育児支援?

 

相談者名
Hinako
こんにちは。

最近世の中では少子化からか?「育児支援」「働くままは偉い」といったような風潮があります。
私自身も以前はそれに大賛成で、結婚して、育児をしながらも続けられる仕事を、と思い、今の職場に転職をして3年が経ちます。

でも、少子化と女性が働きやすい環境って、直結するのでしょうか。

あいにく私はまだ独り身なのですが、見渡せば私の周りは、私以外全員が子持ち。特に女性においては全員が時短勤務で、夕方16時を過ぎると、オフィスには私一人だけになります。

しかし「母は強し」とは良く言ったもの。
私の職場では独身の私の事には配慮なく「母子」中心の会話。
仕事より子供。
時短で早く帰るのは当然の権利と主張。
そして日々、何気ない配慮不足の一言一言に傷つくのが嫌なので、距離をおいています。
結局はマジョリティの問題だとは思うのですが、それでもやはり物理的に迷惑はかかっているのだから、もう少し時短の方々には謙虚になって欲しい所です。

結局、16時以降、残っているのは私だけなので、誰にも感謝されず、報われず。
私だって、早く結婚して子供を産んで・・・という生活がしたいのに、こればかりは相手あっての事でどうにも出来ず。
人事に相談しようかとも悩んでいるのですが。
ここはどう乗り切ったらよいでしょうか。
ぜひご相談に乗って頂けたら幸いです。

カウンセラー
高井さゆ
Hinakoさん、初めまして。
今回、回答を担当させて頂きます、高井さゆと申します。
この度はご相談頂きありがとうございます。どうぞ宜しくお願いいたします。ご相談を読ませて頂き、Hinakoさん、すごくすごくがんばってらっしゃる!と思いました。

自分だけ残って仕事をしていても感謝されないし報われない思いの中、そして時短の皆さんがいるときには「母子」中心の会話をされて配慮がないと感じる中、そういう気持ちを感じながら、でもその気持ちをきっと表面には出さず、一生懸命目の前のお仕事に取り組まれているのだろうなと思うと、すごくがんばってらっしゃるし、それだけがんばられた上で尚且つ、とても大変なのだろうな、と私なりに想像しております。

ご相談を拝見する限り、それだけのお気持ちを感じられていたら、もう既に人事に相談されていてもおかしくないと思うのです。
でもそこで悩まれている、というところに、またHinakoさんの優しさを感じずにはいられません。
なぜなら、ご自身の気持ちを外に出さない程の配慮をなさるHinakoさんの事ですから、自分が人事に相談したら時短の皆さんに不都合なことになるかもしれないと、何処かで時短の皆さんを思い遣り、気遣ってらっしゃるのではないかと感じるからです。

少子化という社会問題がある中での育児支援、それによって時短の皆さんにとっては働きやすい職場なのかもしれませんが、Hinakoさんにとってはそうではないのだろうな、と思いました。
Hinakoさんが結婚・育児を考えて転職なされた先ですから、そもそもそういった配慮のある職場なのかもしれません。その配慮はすばらしいことなのかもしれませんが、そのことによって、本来Hinakoさんが遣わなくてもいいような気を遣わなければならないとしたら・・すごくしんどいと思うのです。だからこそ、やっぱりよくがんばられてらっしゃる!と思いますし、どうか「私がんばってる!」と、そのがんばりをご自身で認めてあげて、「すごいよ、よくやってるよ」とたくさん褒めてあげてくださいね。どんなにがんばっているか、一番知っているのは誰でもない、Hinakoさんご自身なのですから。Hinakoさんご自身が、どうかHinakoさんの一番の味方でいてあげてくださいね。

さて、同時に、早く結婚して子どもを産んで・・という生活がしたいのにできていない、ということに対して、何かすごくご自身を責めていらっしゃるような、自分ではどうにもできないと諦めのようなものを感じてらっしゃるような気が致しました。

このことについてHinakoさんは1行だけ書いてくださいましたが、ここにはもっともっとたくさんの想いがあるのではないか、と私は感じました。

もし諦めのようなものを感じてらっしゃるようでしたら、それはとても勿体ない!ことですし、できていないご自身のことを責めるお気持ちがあるようでしたら、決してそんなことはなく、Hinakoさんはその時その時ご自身のベストを尽くしてきたはずです、と私は心からお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

そもそも、結婚して、育児をしながらも続けられる仕事を、と思って今の職場に転職なさったと文中にございました。

また、相手あっての事なので「どうにも出来ず」とHinakoさんは書かれていましたが、ここで私からの提案させて頂くとすれば、「どうにかしていきませんか?」「いっしょにどうにかしていきましょう!」ということを提案させてください。

このことに関して、「こればかりは相手あっての事でどうにも出来ず。」と言い切れるくらい、Hinakoさんはご自身で想いつく努力はもちろん、人から聞いたことや本で読んだ知識を駆使して、たくさんのことにチャレンジされてきたのではないかな、と感じております。これ以上何をしたら・・というお気持ちをお持ちかもしれません。
そこで、まだできること、やれることをカウンセラーといっしょに見つけ、取り組んでいきませんか。

こんな考え方もあります。
“あなたがパートナーに出会えていないとき、あなたのパートナーもまた、あなたを探している”
Hinakoさんが「相手あっての事だから」という気持ちをお持ちのとき、Hinakoさんのパートナーも、「相手あっての事だから・・」と諦めのようなものを感じて動きづらくなっていたり、前に進めなくなっているのかもしれません。
それと同じように、Hinakoさんがパートナーと出会うべく行動を開始したとしたら、HinakoさんのパートナーもHinakoさんと出会うべく、前(Hinakoさん)に向かって歩き始めることでしょう。

今回の回答が少しでもHinakoさんのお役に立てましたら幸いです。
Hinakoさんが今を乗り切ることが出来ますよう、応援させてくださいね。
この度はご相談いただき、本当に有難うございました。

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