SJさんはじめまして。 勇気を出してのご相談ありがとうございます。 お返事を担当させて頂く成井です。自分が好きな人には、自分のことも好きになってもらいたい。 これって私たちのとても素直な欲求ですよね? ましてや縁あってお付き合いができている人なのですから、諦められなくても当然でしょうし、できるならもう1度2人で幸せな気持ちを感じたい!と思うのも自然な気持ちですよね? なので、このSJさんの「彼女のことを4ヶ月前のお付き合い当初と変わらずに好き!」という気持ち自体はそう問題ではないかもしれません。 しかし、彼女自身が「もう貴方のことを好きではなくなった」と感じるくらいですから、2人のこの4ヶ月間は”ロマンスだらけのバラ色の日々”だけではなく、その中でたくさん我慢があったり、遠慮があったりしてお互いが頑張りすぎていた4ヶ月でもあったようですね。 お付き合いをする前の片思いの時期や、お付き合い当初は私たちは相手のことを「とても素晴らしい人」として見る傾向があります。 相手の魅力や価値がたくさん見えて、「この人こそが理想のパートナーだ!」と見える時期です。 「痘痕(アバタ)もエクボ」と言われたりしますね。 でも、お付き合いをして相手との距離が縮まったり、相手と向き合う回数が増えれば増えるほど、人間ですからどうしてもだらしないところやかっこ悪いところがあっても当然なので、どうしても相手の欠点が見えたり、相手に腹を立てることも出てきます。 最初盲目的に「価値」を見ていれば居るほど、今度はそれが「欠点」として見えてくるのです。 例えば、「彼のやさしさが好き!」と思っていたが、それが「誰にでもいい顔をする八方美人に見えてきた」とか、「私のことを自由にしてくれる寛大さが好き!」と思っていたが「ただの放任主義だ」という風に感じられるようになってしまったり・・・。 お付き合いをして相手の態度が突然悪くなったり、相手の性格が変わるのではなく、私たちが相手に見る”要素”につける意味付けが変化してくるんですよね。 私たちの心の中の”要素”を見るということ自体は何も変わらないのです。 ただそれを「価値」として見るのか?「欠点」としてみるのか?という方向性が切り替わっただけなんですよね。 なので、倦怠期のカップルだったり、離婚や分かれ間際のカップルがもう1度”ロマンス”を取り戻すのは実はとてもシンプルな作業で、この”方向性”をもう1度「価値」の方にシフトチェンジすればOKなんですよね。 そのためにはここで1つ課題が出てきます。 それは「じゃあなんで今までは価値として見れていた部分が欠点のように感じてしまうようになったのだろう」というその理由を知ることなんです。 誰だって「え~!この人にこんな欠点があるの!?」というのを見つけて喜んだりはしませんよね? どちらかといえばがっかりしてしまう方が多いでしょう。 だから本当は私たち自身が楽で幸せに居るためにも、相手が持っている何らかの”要素”をずっと「価値」として見続けていられたほうがいいんですよね。 でもその「価値」が「欠点」になってしまう・・・。 「価値」として見続けられなくなるのには、その人なりの理由がちゃ~んとあるんです。 今回は彼女の「理由」ですね。 もちろん、お付き合いしている間にSJさんにも彼女への不満があったり、我慢や遠慮があってしんどくなった部分もあるかもしれません。 その部分のケアをされることは必要です。 でないと彼女ともう1度向き合うときに、今回の出来事がさらに遠慮の原因になったり、不安の種になってしまいますから・・・。 2人でしばらく距離をおいた後、もう1度相手と向き合う時に、まるで「はじめまして」の気持ちでもう1度彼女に恋ができたとしたら、素敵だと思いませんか? そして彼女にも同じ事を感じてもらう為にも、もう1度向き合った際に「あ~、ほら。私彼のこう言うところがいやだったのよね!」と思われないためにも、この部分の彼女に「ここは嫌」と×をつけられた部分を理解してクリアにしていきましょう。 今回の書きこみだけでは、いったい彼女はSJさんの何が不満だったのか?2人間にこの4ヶ月間どんな気持ちのすれ違いがあったのか?が読み取れない部分もありますので、もしよければいつでもお話を聞かせてください。 いっしょに「これからどうしていこうか?」と作成会議をしましょう! 私たちでよければいつでもお待ちしていますね。 今回はご相談ありがとうございました。 ————————- 以上です。 ではでは。 成井裕美 |