人の幸せ(良い状態向かっていくこと)を祈ることは、自分自身が幸せになる方法の一つです。
祈るという表現に抵抗がある人は、人のことを思いやりを持って思うという考え方をしていただければと思います。
「彼の仕事が上手くいきますように」
「彼女にとって良い1日でありますように」
「おばあちゃんが元気になりますように」
というように人のために祈っている時は私たちはどんな気持ちになっているのでしょう?
そうです!やさしい気持ちになっていますよね。
人のことを思う気持ちで心が暖かくなります。
人のことを祈ることで自分の心を良い状態に整えられます。
例えば、両親の仲が悪かったとします。
両親がケンカしていることに対して『もう!ケンカばっかりいい加減にしてようね(怒)』と怒りながら両親の不仲を見ていることもできますが、『お父さんとお母さんが仲直りできますように』と祈りながら両親を見守ることもできます。
後者のほうが自分自身の心は穏やかな気持ちになれますね。
そして祈りの気持ちをこめた分だけ、本当に両親が仲良くなった時は嬉しい気持ちになれると思いませんか?
仲直りができた両親達も嬉しいと思いますが、仲直りできるように祈った子どももとても嬉しいはず!
祈りのもう一つの効能は、人の幸せを祈り本当にその人が幸せになった時祈った人も喜びを感じれることであります。
例えば「孫が受験に受かりますように」と仏壇に向かって毎日拝んでいるばあちゃんがいたとします。
孫が受験に受かった時に、受かった本人も嬉しいですが、孫が受験に受かるよう祈っていたおばあちゃんも嬉しいです。
もしかしたらおばあちゃんのほうが喜んだということもあるでしょう。
人の幸せを祈り、祈ってあげた人が幸せになった時にあなたが想いを込めた分だけあなたに入ってくる喜びも大きくなるんですね。
心が暖かくなれるように今日は意識的に誰かの幸せを祈ってみませんか?
幸せになって欲しい人を誰か(自分以外の誰か)の顔を思い浮かべてください。
幸せという言葉がピンと来なかったら「健康」とか「成功」とか今よりより良い状態になって欲しい人を思い浮かべてください。
そしてその人の為に心をこめて祈ってあげてみてください。
あなたが幸せになりますように。