幸せをある程度つかむことが出来ると、何となくこんなもので良いかな?と思ってしまうことってありませんか?
最高の幸せをつかみたいと思いつつも、70%ぐらいが手に入ると、70%ぐらいで、何となく満足してしまう。
それ以上望んではいけない。
これ以上を望むためには、大変な努力が必要に感じたり。
などと、理由はいろいろあると思います。
こんな時に、心の中では幸せの枠が出来てしまっているんです。
私たちは子供時代に、『わがまま言ってはいけません!』などと躾けられたりします。子供時代には、あれもこれもと心は膨らんで行きますが、多くを望むことはいけないことだと学習してしまいます。
あるいは、自分の行動の結果、上手く行かなかった経験などから、「高望み」したからじゃないかと思ってしまったりするかもしれません。
こんな風にして私たちは、自分の幸せを「ある程度」の枠で囲ってしまうのです。枠で囲ってしまうと、枠で囲った範囲内の幸せしか手に入らなくなってしまいますから、もったいないですよね。
そこで、この枠をはずして、自分が本当に手に入れられるだけの、フリーな状態に戻して見ることが大切になってきます。
この枠を持っている時には、私たちはこんな風に考えたりします。
『この色は私には合わないな。』
『こんな仕事は私には無理かな。』
などと、『合わない(似合わない)『出来ない』『無理』『いつか・・・』
『まだ早いかな』と言う自分に与えられる価値やチャンスを否定したり、先送りにするような言葉を無意識に使ってしまったりします。
自分自身でこのぐらいの幸せが似合っているかな。と枠付けをしてしまうんですね。
そこで、これらの言葉をこんな風にしてみるとどうでしょうか。
『この色は私に似合うのかも。』
『こんな仕事私に出来るかも。』
この色が私の前に提示されたと言うことは、似合う可能性があると言うことですよね。
この仕事が回ってきたのは、私には難しそうだったり、厄介だけど、きっと出来ると思ってくれたから、回ってきたのかもしれません。
そんな風に思ってみると、先に枠を作ってやめてしまおうと思っていた時に比べると、『可能性』が大きく広がっていませんか?
出来る出来ない(合わない)を先に自分で決めてしまうよりも、めぐってきたチャンスに乗ってみる。
と言うことが、幸せの枠を広げることにつながってくるんですね。
チャンスがやってきたと言うことは、あなたに幸せになるチャンスがやってきていますよ。と言うことでもあるのですから。
ぜひ、その波に乗って幸せを広げてみてくださいね。