あなたは自分の才能を知っていますか?
才能と言うと特別な人がもっている特別な能力というイメージを思い浮かべる人も少なくないと思います。
才能というのは特別な人にだけではなく全ての人が持っている物なんです。
才能は本人にとって当たり前のようにできることや、あるものが多いため、本人がそれを才能だとは気づきにくいものなんですね。
例えば、自然な気遣いが上手な人っていますね。
言葉遣いや、行動に他者への心配りや、配慮があり『いいな~』『やさしいな』と思わせるような人です。
本人は頭をフル回転させて考え抜いてやっているわけではなく、自然とやっていたりするんです。
特別なことではなく自然にできることなんですね。
自然な気遣いが上手にできる人にとっては、『こうしてあげたほうがいいのでは?』と自然と気付いたことをやっているだけなので、本人的には、これが才能と気付きにくいんですね。
しかし、人によっては、そんな自然な気遣いができるような人になりたいと思って何冊も本を読んだり、気遣いが上手になれるようなセミナーにいくなどの努力をしている人もいます。
本人的に自然にできること、普通にできること、当たり前にできることは、それが自分に持っている才能だとは気づきにくいんですね。
しかも本人にとっては当たり前のようにできることなので、人によっては他者から「気遣いができていいよね」と褒められても、「そんなのたいしたことないよ」「誰でもできることだよ」と思ってしまうこともあるでしょう。
こう思ってしまうと自分の才能に気付きにくくなります。
できれば他人から褒められた時は、自分の長所なんだなと素直に受け取りたいものです。
自分の才能に気付けるとその才能をどういう風に使おうかと考えることができます。
逆に言うと知らないとどういう風に使おうかは考えられないですよね。
「私の才能は気遣いができるところだから、この気遣いを活かして今日のコンパで大成功を勝ち取ろう!」というように(笑)
あなたが当たり前にできていることを、『もしかして、これって私の才能なのかも?』と疑ってみる目を持ってみませんか?