消えたいという気持ちがなかなか抜けません。

 

相談者名
紅茶
こんにちは。はじめまして。紅茶と申します。今年で30歳になる女性です。
幼稚園~高校時代に至るまで、非常に厳しい両親からあまり甘やかされず育ってきたと思います。多分ACだと思います。そのためか、よく「消えたい」という思いと、「死んだらラクになれる・・・。」といった思いがなかなか抜けません。
もちろん、毎日そんなこと思っているわけではありません。私は友人も結構いますし、仕事もできる方だと評価はされています。愛想が良いとも言われます。しかし、先ほどのようなことをよく考えてしまうし、自分の容姿や年齢ではもう誰からも愛されないと考えてしまうこともあります。私は自分の容姿が美しくないので好きではありません。それでも、身奇麗にしていないと損をするし、好かれないのでお洒落をしています。
正直、美しくてモテる人が妬ましいです。私のこの「消えたい」という思いと、卑屈な妬みを解消するにはどうしたら良いでしょうか?
カウンセラー
赤松わこ
紅茶さん初めまして、ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
どうぞよろしくお願いします。友達にも恵まれ、仕事でも評価されていて、周りの人からは愛想もいいと
言われている、そんな紅茶さんが心の中で、「消えたい」とか「死んだら
楽になれる・・・」なんて考えているとは、周りの人達はみんな、想像も
していないでしょうね。紅茶さん自身、そう考えてしまう自分を、どう
扱っていいのか分からなくて、悩んでこられたんだろうなぁと思います。紅茶さんがそんな風に思われる時は、どんな時なんでしょうね?
人は仲のいい友達と一緒にいると楽しいです^^仕事で褒められたら、
嬉しいと思います。「愛想がいいね」なんて言われたら、チョッと照れる
けれど、いい気分になります。きっと紅茶さんも同じだろうと思います^^
でもそれと同時に、紅茶さんの心の中に、「これじゃあまだまだ!もっと
チャンと出来ないと!」とか、「他の人はもっと頑張っているし、これ位
誰でもやっている」なんて、厳しい声が聞こえてきてはいませんか?

>「厳しい両親に育てられた」、とご相談の中にありましたが、
今の紅茶さんの心の中に、『厳しい紅茶さん』がいるのではないかなぁ?
と思ったんですね。どうでしょう?

子供の頃紅茶さんは、頑張っても頑張っても、「褒めてもらえなかった」
「認めてもらえなかった」と、感じていたのではありませんか?
「どんなに頑張ってもどうせ私は・・・ダメなんだ」と思ったりしたことは
ありませんでしたか?
私達は誰でも子供の頃、両親に「褒めてもらいたい」、「認めてもらいたい」
と、いつも思っています。褒めてもらうことで認めてもらうことで、自分に
自信が持てる様になるんですね。だから逆に頑張っても頑張っても、褒めて
もらえない、認めてもらえないと感じると、どんどん自分に自信がなくなって
しまうんですね。自信がないと言うのは、自分の価値を自分が認められ
なくなる、ってことなんです。

そうなると周りから、どんなに褒めてもらっても、認めてもらっても、素直に
「ありがとう」とか「嬉しい」と思えなくなってしまいます。周りの人は、
そう言ってくれるけれど、本当の私を見たらきっとそんな風には思わない。
と自分自身が満足出来なくて、常に「足りない、他の人はもっと優れている」
と自分に厳しい目を向けてしまったりします。紅茶さんの心の中にも、そんな
厳しい紅茶さんがいるのではないのかなぁと感じました。

常に厳しい目で自分を見ていると、しんどくなりませんか?
「こんなに頑張り続けなきゃいけないんなら、消えてしまいたい。こんなに
大変な思いを続けなきゃいけないんなら、死んだ方がラクなんじゃ・・・」
今の紅茶さんが、お友達や会社の人達から、認められ評価されていることは、
お話を伺っていて私でも分かりますよ。でも紅茶さん自身はどうですか?
周りの人達からの、言葉を素直に受け入れられているでしょうか?

自分に厳しい人は、他の人からの賞賛や信頼を、受け取るのが苦手だったり
します。いつも「今のままじゃダメ!」「これじゃあ足りない!」と、自分
自身が思っているので、褒められても認められても、喜べなくなってしまって
いることがあるんです。紅茶さんもお友達や会社の人達から、大切にされていて、十分認められていると思えるのに、どうもご本人は、そうは思えていない気がします。容姿がコンプレックスだと書かれていますが、周りの人からは、とても感じのいい人だと思われているんですよ。「愛想がいい」って、とても素敵な褒め言葉ですからね^^

紅茶さんご自身が、もっともっと自分のいいところを褒めてあげて、認めてあ
げて欲しいなと思います。周りの人の賞賛や信頼を、受け取ってあげて欲しいなと思います。「自分を愛してあげる」ってとても大事なことなんですよ。
そして同時に「私は周りの人達から、愛されているんだなぁ」と、気づくこと
も大事だと思います。紅茶さんの魅力や価値を、紅茶さんご自身がもっともっと見てあげて下さい。常に厳しく厳しく自分を叱咤激励するのではなくて、
ご自分を労わって優しい目で見てあげて欲しいんですね。

今の紅茶さんの周りの人達のあなたを見る目は、厳しいものではないと
思いますよ。紅茶さんも周りの人達には、厳しい目を向けているとは
思えないんですね。あなたが友達に恵まれていることも、仕事で評価されて
いることも、周りの人達が紅茶さんの魅力や価値を、チャンと認めてくれて
いるからなんです。そのことを紅茶さんが受け取れるといいですね^^

「自分ではどうやったらいいのか分からない」と思われる時は、遠慮なく
私達カウンセラーにお電話下さいね。紅茶さんが、ご自分の価値を受け入れる
ことが出来て、イキイキと楽しい毎日を送って頂けるよう、お手伝いさせて
頂けると思います。少しでもこの回答がお役に立てれば幸いです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。