初めまして、YUKIさん。カウンセラーの寺島です。 今回はご相談ありがとうございます。メールを読ませていただいて、 YUKIさんは、ものすごく人生を頑張って生きてこられて、 いっぱい苦労されてきた方なんだな~と思いました。 女手1人でお子さんを育てていらして、 もしかして、お母様の面倒もみていられるのでしょうか? とても大変な生活を辛抱していらっしゃるのだと思います。 頑張りやさんの自分をぜひもっともっと褒めてあげて、 そして優しく優しくしてあげるようにしてくださいね。 ところで、私も生理痛は2ヶ月に1度はひどく痛むので、 YUKIさんの気持ちがよくわかるような気がしました。 私の痛み方は、まず下腹部がきゅーと引き絞られるような、 連続した痛みが襲ってきます。 そういう時は、歩けもしません。 もう、ひたすら布団に横になって、布団の縁を掻き毟りながら、 痛みが和らぐのをじっと待ちます。 鎮痛剤も飲みますが、あまりの痛みに通常の2倍飲んだり、 (マネしないようにね~) 制限時間を早めて飲んだりしましたが、 それでも痛みはあまり軽くはなってくれません。 ちなみに仕事の方はどうしているかというと、 ※寺島は普段大手PC会社の派遣社員もやっている、 2足のわらじカウンセラーだったりします(^^) 会社には「生理の痛みがひどいのでお休みください!!」と、 はっきりお話してお休みをとらせてもらいます。 派遣社員なので、生理休暇とかはナイです。 ただ正直な理由を申告してるだけなのでカンタンです。 とりあえず、私の会社の人は何もいいません。 私の時給が減るだけなので。 昔は、それでもたくさん痛み止めの薬を飲んで、 会社にいっていたこともありました。 でも、PCの前に座っても、痛みに気をとられて、 仕事にならず、冷や汗をかいているばかり。 電話の取次ぎも話を覚えていられる余裕すら持てませんでした。 しかも、上野駅のトイレで貧血を起こして、 意識不明になりかけたりしたことがあるんですね。 今思い返しても、すごいアホや~と笑ってしまうのですが、 トイレでパンツ下ろした状態で、貧血で意識を失いかけながらも、 “ここでこの格好で非常ボタン押して、駅員さんにヘルプしたら、 アタシは嫁にいけなくなるくらいのトラウマになりそう~!! でも、このまま気絶して死んだら、そもそもどうするんだ~!! こんな格好で死体発見されたら、すんごいかっこ悪い死に様だぁぁぁ” と、本気で葛藤しておりました(^^;) でも、生理痛で苦しむ女友達たちにこの話をすると、 意外と、皆が本気で共感してくれるんですね。 相手が共感してくれるほど、 “ああ、貴女も生理痛で苦しんでいたのね。 私1人じゃないんだわ~”と妙にほっとしたり、 二人で意気投合したりできます。 ※ ちなみにこういうタイプの話で、 もっと悲惨なのは、”花粉症”の方も同じらしいです。 世間には”花粉症休暇”の概念もないのですから。 結局、痛いままで、会社に行くことは、 本人も周囲にも辛いし、仕事もはかどらず、 逆に疲れてその状態を長引かせてしまうとわかったので、 痛いときはさっさっとお休みし、早く治す法が、 一番効率がよいとわかってからは、そのようにしています。 YUKIさんの場合は痛くても、お母様をはじめとした、 周りの女性がわかってくれないとのこと、 偶然、周囲に生理痛の痛みのひどいタイプの方がいなかったために、 かわいそうに、40年間も、辛い思いをされてきたようですね!! 私や、私の生理痛仲間がどのように切り抜けてたかの 体験を参考にお話しておきますので、 使えそうなところがあったら、ぜひ真似してみてくださいね。 まず、周囲の方に貴女の痛みがホンモノであることを 少しずつでも理解してもらったほうがいいと思います。 でも、彼らはYUKIさんのことは信じてくださらないのでしょう。 そういう時は権威のある援軍を頼むとよいでしょう。 つまり、これはある種病気とも言えますから、 医者、病院の力を借りるととっても効果があります。 病院にいって、お医者さんに診断書を書いてもらうのです。 彼らも、YUKIさんの言うことを信用しなくても、 お医者さんの言うことだったら、信用するのではないでしょうか。 それから、生理痛仲間や、 他の人の痛みの事例を集めるにも、病院は有効です。 お医者さん、看護婦さんに手伝ってもらって、 どんなケースがあるのか、教えてもらいましょう。 また、生理痛仲間、他の人の例を調べるには、 インターネットを利用するのもいいですね。 特に生理ナプキンの会社などのHPや、 女医さん、働く女性たちのコミュニティネットなど、 そういうところには、YUKIさんのような悩みをもった方の 相談、お便り、回答、交流がたくさんあって、サポートも充実していると思います。 私自身も今でもよく利用しています。 このようなつながりで、生理だけでなく、 セックスに関する知識や、女性特有の体の悩み、 また、それぞれの年代の抱える問題について知識をもらっています。 それから、同世代のボーイフレンドを探されるにも、 ネットは使い方によっては便利ですよ。 私の40代の友人はネットを利用して、3番目のだんな様をゲットしました!! もちろん、無用心なままで利用されることはお勧めしませんが、 必要以上に警戒して怖がるほどのものでもないと思います。 もし、こちらのナマの知識やポイントをお知りになりたい場合は、 ぜひ、私までお電話くださいませ(^^) いろいろ詳しく伝授したいと思います。 さて、このようなことをすでに試していただいていたとしても、 楽にならない、生きていても苦しくて、 引きこもりたい気持ちがする・・・という場合は、 これは生理痛に限ったことではなくて、 YUKIさんの根本から持っていらっしゃった心の痛みの問題だと思います。 例えば、目をつぶって1人でいても、 心の奥からこのような責める声が聞こえてきてしまうような感じです。 「お前になんか、なにもできない・・・」 「お前は役立たずで、できそこないの子供だ・・・」 「お前はいつも周りに迷惑ばかりかけている・・・」 このように自分が1人でいても、常に自分を責めてしまう時は、 無意識のところにある自己嫌悪が原因です。 その場合は、無意識の部分にある痛みを癒す 心理療法などが効くと思われます。 それはそれで相談にのらせていただきますので、ぜひお電話くださいね。 日本の社会でのジェネレーションギャップもあると思いますが、 だんだん女性の体に対する知識や認知度も高まってきていると思います。 一緒に周囲の声にまけずに生理痛に対する認知をひろめていきたいですね!! それは自分たちのためだけでなく、今後生まれてくる私たちの後輩のためにも(^^) 今回はご相談ありがとうごさいました!! |