、まるでその人が自分の家族であるかのように感動している時には、私達はその相手を通じて一緒に自分自身の成功や称賛に近づいているのです。
そこでは、相手との”繋がり”が感じられ、自分の中や、周りの人の中にある”愛”を感じられるのです。

そして今度は自分に向けられている声援や祈りに気づけるのです。
それをプレッシャーとして感じるのではなく、自分への祝福や承認として受けとることが出来ますよ。
もし繋がりや愛が感じられないように思える時には、あなたにとって大切な誰かの幸せや成功を祈ってみてください。
あなたから差し出された絆や愛は、廻り回って必ずあなたの元に戻ってきますよ。

この記事を書いたカウンセラー

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恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。