相談者名 | ちょび |
はじめまして。 仕事についてのご相談です。 私は今年の10月から無職で一人暮らしです。就職氷河期に大学を卒業したため定職に就けず、ずっと有期の仕事や派遣で働いてつないでいます。 現在の求職活動は、1件履歴書を送り、2通ほど履歴書を書きためた状態です。少しでも何かをしなければと、イラストの仕事を少しと、他の芸術系のインストラクターの資格を取ろうとしています。 でも正直もうどうしたらいいのか分かりません。 生きていくためには働かなければならないけれども、今まで少なくとも直近5年は行く先で必ず理由なく怒鳴ったりキレる女性の上司に当たります。それがなければすぐキレて怒鳴る人たちの相手をさせられて、必ずやつ当たり的に怒鳴られるポジションになるので、働かなければならないけれども怖くて一歩が出ません。また、就職したくても新卒じゃないとまともな就職は無理ですし、中途採用はキャリアがないと入れませんが、契約や派遣の仕事はカウントしてもらえません。資格もたくさん持っていますが、経験者ではないので全て無駄になりました。また無駄な履歴書を書くのだろうかと気持ちが沈みます。かといってイラストやハンドクラフトでは食べていくためにはガッツと明るいエネルギーが要りますが、精神的に立ちあがりかけては座りこむような状態です。 実家は親が過干渉で甘えと依存が強いため、全て私に乗せてコントロールして私で人生ゲームをしようとするので帰れません。今もお金と憐れみをチラつかせて毎日3~4通のメールを送ってきます。お金以外は返事をするのをやめました。お金は、メールの受け取りをする対価だと思って、仕事として割りきっ て受け取ることにしています。 働く上で気持ちを切り替えるにしても、足がかりがなく、辛いことに甘えてはいけないのですが、ふわふわとした不安感と焦燥感が酷く、何か一つでも立ち上がるきっかけが欲しいのです。 どのように気持ちを立て直したらいいでしょうか? | |
カウンセラー | 嶽きよみ |
ちょびさん はじめまして 今回担当させていただきます、嶽きよみ と申します。 ちょびさんが少しでも前に進むヒントになるよう、回答させていただければと思います。 ご相談を読ませていただいて、ちょびさんが今、八方塞がりのような状態を感じていらして、その中で、何かしなければという思いはあるけれど、何から手を付けていいかわからない不安や焦りが次々と出て来ている様子を想像しました。 私の経験から言うと、そういうときって、ネガティブなことばかり思い浮かびますし、何をやっても上手くいかない気がしてくるし、考えていると頭はパニックになってくるし・・・・でも結果何もしていなくて自分を責めてしまう・・・なんてことになりがちかもしれません。 特に、ひとりで考えていると、想像ばかりがどんどん湧いてきて、考えているのか妄想しているのかわからなくなってきたりしますよね。 まずは、ちょびさんの現状や考えていらっしゃることを少し整理してみましょう。 ちょびさんの現状は、 ☆求職活動中で、履歴書を1通送り、2通書いてある。 ということですね。 ただ、ちょびさんのメールを読ませていただくと、それぞれに「でも、◯◯◯◯・・」というのがあるようですね。 >どのように気持ちを立て直したらいいでしょうか? と、ちょびさんは書いてくださっているので、まずは、「現状を否定するのをやめる」ことから始めるのをおすすめしたいです。 まずは、「ある」ものから考えて行くほうが、「ない」ものを数えるよりも、希望につながりやすいです。 あるもの、とは、今の現状と、ちょびさんの想いがどこにあるか、ということです。 ちょびさんは、 >就職したくても新卒じゃないとまともな就職は無理ですし と、書いてくださっていることからすると、会社に就職することが目標でしょうか? それとも >かといってイラストやハンドクラフトでは食べていくためにはガッツと明るいエネルギーが要りますが、 と、書いてくださっているので、クリエイティブ系のお仕事をすることが本当にやりたいことでしょうか? まずは、出来るか出来ないではなくて、ちょびさんが望む生き方や、楽しいと思える方を把握してから、現実にまず何をするかを考えて行くほうがいいのではないかと思います。 ちょびさんが、これまで、嫌な思いや、失敗感をたくさん感じていらっしゃるとしたら、自分の本心がなかなか見えない場合もあるかもしれません。 そういうときは、「もし、どちらでも成功するとしたら」のように、ちょっと現実から離れて想像してみることで、本当に心が望んでいることが見えやすくなります。 それで答えが見えてくると、それに対して出来ない理由や問題を解決していく、という順序で考えていきます。 たとえば、就職が希望だとしたら、これまで必ずと言っていいほど出会ってしまう「怒鳴る人」に対する対処法や、出会わなくなる方法を学んでいくことができます。 実は、この問題を感じている方は、ちょびさんだけではなく意外に多いんですね。 芸術系やハンドクラフトを仕事にすることが本当にやりたいことなら、軌道に乗るまでの生活費などを確保するために、派遣や契約の仕事をするか、実家からの援助をストレスなく受け取れるようになることが、近道かもしれません。 ちょびさんが、資格をたくさんもっていらっしゃるということは、好奇心旺盛な方なのか、頑張りやさんなのか、真面目な方なのかわかりませんが、いずれにしてもそんなご自分にもっと自信を持つべきだと思います。 >資格もたくさん持っていますが、経験者ではないので全て無駄になりました。 ということですが、 わたしは、ちょびさんのご相談を読ませていただいて、ちょびさんは、いろんな可能性をお持ちの方だと思いました。 >実家は親が過干渉で甘えと依存が強いため、全て私に乗せてコントロールして私で人生ゲームをしようとするので帰れません。 確かに実家との関係も、ちょびさんにとっては、決して小さくない問題ですよね。 ちょびさんの場合、「こうだったら最高だな☆」というのをゴールの方向に置いてみてから、優先順位を考えてみる、というのからおすすめしたいと思います。 今はまだ、ちょびさんにとって、これまでやってきたことや勉強してきた資格が生かされておらず、無駄だったという想いがおありなのかもしれませんが、それらの経験は、今後きっとちょびさんの力になってくれるはずです。 もし、ひとりで考えて、ぐるぐるとなってしまうようでしたら、ぜひ電話カウンセリングをご利用下さいね。 それではご相談ありがとうございました。 ちょびさんが、これから、自分らしく活躍できるよう願っております! 嶽きよみ |