自分がゴミに感じる

よろしくおねがいします。

恋愛での男性の態度に対して、怒りなんかも感じてらっしゃるみたいですね。
でもそれは、ひどく傷ついてらっしゃるからなんじゃないでしょうか。

ゴミだとしか感じられなくなるに至るには、それ相応の理由と、痛い想いが隠れているように思います。

ご相談内容から見えてくるのは、男は自分の話は一方的にするけれど、
ikenyangさんの話は聞いてくれない。。。
それに肉体関係はあったとしても、大切にしてもらっている感じがしない。。。
挙句の果てには捨てられてしまう。。。
そして、「捨てられる私」→「ゴミ」→「なんの価値も無いから誰も見向きもしてくれない」
という図式なんですね。

とても恋愛で傷ついているように感じるんですが、
不幸なことにikenyangさんは、その傷を隠すのが上手なんじゃないかな、と思います。
さらには、恋愛関係においてもこれがわざわいして、うまくいかなくなってしまう、
そんなパターンもお持ちのように感じます。

どういうことかというと、たとえば仮にikenyangさんが、
今に至るまでにも心の奥底に、この「自分はゴミのように無価値だ」という気持ちがあったんだとしましょう。
そうすると、つきあいが始まって最初はいいんですが、お互いの距離が近づいてきて、より親密な感じになってくると必ず、
それまでは大目に見てきたことや、見えなかったことが気になりだしたり、感情的な不満が出てきたりします。
「ダマされた」とか「やっぱし男はみんないっしょだわ」なんて感じたりするのも、このポイントでのことだと思うんですね。

でも、関係を深めていくには、このポイントをクリアしなくてはいけません。
乗り越えていくには、簡単に言うと、どんどん自分を表現していくのと同時に、
相手に対しても理解を深めようと意欲を持つこと。なんですが。。。

ここで、自分の気持ちや考えを表現しようとなったそのときに、
心の奥底に「自分はゴミのように無価値だ」なんて気持ちが隠れていたりすると、
素直に気持ちを言葉にできなかったり、うまく自分を表現できなくなることが往々にして起こるんです。

自分ではそんなつもりはなくても、“本当の自分”を結果的には隠してしまう。。。
傷は決して美しいとは思えないものですし、自己嫌悪の種にもなります。
そして自分を嫌っている度合いだけ、さらに傷つく。
こうして悪循環に陥ってしまうので、心の中に眠っている傷は厄介なものです。

> 恋愛１つ取っても、彼氏ができても最後には「こっちから何を働きかけても、男のグチをきいて性欲処理に使われ、男が私に飽きたらさようなら」ってパターンで終わってしまい、もう男なんて、っていうか自分がただの使い捨てのゴミに感じる、助けてほしいけど誰も助けてくれない、自分で発奮しようにもその材料があるとは思えない、ですごい辛いです。

「こっちから何を働きかけても」届かない。。。
どうしてなんでしょう？

例えば、のお話しを先にしましたが、ikenyangさんにとっては実際に、
すでに心の中に「自分は無価値だ」という感覚があったんじゃないかな、と思います。
それが表に顔を出してきた、といった感じだと思うんですね。

こんな風に考えてみてください。
「私は自分をゴミのように扱っている」と。

ゴミだと感じてしまうのをなんとかしたいと相談しているのに！
と怒らないで下さいね。
恋愛関係にikenyangさんのようなパターンが表れるのには、
相手よりも先に、自分が自分を邪険に扱っていることが理由にあげられます。

そして、自分の中の“なにが”ゴミなのか？
なにが“要らないもの”だと感じるのか？
を見つめてみるといいかもしれません。

ゴミをゴミのままにしておくと、それがゴミではなくても、
触りたくもなくなってくるし、見るのも嫌になってきます。
でも、自然界には一切の無駄がないように、
私たちの心もまた、全てが有効活用されるべく、静かに見つけられるのを待っています。

よくご相談くださいましたね。
ゴミだと感じる自分の中に、なにが隠れているのかを、
見つめてみよう、という意欲をこれを機に持ってみていただきたいな、と思います。
そうして自分を大切に扱い始めると、少しずつ変化が現れますよ。

カウンセリングで、「自分のこと」を話すのも、
大切に扱うことにつながります。
ぜひお試しくださいね。