夫の子供を欲しいと思わなくなった今離婚を考えています

相談者名
はな
11年。私は32歳夫は45歳です。13年が離れているからかとても優しくしてもらっていました。結婚して一年後、二人の夢であったお店を持ち頑張ってやってきました。(でもこの時代。お世辞にも経営がうまく行っているとは言えなく自転車操業状態です。)それでも私たち夫婦は年中一緒に居る割には仲が良かったと思います。私が29歳を迎える頃、30前ぐらいで子供がもてたらと思っていました。でも店の事を考えると子供なんてとんでもないって感じで。少し焦りや不安がありました。その後私は思い切って子供の事を夫に言いました。私が甘い考えだったのかもしれません。今は無理だけどもう少し頑張ってついてきてほしい。そんな言葉をどこかで期待してたのかもしれません。けど、夫は「お前はしっかりしてないから子供なんか育てられない」と返ってきました。コレにはかなりショックでした。Maxで頑張ってきた私にはとてもこたえました。女としても、妻としても、仕事のパートナーとしても、否定されてしまったようで。それ以来私は夫に対して??離婚と言う文字も浮かび始めて、だんだん夫を避けるようにもなりました。以前から喧嘩をすれば仲直りを求めるのはいつも私でした。私からコミュニケーションをとらなければ、一ヶ月口を利くことはありません。夫と喧嘩をすると、とても威圧感がありいつも私は言いたいことの半分も言えなくなってしまいます。俺がお前に命令して何が悪いんだ(対等ではない?)と言われたこともあります。私は店も店の仕事も好きです。けれど喧嘩をするたび夫からは気持ちは離れていく。そんな状態が続いて、身体も壊し笑うこともできなくて。その頃にはもう夫の子供が欲しいと言う気持ちはありませんでした。ダメだ。と思い離婚したいと言いました。それから一年以上経ちますが、状況はあまり変わっていません。私はお店を失くしたくないし、ずっと営業をしててほしいのです。ただ私が居なくなったら営業できなくなるのも明様に分かります。せめて別居とも考えましたが、金銭面ですることができません。(自営なので小遣い程の給料しかありません)そんな生活をしていると、時々いっぱいいっぱいになってしまいます。夫に言われたあの言葉のショックから今も抜け出せられない私がいます。でも今は友達のおかげで笑って過ごしています。アドバイスをいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
カウンセラー
中原謙一
私はカウンセラーの中原謙一と言います。

よろしくお願いいたします。

メールを読ませてもらって、私が感じたことがあります。

それは、お互いちょっとしたすれ違いがあるんだなと。

おそらく、はなさんはご主人がいっていることを100%信じているのでしょうが、実
際彼のいっていることの全てが真実とは感じられません。

理由として、ご主人の言葉遣い、表現にあります。

ご主人の言葉遣いがずいぶん感情的で、怒っているようですが、おそらくはなさんは
彼が怒っているととらえたのではないでしょうか?

実際怒っているのも事実だと思いますが、ご主人の感情にはもう一つ隠れているもの
があります。

それは「助けてくれ」という言葉です。

多くの男性は、責任を果たすことで「愛」を表現しようとします。

ご主人にとって、「お店」は愛の形なんでしょうね。

ただ、その「愛の形」であるお店がうまくいっていないと感じたとき、ご主人は「は
なさんに苦労をかけてしまっている、申し訳ない」と感じていたのでしょう。
しかし、そこで感情のままに表現してしまうと、ご主人からすると「弱さ」をはなさ
んに見せることになります。

自立した男性にとって、「弱さ」を見せるということは「死ぬ」ことと一緒なんです
よ。

ですので、ご主人は必死に「強さ」を保とうとして、「弱さ」を悟られないように、
はなさんにきつい言葉で当たってしまったのではないかと考えられます。

もし、今はなさんにできることがあるとするならば、私から一つ提案があります。

それは、ご主人を救えるのははなさんしかいないということです。
ご主人はだれにでもはなさんに対するのと同じような言葉遣いをしないのではないで
しょうか?
はなさんにだけ、きつい言葉を浴びせるのではないでしょうか?

だとすると、ご主人は間違いなく、はなさんに甘えています。

もし、はなさんがご主人を「助けたい」とほんの少しでも思えたのであれば、ご主人
を助けてみてはいかがでしょうか?

やり方は簡単です。

ご主人を、褒めて欲しいんです。
どんな当たり前のことでも、どんな簡単なことでも。

始めはすごく嫌がるかもしれません。
怒られるかもしれません。

それでも、ご主人を褒めて欲しいんです。
もし、ご主人がはなさんの褒め言葉を受け入れることができるようになれば、ご主人
は間違いなく成長できるでしょう。

そして、ご主人が成長すれば、はなさんに対する態度も、お店の状況もより良く変化
する可能性が高くなります。

最低1ヶ月。

「ありがとう」
「すごうじゃない」
「よくできたね」
「よくがんばったね」

まるで小学生を褒めるように、いっぱいご主人を褒めてみてください。

このような問題は、簡単に解決できるような問題ではありません。
はなさんにとっては、忍耐との戦いになります。

もし詳しいことが知りたい、ここの意味を教えて欲しい、というのであれば、ぜひお
電話ください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

はなさんの人生にとって、ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。

ありがとうございました。

中原 謙一

この記事を書いたカウンセラー

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