MSさん、こんにちわ。 お返事を担当させていただく成井です。何度か面談カウンセリングを利用頂いているのですね。 いつもごお世話になっております(笑) そして心のしんどさが少しずつ取れてきているのですね。 素敵ですね!さて、疲れがどっと出ることがあるのですね。 それも、3日間くらい寝込むということですから、ちょっとやそっとの「疲れ」 ではないようですね。 もう少し詳しくお話を伺いたい感じがしますが、もしかするとその疲れは「電池 がきれる」という感じで、MSさんにとっては”充電”の期間なのかもしれませんね。 > たいがい仕事がヒマになったときに起こるので > 社会生活で困難が生じているというわけではありません。 もしかすると、仕事の最中(仕事が落ち着くまでの間)はずっと気を張っていらっ しゃるのかもしれませんね。 なので、少し時間が出来た時に、その張り詰めた緊張の糸が緩んでいるのかもし れません。 でも、その時にこんなことが起こっているのだと思います。 心のこの緊張の糸が「輪ゴム」みたいなものだと思ってみてくださいね。 この心の輪ゴムのような糸が張り詰めているときには緊張しているし、力を抜け ばゴムが戻って緊張の糸が緩みます。 私達が日常生活を送っている中では、この糸が張り詰めて、緩んで・・・という のの連続です。 しかし、輪ゴムをそのままイメージしてみると、緊張して糸が張り詰めている時、 それでも更にピン!と張り詰める方向に力が働くと、ゴムは切れてしまいますよ ね? そういった時には、私達は頑張った末に心が燃え尽きてしまい、身動きできなく なってしまう状態と言えるかもしれません。 うつ状態のような長期的に無気力の状態や、絶望感や、MSさんが書いてくださっ ているような虚無感はこんな状態の時に生まれる感覚なのかもしれませんね。 でも、ゴムが切れるまでは行かなくとも、ずっと張り詰めているとゴムが伸び切っ てしまう場合がありますよね? 伸びたまま、なかなか縮まなくなってしまう状態です。 それが今回のMSさんに相談頂いている、「数ヶ月に1度のお休み」なのではな いでしょうか? しばらく仕事が立て込んでいて、緊張が続いている。そしてその仕事が一段落し た時に緊張の糸が緩むのだけれども、いままで張り詰めていた分だけ、力を抜い て疲れを取るのに少し時間がかかっている状態です。 少し例えが変わりますが、正座をしばらくしていると、最初は足がしびれるので すが、そのうちしびれているかどうか?が分からない状態になりますよね? そして、その分からない状態のときに立ち上がろう!とすると、まるでコントの ように見事にコケます(笑) そしてそういう時に足の感覚が戻るときは、徐々にジワ~っとそしてジンジンと 痛いようなこそばゆいような違和感があって、その間はやはりうまく歩くことが できませんよね? 私達の心も同じように、疲れが溜まると、疲れている事に麻痺してしまうことが あります。 そしてその麻痺した感覚が戻ってくる間は、自分が何を感じているのか?自分は 何をしたいのか?が分からなくなってしまうのです。 そういった場合には、忙しい時にこそ、いかに自分自身に休息を与えるか? MSさんがしんどくなる数ヶ月のサイクルの中に、いかに張り詰めたままの緊張 の糸を緩めていく瞬間を多く作っていくか?がポイントになってくるかと思いま す。 緊張している期間を細切れにしていき、1つのサイクルを小さくしていくという 感じですね。 面談や電話でのカウンセリングで、定期的に自分の”心の状態”を見ていく時間 を作るのもいい方法かと思いますし、興味のある趣味を1週間に1回や1ヶ月に 1回など新しく初めて自分の生活に取り込んでみるのもいいかもしれませんね。 温泉や、マッサージなどもでもいいでしょうし、お気に入りのカフェでゆっくり するのもいいかもしれません。 そしてその「ほっ」とできる休息の時間が、もし1日の生活のサイクルの中にも 持てることができたとしたら? 疲れが溜まるということもかなり減るのではないでしょうか? もちろん、MSさんにとってのベストな方法があるかと思いますので、もしよけ ればいつでもお話を聞かせてくださいね。 一緒に考えて行きましょう。 ご相談ありがとうございました。 |