怖れを味方につけよう♪

夢を実現させたいとき、やりたいことに力を注ぎたいときに、何だかうまくいかないような感じがすることがありませんか?
やけに周りの声に敏感になったり、不安を感じたり・・・。

その陰に隠れている感情の一つに、『怖れ』があります。
怖れは、一般的にネガティブなものとして、捉えられがちです。
こういう場合に出てくる怖れの多くは、前に進む怖れであったり、変化することに対する怖れであったりするんですね。
私たちのセンサーはとても敏感で、未知の世界に遭遇する前や過去の失敗に似た状況があるとサインを出してくれます。
怖れを怖れとしてみるだけであれば、感じたくない、要らない感情となってしまいます。

しかし、怖れを『私たちを守ってくれるナイト』とするなら、いかがでしょう??

・この先に経験したことのない何かがあるよ。
・この前躓いた状況と似ているよ、気をつけて。
 …というようなメッセージを、怖れは私たちに伝えているのです。

怖れは、私たちが傷つかないように働いているわけですね。
どうやら、怖れはネガティブな側面ばかりではなさそうです。
怖れが大きければ、大きいほど、
私たちを守ろうとしていることを感じることが出来ます。
そうすると、怖れが憎めないやつになってしまうのです。

そして、もう一つのポイントとして、怖れは私たちに傷ついて欲しくないだけで、私たちに前に進んで欲しくないわけではないということです。
このナイトの『私たちに傷ついて欲しくない気持ち』を受取り、感謝して、この先に歩を進めてみましょう。

『私を守ろうとしてくれて、ありがとう。
あなたがいるから、気をつけて、この先を進むことが出来る』というように・・・。

怖れに感謝すること=怖れを認めることになり、
認めてしまえば、感情はそれ以上に大きくなりません。
警戒注意報も、解除となります。
そして、晴れて、夢ややりたいことに近づきやすい状況を、作ることができます。

これは家族や友人、恋人が私たちを心配してくれる気持ちにも、応用することができます。

『気持ちを受取り、感謝する』

そう、あなたの周りには味方がいっぱいです。
怖れだって、味方にできるのです。

この記事を書いたカウンセラー

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人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。