自分の妄想で辛くなっています

相談者名
えっせ
W不倫をしていた男性からお別れを言われました
私がかなり彼に依存していたり 彼に思いやりのある言葉を
かけなかったことが理由です
別れの理由は自分にも思い当たるし しかたがなかったことだと
思っています

困っているのはこの男性と週に数回サークルで
顔を合わせることです
そして 私の想像でしかないのですが
そのサークルにいる女性と仲良くなってるような気がするのです
その女性とよく会話をしてるので 別れる前のことですが
「○○さんと よく話してるからうらやましい」と彼にメールしたところ
それから二人はほとんど会話をしなくなりました
彼女のメールも彼の行間にそっくりになっていったし
他のクラブに練習に行くときも一緒です

これはあくまでも「二人は付き合ってしまうんだ」という恐れから
私が証拠集めをしている結果で 真実は私にはわかりません
でもとても強く二人の仲を疑ってしまい
毎週とても苦しい思いをしています
二人の姿をみると胸にズドンと大きな爆弾が落ちたような感じになります

別れた男性を見なければいけない苦しさ
自分の想像だけで二人を疑っている苦しさ
どうしたらこの苦しさを感じなくなるのでしょうか

カウンセラー
吉村ひろえ
えっせさん、こんにちは。
はじめまして、担当させていただく吉村ひろえと申します。
よろしくお願いします。

お付き合いしていた男性からお別れを言われたのですね。
そして、その彼に週に数回顔を合わせるのは、とても辛いことだと思います。
ましてや、その彼と仲良くしている女性が居て、行動を共にしているのを目の当たりにするのは本当に胸が痛みますよね。

えっせさんは、彼とのお別れの理由を

> 私がかなり彼に依存していたり 彼に思いやりのある言葉を
> かけなかったことが理由です

と書いてくださっています。
このことでえっせさんはとてもご自身を責めていらっしゃるのではないでしょうか?

> 別れの理由は自分にも思い当たるし しかたがなかったことだと
> 思っています

別れの理由を認め、「あの時彼に甘えずにもっと自分がしっかりしていれば」「あの時、彼にもっと優しい言葉をかけれていれば」と、ご自身を責めておられるようです。

そして、彼との別れを仕方が無かったとは思っているのですが、彼に執着している状態の様です。
執着とは離れないようにしがみついていることです。
執着の形は大きく3つあると言われます。

1. あの人が好き
2. あの人と付き合っていた頃の幸せな自分にはもうなれない
3. 罪悪感―もっと優しくしてあげればよかった・・・などの後悔

えっせさんは3番目の罪悪感を感じ、その罪悪感を使いご自身を苦しめていらっしゃるようです。

執着している間は、前には進めません。
心の中に、罪悪感や後悔、苦しみや痛みがドンと居座り、良いものが入る隙を無くし、新たなチャンスを逃します。

彼に依存し、思いやりのある言葉を掛けれなかったのはなぜですか?
そこにはえっせさんなりの理由があったのではないでしょうか?
彼に優しく出来なかった自分を許し自分を責めることを止める事。
そこから手放しは始まります。
そして、この手放しが出来た時に今の苦しみから解放されます。

将来どんなパートナーシップを結びたいですか?
どんな人と、どこで、どんな風に?
それは、まだ出会っていない人かもしれないし、もしかするとご主人かも知れませんね。
その時の自分を具体的に思い描き、その自分になろうとチャレンジしてみましょう。
例えば「いつも 思いやりを持ち、優しくありたい。パートナーに頼ったり頼られたり、支え合える関係で在りたい」など、出来るだけ具体的に。
なれるかどうかは問題ではありません。
しかし、なろうとしてみて下さい。

そして、身近な人にその自分で接してみて下さい。
家族でも友達でも近所のおばさんでも職場の人達でも構いません。
身近な人に思いやりのある言葉をかけてみて下さい。
そして、それが出来た自分を「よくやったぞ!自分!!」と褒めてあげてください。

手放そうとする時、色々なたくさんのネガティブな感情を感じることと思います。
けれど、手放そうとすることでたくさんの気づきや学びを得ることが出来、今の自分よりもひと回りもふた回りも成長することが出来ます。
そんなえっせさんはさらに魅力的な女性になっている事でしょう。

良ければ、カウンセリングなどもご利用ください。

えっせさんが、ご自身の優しさを受け取り幸せなパートナーシップを結ばれることを祈っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。