相談者名 | ウメノミ |
たくさんの人に嫌われました。 陰口を言われたり、自分だけが悪者にされたり、味方になってもらえなかったり、とても悲しかったです。一人や二人なら、相手にも問題があるとか、そういうこともあると言い訳もできますが、これだけ嫌われると、私なんて人から嫌われる迷惑な人間だという思いを持ってしまいます。 10代20代と同じ様なことがあり、もうがんばっても良いことなどないと思っています。 同時に、酷いことをされたという怒りや憎しみもあります。 実際に陰口を言われている場面が何度もあったので、投影や気のせいだとも思えません。 されたこと、言われたことが憎いです。 | |
カウンセラー | 小倉健太郎 |
ウメノミさん、初めまして。 担当をさせていただきます。小倉健太郎と申します。今回のご相談内容は、ウメノミさんは人が大好きで、人に心を開ける広い心をお持ちの方だと言う事がよくわかりますね。 大勢の人に嫌われ、悪者にされ、味方になってもらえなかったとしたら、人を憎んでも仕方のないことだと思うんです。 時には拳を振り上げてしまいたいと思ったこともあるかもしれません。 「果たして。こんなに辛かったのは、自分だけなんだろうか?」 ウメノミさんにとっては、信じられないかもしれません。 例えば、発明家として有名なトーマス?エジソンは、小学生の頃、1+1も理解できなくて、教師から馬鹿者扱いされ、退学にまでなっているそうですが、では、エジソンは、本当に馬鹿だったのでしょうか? 多分、その教師は、エジソンに対して馬鹿だという前に、「1+1も教えられない自分は、なんて馬鹿な教師なんだ!」と自分を責めたはずなんです。 そう考えると、その教師もまた、どうして自分を責めたとかと言うと、そこにはとても指導熱心な人物像が浮かび上がってきませんか? ここでもう一度考えてみて欲しいのですが、その陰口とは、どんな内容だったのですか? 先のエジソンの例のように、エジソンはエジソン、教師は教師のままでよかったように、ウメノミさんはウメノミさんのままで、陰口を言った人も、自分やウメノミさんを責めずに、その人のままでいいのです。 今回のご相談内容は、「どうすれば人からされたことを根に持たずに前に進めるのでしょう。」ですよね。 私たちは、なぜか、心を許した人に対しては、同じ気持ちを共有させようとしてしまうようです。 なので、ウメノミさんには逆をやって欲しいのです。 もしもウメノミさんが本当に幸せな気持ちになったとき、それは同時に過去にされた嫌なことが忘れられるどころか、笑いのタネになったり、逆にいい思い出になったりします。 ウメノミさんは間違いなく偉大な人物になる才能をお持ちの方です。 |