相談者名 | はやか |
私の悩みは、いつもどこか体調が悪いことです。どこか悪いところ、痛いところが治ると、またすぐ別の場所が痛くなったり、体調を崩したりします。自分で分析してみると、自分に自信が無いことと、自分自身を愛せていないことが関係するのかもしれませんが、無意識的に心配してもらうことが愛されていることだと思っているのかもしれません。また、私自身も私のことをどこか心配しているのです。そして、何に対してもとても心配性です。ただ何かに集中しているときや、楽しいときはその痛みは忘れているので、「実際本当に体調良くないのか疑問だ」と主人には言われます。自分のキャラクターとしても、友人にはちょっと危なっかしいとか、放っておけないタイプに思われているようです。 また、人生を思い返してみると、今までほぼ常に何かしらで悩んできて、友人にも「あなたは悩むのが好きなんだよ」と言われたりしました。それがなくなることが不安なんだと。自分ではそういう状況から抜け出したいのに。私の父も常に体調が良くなくて、大量の薬を飲んでいます。でも、別に病院に行ってもひどい病気なわけでは無いのです。自分の父と私はとても似ていて、全く同じような症状な気がします。(もちろん痛い場所は違うのですが、常にどこか体調が良くない、病院に良く行くなど)母の口癖はいつも「大丈夫?」と心配口調なので、それも関係あるのかなと思っています。 私も結婚して、主人は母のように心配するわけではなく、本当に心から信頼し、愛してくれていると思います。どうにか自分の体調を良くして、幸せに生きたいと思うので、何かアドバイスを頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いします。(爪を噛む癖も未だに治らないので、それも何かしら関係しているでしょうか?) | |
カウンセラー | 小島佳織 |
はやかさん、はじめまして。 今回、回答を担当させていただくことになりました小島佳織です。 どうぞよろしくお願いします。はやかさんの自己分析はとても素晴らしいですね。自信がないこと、自分を愛せていないこと、また、ご両親との関係に至るまで、今までじっくり自分と向き合ってきたからこそ、こんなにしっかりとご自身のことを分析できていらっしゃるのだと思います。 そして、はやかさんが挙げてくださった要因は、体調が悪い事となんらかの関係性があるように私も感じます。 さて、はやかさんが一番最後に”爪を噛む癖”についても質問してくださっているので、そこから考えてみたいと思います。 愛情不足と言っても、それはあくまでも子供の視点で見たときの話です。 そんなとき、ちょっと熱を出したりするとどうなるでしょうか。お母さんは、いつもより優しく、たくさん甘えさせてくれます。きっと、「病気になるといっぱい愛される。」って感じがしたのではないでしょうか。 そんなはやかさんに、是非チャレンジして欲しいことがあります。心配してもらうこと以外でも、いろんな形の愛情をたくさん受け取れるようになることです。いろんな形で愛情を受け取れるようになると、「心配されることが愛されること。」という概念から解放されやすくなりますし、”愛される自分”を受け取ることで自分を愛しやすくなるというメリットもあります。 それから、お母さんの口癖が「大丈夫?」と心配口調であることも体調不良に拍車をかけてしまったのかもしれませんね。 元気で何の問題もないとき、何度も「大丈夫?」と心配そうに尋ねられると、「あれ?私本当に大丈夫かな?」って心配になったりすること、ありますよね。はやかさんの場合も、お母さんから頻繁に「大丈夫?」と尋ねられるうちに、自分自身でも「私、本当に大丈夫かな?」って確認する癖みたいなものがついてしまったのかもしれません。 心配してしまう癖を変えるために、まずは言葉から変えてみませんか? 言葉ってすごいパワーがあるんです。何度も「大丈夫?」って確認されるとなんだか心配になってしまうように、「大丈夫。きっと大丈夫。」って繰り返し言うことで、自分の言葉からポジティブなエネルギーをもらえたりします。自己暗示みたいなものですが、はやかさんは今「大丈夫じゃないかもしれない。」っていう自己暗示にかかっているとしたら、「大丈夫」という自己暗示が効果的かもしれないということです。 今回はいくつか提案させて頂いたのですが、できることから、是非チャレンジしてみてくださいね。 |