相談者名 | AX4 |
はじめまして。30代の主婦です。 心理学には興味があり、いつも「自分は何を考えているのか」を気にしながら生活しています。自己嫌悪で一杯だった10代・20代に比べて、今は少しは自分を好きになったと思っています。私の性格を一言で言いますと、とにかくひどい怖がりで、幼い頃から意味のない不安や恐れで眠れないことがよくありました。それも結婚してからは、毎晩安心して眠れるようになり、今とても穏やかな毎日を過ごしていると思います。 それが不思議なことに、心の中の葛藤が減っていくにつれ、人生の先が見えてきたと言うか、一仕事終えたというか、自分が、とても冷めた気持ちになっていることに気がつきました。 私は、怖がりは怖がりなのですが、いつも何かに情熱を燃やしていて、後先かえりみずにつっ走ってしまうところがあります。それは、音楽であったり文学であったり様々ですが、いつも「これがないと生きてゆけない」とまで思いつめてしまいます。でも、その情熱は長続きせず、長くて三年ほどで冷めてしまうため、何ひとつ身についてはいません。 今までは、情熱に身を任せる感じでその時その時楽しんできたのですが最近ふと冷静になってしまい、「私は、何をしてるんだろう」とか、「どうせこの情熱も数年で冷めてしまうのだから・・・」と、とても冷めた目で自分を見てしまいます。そう考え出すと、「世の中に大切なもの、変わりのないないものなんて何もないな。」「みんな死んで、無くなっていくのだから。」とまで思ってしまうのです。以前は、感傷的になってそう思うこともありましたが、こんなに冷静に普通に、そう考えてしまうのははじめてです。今とても幸せですし、皆に幸せになってほしいと思っています。でももう、何もかもどうでもいいような気もしています。 この状態は、何かの通過点なのですか?それとも、私の限界なのでしょうか?何か、言葉をいただきたいです。よろしくお願いいたします。 | |
カウンセラー | 田村厚志 |
> はじめまして。30代の主婦です。 こちらこそ、はじめまして。 > 心理学には興味があり、いつも「自分は何を考えているのか」を気にしながら それはすばらしい! たくさんのことを乗り越えられたり、癒されたりされたのでしょうか? 素敵なことですね! > 私の性格を一言で言いますと、とにかくひどい怖がりで、幼い頃から意味の ご主人が守ってくれるような感じでしょうか? > それが不思議なことに、心の中の葛藤が減っていくにつれ、人生の先が見えて わかりました。 厳密にいうと、限界と通過点、両方だとは思います。 「さめた気持ち」の裏側には、一般的には三通りあると思います。 ひとつは、これ以上、幸せになるのが怖くて、自分で自分の喜びの もうひとつは、今の幸せに飽きてしまい、楽しめなくなってしまった 最後は、どこかで、今の状況が幸せだと自分を無理やり納得させている この三つの感覚はリンクしていて、どれかひとつ、ということはないよう 僕はこのさめた感じというのはずいぶん研究しました。。。 多くの場合、このさめた感じというのが強まれば強まるほど、 そして、これも一般論ですが、情熱家さんはネガティブな部分では、 情熱家さんは、わくわくどきどきした感じが大好きです。 怖い!という感じと、わくわくどきどきした感じと、エネルギーは同じ あなたにとって、幸せを感じれば感じるほど、それがほしかった、そして これは推測ですが、あなたがあんなに嫌いだった不安感が無くなった度合い もし、今のあなたに必要なものがあるとしたら、それは、 「今以上にもっともっと幸せになったとしたら?」 という、ご自分への問いかけかもしれません。 僕たちは自立していた度合いだけ、幸せが手に入ったら、それ以上を望まず、 もしかしたら、あなたにこの「もう十分です」と言っている自分がいたとしたら、 あなたにとって、そうではなくて、「今以上」を望んでいくことが、 僕たちカウンセリングサービスのカウンセラーはみんな、幸せを追いかけ続ける 今以上に、もっともっと幸せになっていきましょう!! ご相談ありがとうございました。 |