お風呂に入れない

長年うつを患っております。早く苦しい毎日から脱け出したいです。
運動や勉強など、いろいろ努力したいのですが、まず普通の日常生活が出来ません。
食事も面倒でなかなか食べられない状態です。
ことさら困っているのは身の回りを清潔に保つことが出来ないことです。
お風呂になかなか入れません。
やる気を振り絞って薬をオーバードーズして頑張って入りますが、一度入ると２～３時間かかります。ゆっくり湯船に浸かっているのではなく、ずっと洗いっぱなしです。
長い間入らないので垢だらけで顔の皮膚を爪で剥がして洗うことをします。身体も垢擦りでごしごしします。止めないとと思い、爪を深爪して皮膚を削れないようにしたこともありますが、気持ち悪くて、爪のない指で掻きむしり血だらけになります。
入った後は疲れてしばらく動けません。
一度浴室で濡れてしまえば入れると聞きやってみましたが、嫌になって泣き叫んだ揚げ句嘔吐してずぶ濡れのまま出て来ました。

お風呂に嫌な思い出があるとか、パニックになるとかは無いです。
入れば気持ちよくすっきりすることも分かります。
でもなかなか入れなくて、今も二週間入れていません。
着替えるのも洗面も出来ません。
自分が臭くて仕方なく、外出も出来ません。
外出する予定を入れてみたら前日に入れるのではとも思いましたが、やっぱり入れず予定を守れずさらに落ち込みます。
とにかく面倒でたまりません。
なんとか3日に一度でも入れて外出出来るようにしたいのですが、どうすれば良いでしょうか？
お返事よろしくお願いいたします。

もしかすると「こんな状態になっているのは自分だけでは」
と、考えておられたかも知れませんが、だいふくさんだけが、
悩んでおられることではないんですよ。
同じように悩んでご相談頂いた方たちが、楽になっておられ
ますし、日常を取り戻しておられます。

これまでずっとお１人で悩みを抱えて、「何とかしよう」と
出来る限りのことに、チャレンジしてこられていますね。
思うようにいかなかった時の落胆や、ご自身を責めてしまい、
嫌悪感が大きくなって、本当に苦しかっただろうな・・・と、
私には感じられました。こうしてご相談頂くことも、かなり
悩まれたのではないかなと思います。
少しでもだいふくさんのお気持ちが、楽になって頂け るよう、
お伝えしていきたいと思います。

うつを発症する方は、真面目で几帳面・頑張り屋・完璧主義・
「出来ない」「無理」と言えない、と言った共通点があると
言われています。
「○○しなければいけない！」「○○してはいけない！」と、
自己規制（自分が自分に厳しいルールを強いる）が、無意識に
強くなっていることもあげられます。

人には精神的・肉体的に限界を超えてしまった時、自分自身を
守ろうとする反応が起きます。ブレーキをかけるんですね。
うつを発症するのも、無意識からの緊急避難的反応だと考えて
頂きたいんです。決してだいふくさんが弱いからとか、努力が
足りないからではないことを、分かってあげて欲しいんですね。

うつの症状の 中で、『無気力』な状態が起きるのも、余りに
心身が疲れすぎて、頭でコントロールしようとしても、心や体
が反応できなくなってしまうからなんですね。

今だいふくさんに気づいて頂きたいことは、本当の意味で、
『自分を休ませる必要がある』言うことなんです。
「早く治したい」と言う焦りや、「病気になった自分が、
受け入れられない」と言う場合もあるのですが・・・
元々真面目な人であればあるほど、「病気だからと言って、
ダラダラと生活してはいけない！」と、自分を厳しく律し
ようと考えられる方が多いようです。

このように「無理にでも元に戻そう」と頑張ってしまうと、
更に緊張が強くなり、リラックスすることが難しくなるんです。
今最も大切 なことは、心も体も【緩ませる】ことなんですよ。
それが本当の意味で、『自分を休ませる』ことにつながります。

食事が出来ないことや入浴出来ないと言う、１部分を取り上げて、
「何とかしよう！」と頑張るのではなく、大元の心＝自分自身を
見てあげることで、心や体がどんな状態なのか？に気づけます。
その部分に気づいて頂くことが、悩みの解消いつながるんですね。

【緩ませる】とは、「自分を楽にしていい」とだいふくさん自ら
許可を出してあげることでもあります。
心や体を【緩ませる】と、崩れていたバランスが戻ってきます。
よかったら私達カウンセラーに、詳しいい話を伺わせて下さい。
サポートをさせて頂けたら嬉しいです。
カウン セリングサービスでは、電話でのご相談も承っております。
初回は無料ですので、ご遠慮なくお電話下さいね。
この回答が、少しでもお役に立てば幸いです。
ご相談ありがとうございました。