レオナさんはじめまして。高橋と申します。 ご相談ありがとうございます。> 10年ほど友人だったうつの男性と6ヶ月間遠距離恋愛し、結婚まで話になった > のですが別れてしまいました。結婚を言い出したのは相手でした。しかし、 > 本人はあまり本気ではなかったようです。私の方から結婚を迫ったと彼に言わ > れ、『自分はうつだから、パニックする。別れよう』となりました。 > お互い嫌いになって別れたというのとは少し違うと思います。 > 交際中、とても好きでしたし、幸せでした。 > しかし、付きあっていたときに、うつの彼にどう対処してよいのかとまどう > ことも多く、ストレスを感じていました。 > 友人のときは『うつ』ということを、あまり意識してませんでした。 > 付き合いだして、彼の辛そうにしてる姿を目の当たりにすると、こちらも腫れ > 物に触るような気分でした。 何か、お互いが分かり合えているかのように心の距離が近づくと遠ざかり、 遠ざかった距離にホッとする反面、好きという気持ちが心を揺るがすような、 そんなジレンマを感じました。 お互いがお互いの距離を掴みあぐねていて、その結果共に傷ついてしまったの かもしれませんね。 文面から察するに、彼はとても真面目な方なのでしょうか。彼の真面目さ、誠実 さが長所である度合いだけ、レオナさんにとっては慎重に接しないといけない、 と神経を遣われたのかもしれませんね。 > 私は以前辛い失恋を経験して、二度と恋愛なんかするまいと思っていました。 > しかし、10年来の友人であり、実はずっとほのかに恋心を抱いていた彼だから > こそ、もう一度『恋愛』をしようと頑張りました。 > 彼も過去に別の女性と付きあって、子供をおろさせたりした辛い経験がありま > す。(その彼女とは私と入れ違いで別れています) > お互いにとても辛い思いをしてきたのですね。 にもかかわらず再び恋愛することを選んだのは、お互いにとってお互いがとても 大切な存在だったからなのでしょうね。その勇気はすごいと思いました。 > 私は他人をあまり信用できないです。その彼も分からなくなりました。ウソを > 云ってるのか、本気なのか。うつだから言葉の内容があいまいなのか、当人の > 性格なのか。 彼はきっと、レオナさんとの心の距離をうまく掴めなかったのではないでしょう か。真剣だからこそ、レオナさんが大切だからこそ、自分からレオナさんを離す ような言葉を放っているような気がしました。それだけ彼は、うつであるという 自分を嫌っているように思います。 もしも自分の「他人を信用できない」という心の痛みより、彼を信じることを レオナさんが優先させることの出来た時、あなたはとても愛情深い女性になる ことができると思います。 > それでも彼を好きです。できればよりを戻したいような、このまま別れたまま > の方がいいような。彼から別れを言われたので、私の選択権は無いのですが。 ・・・なぜでしょう? 別れを告げられたって好きだ、ということは別に恥ずかしいことではないですよ ね。 傷つくのは怖いし、誰だって傷つきたくないけれど、傷つくリスクのある冒険の 先には大きな喜びが待っているものです。 レオナさん、ご自分の気持ちに素直になってくださいね。 素直になった上で「このまま別れる」というのなら、それでもかまいません。 でも僕はレオナさんの文章を読んで、彼を手放すことよりもレオナさんの背中を 押すことを選びます。そのほうが、レオナさんの人生を素敵なものにするための 応援として適しているような気がするからです。 > 『うつが治ったら、連絡する』と云われたのですが。どうしたらいいのか。 > 男性のそういった、あいまな言葉にもうんざりです。待ちたい気持ちもありま > す。私から『まだ好きだ』という手紙を出そうかとも思うのですが。 > > とりとめない内容で申し訳ありません。 > 終わったことなのですが、なんだ混乱してます。一言、頂けると嬉しいです。 > よろしくお願いいたします。 ありのままを受け入れてあげてください。もしもそれが厳しかったら、ありのま まを受け入れてあげる意欲を持ってください。 「どんなあなたでもOKだ」というレオナさんのひと言が、彼に自信を与え、 自己嫌悪を拭ってくれることでしょう。それをした時に、レオナさんの気持ちに 区切りがつく可能性が現れることを願いつつ。 ご相談ありがとうございました。 |