はじめまして、ヨロイムシャさん。 今回担当させていただきます、なかつまともみと申します。 どうぞよろしくお願いいたしますね。「可愛げのある人に変わりたい!」 そんな素直なお気持ちを聞いただけで ヨロイムシャさんは 素直で可愛らしい方だと感じました。 でも、ヨロイムシャさん自身は そう思われていないんですよね。では、私がチャレンジしてきたことなど 幾つかお伝えしていきますね。 そうなんです。 私も大層可愛げのない人だったんです。 ヨロイムシャさんがネガティブに感じられている 自分に対する感想……… 大人しい、人見知り、不機嫌、くよくよ悩む、 嫌いな人や苦手な人を意識しすぎる、などなど……… 全て私も持っていましたよ。 そもそも、この人可愛くないな! 可愛げがないな!と思うのはどんな人なのでしょう。 なかつま目線であることと、自分を棚上げして申しますと、 強がりが過ぎたり、謙遜が過ぎたり、卑屈であったり…と 「素直さ」に欠ける所が大きいと思うのですが、 ヨロイムシャさんはどうでしょうか。 で、改めてヨロイムシャさんの ネガティブに感じられている ご自分の性質について考えてみるのですが、 私にとって可愛げを妨げる要因には全く感じられません。 確かに、例えば「大人しい」ということを取ってみると 喋らないことによって 考えていることが相手に伝わりにくく、 誤解される事も少なくないかもしれませんね。 でも、世界が全て 言語によるコミュニケーションのみで やりとりがされている訳ではありません。 海外のレストランで 店員さんとやりとりをしてみるとわかるのですが、 日本語で「これ美味しい!」といって店員さんに笑顔を向けると、 店員さんは日本語がわからないはずなのに、 確実に「私が美味しいと思っている」ということが伝わって 笑顔で返してくれます。 これは非言語コミュニケーションが上手く行った例ですが、 この「感じたことを素直に表に出す」というのは 慣れない人には非常に難しく感じたりすると思います。 そして、難しく感じる要因には ヨロイムシャさんが全般的に思っている 感情に依るものが大きいのではと思うのです。 自分を恥ずかしいもの (悪い影響を与えるもの)だと思っていませんか? イライラしていること、悩んでいること、 他人に対して好き嫌いがあることを 表に出してはいけないと思っていませんか? この「ネガティブを感じていることを 他人に悟られてはいけない」と思う方は、 過去に自分以外の人からネガティブをな感情を感じ、 辛かったりしんどかったり、悲しい思いをした 経験がある人が多いです。 親しい人からだと特にその傾向は強くなります。 また、そういった感情は表に出すな!と 厳しくしつけられた人もこの傾向が見られます。 幼い子どもにとって、大人は絶対の存在ですからね。 絶対の存在を無視して自分の感情を表現するなんて選択肢は 取れなかったと思うのです。 それだけヨロイムシャさんは優しく、 繊細な心の持ち主であることに気づいてくださいね。 でも、「感じること」自体に善悪はないんですよね。 人間も動物ですから、 体調が悪ければ余裕もなくなって不機嫌になりますし、 アンラッキーな事が起こって テンションが上がらない時もあります。 また、これだけ人間がいますから、 反りが合わない人だって居るんですよね。 1つ知識として覚えておいてほしいことは、 感情の蓋は「一枚板」です。 それら「ネガティブな感情」を感じることに蓋をすると、 他の「ポジティブな感情」にも 蓋をしてしまう事になるんですね。 ですから先ず、 ヨロイムシャさんにお伝えしたいのは、 ご自分が感じる感情をポジティブ・ネガティブ問わず 「ALL OK!」にして欲しいのです。 凄~く怖いと思います。 私も随分抵抗しましたよ。 さて、ALL OK!にするには最初、 一人ではちょっと難しい所があります。 今までどう扱っていいかわからずにいた感情たちです。 どうやって表現したら良いのか戸惑うことと思います。 そこで提案したいのが、 「信頼出来る人に常日頃感じていることを とにかく喋ってみること」です。 ここがチャレンジになります。 身近に居なければ、カウンセラーを頼ってください。 理路整然とした言語コミュニケーションが苦手であっても、 思いを擬態語・擬音語で表現しても理解してくれたり、 ヨロイムシャさんが感じていることを代弁してくれるような カウンセラーが必ず居ます。 そうやって、「受け止めてもらえる」という感覚を 感じて、覚えて欲しいのです。 そうすると、心の緊張が解れてきます。 人見知りは心の緊張に依るものです。 解れてくると、感情の蓋が緩くなります。 素直に感じている事を表現しやすくなって行きますよ。 そして、もう一つ。 一人で居る時などに 次のような言葉を自分にかけてみてください。 「怒っても大丈夫。だって私は愛されてるし」 「拗ねてても大丈夫。どうせ私は可愛いし」 「はあっ!?Σ(゜Д゜)」ってなると思います。 何言ってるのこの人!?って 思われても仕方がないかなと思います。 でも、これが効果的だったんですよね~。 騙されたと思ってやってみてくださいね。 あと少しだけ補足を。 可愛げや愛嬌のある人をもう少し繊細に観察してみると、 彼・彼女たちはネガティブな感情さえも臆せず 軽やかに表現していることに気づかれると思います。 それは我慢して溜めないと同時に、 (我慢すると大爆発しますからね) 「怒っても大丈夫。だって私は愛されてるし」 「拗ねてても大丈夫。どうせ私は可愛いし」と 自分と相手に信頼を寄せているからなんですね。 冒頭に戻りますが、 私がヨロイムシャさんに「可愛い人だなあ」と感じたのは、 ヨロイムシャさんが素直に ご自分が感じている「可愛げのある人になりたい」と 表現してくださったことにあります。 私はその勇気に拍手を贈りたいですし、 ヨロイムシャさん自身も受け取ってみてくださいね。 ヨロイムシャさんがさらにご自分の可愛さを受け取って キラキラ輝く人になられますよう 心よりお祈りいたしております。 最後までお読みくださり、ありがとうございます。 |