人と深い関係を築けません

れいさんは、対人関係において、深い関係が築けないとのこと。
カウンセリングのご相談でも、8割以上は対人関係のご相談が多いように思います。
私達が生きていく上で、人との関係は切り離せないものですよね。
それだけに、多いお悩みの一つとも言えるのかもしれないですね。

さて、れいさんが感じているストレスというのが、ある程度まで親しくなると距離を置きたくなるというものですよね。
最近では、どうせ今だけの付き合いなんだから…と思ってしまうくらい疲れていたり、諦めていたりするのかもですね。

ある程度まで親しくなるということは、その人と距離が近くなるということでもあると思うんですね。
ですが、ある一定ラインまで近づくと距離を置きたくなるというのが、れいさんの対人関係におけるパターンなのだと思います。

こういうパターンを持つ方は「親密感」に対する恐れを抱いている場合が多いです。

親しい友人や恋人を作りたい！と思っているのに、親密になることに恐れを抱いてるの？と思われるかもしれませんよね。

私達の心の中には「自己嫌悪」と呼ばれる感情があります。
こんな自分を知られたら嫌われる、離れてしまう…といった自己概念なんですが、距離が遠い関係なら、上手く隠せるし、バレない、と思っているんですね。

でも、近づく程に知られるんじゃないか？といった恐れ(親密感への恐れになります)になり、距離を取りたくなるんですね。

これは、れいさんだけじゃなく、ほとんどの人が持っている恐れで、その恐れを感じた時に取る行動パターンは人それぞれ…という感じです。

ここまで読まれて、れいさんの中に、これは、見せたくないなぁと思っている自分はいますか？
もし、思っているなら、それはどんな自分なんでしょうか？
その自分を知られるとどうなると思いますか？

れいさんが、ありのままの自分を認めたり、受け入れることができた時、心をオープンにして、気を許せる関係が築けると思いますよ。

自己嫌悪と向き合うというのは、気持ちのよい作業ではないかもしれませんし、ありのままの自分を認めるというのは難しく感じるかもしれません。

そんな時は私達カウンセラーをどうぞ頼ってみてくださいね。

れいさんが、親しい友人や恋人に囲まれ、心から気を許せる関係を築けるよう応援しています。

ご相談ありがとうございました。