義母のこと

 

相談者名
ユウキ
初めまして。結婚1年目のユウキと申します。

昨年義母が頭金を出すからと言ってくれたのをきっかけに、同居を前提に新築を購入しました。どうやら義母は実家(前に住んでいた所)が夫の親戚に囲まれた場所でいずらかったらしく、主人も義母の腰が徐々に曲がってきていることを心配していたので新築の話は思いのほか早く進み昨年の購入に至りました。
ところがいざ同居してみると一緒に住み始めてから3日もしないうちに引っ越しの荷物が片付かないのはお前達のせいだ!と切り出してきて主人と大喧嘩になってしまいました。もともと、主人が家を出たのが昨年の4月でそれまで義母と二人で暮らしていましたが、ケンカの絶えない日々だったそうです。
その時のケンカは私が仲裁に入りなんとか治まったのですが相変わらず衝突してしまうようになってしまいました。そして同居を始めて三週間経った後に義母の愚痴は私にまで向けられるようになり、挙げ句の果てには離婚してしまえだの私達を夫婦だと認めないだの言い出すようになりました。義母はいったん怒り出すと言いたい放題で、他人が傷つくことを平気で口にします。一晩中聞こえよがしに愚痴をこぼすことは毎回で「なにがしたいの?」と聞くと「独り言だよ。これが私のストレス発散法なんだよ。」と言います。
そして一番気になるのは、なんの根拠もないのに「嫁が(炊飯器の)釜をへこませた」だとか「植木が枯れてきたのはきっと洗剤かなにかを入れられてるんだ」など私達が嫌がらせをしているんじゃないかという被害妄想的なところがあることです。もちろん私達は身に覚えもないことなのですが、やっていないと言ってもやったの一点張りで疑われたら最後、疑いを晴らすことは絶対に出来ません。そして「~をやるのは難しいんじゃない?」と一言話すと、それはもう「やらないでくれ!」と言われていると決め付けてしまうといったような思い込みも激しいのです。
私達ははじめは年寄り特有のものだと思っていましたが、ここまでエスカレートすると精神病かなにかなのではないかと思わざるを得ません。
あまり状況説明がうまくありませんが、カウンセラーの方から見て、このような義母の行動はどう思われるでしょうか。ご意見をお聞かせ下さい。

カウンセラー
中村ともみ
 ユウキさん、こんにちは。カウンセラーの中村と申します。大変な状況におられますね。私自身にも経験があるので身につまされる思いで読ませていただきました。

当時の私にはできなかったことの一つでもあるのですが、まず提案させていただきたいのは「上手にのらりくらりすること」かな。新婚ですし、これからの色んなことも不安と緊張の生活をしているあなたには、とても過酷な毎日だと思うのですが、「のらりくらり」とかわしていけたら今より先は随分楽じゃないかな、と思います。

お姑さまは言って見れば手の中に喧嘩の種、文句の種をいつも握っているわけですね。で、楽しい状況を台無しにする名人だったりします。そんな人は一般的にどう思われるのが妥当だと思いますか?おそらく大好きだと感じる人は少ない、と思われるのですが、ユウキさんはどうお思いですか?お姑様の言動の多くは、実は潜在的に自分の「悪さ」を主張し、周りから人を遠ざけているのです。表向きは「あんたたちが悪いからこうなった!」と言うことを続けていると誰だってイヤになってしまいますね。でもそうすることでせっかく手に入れた息子との同居と言う本来なら幸せである状況を台無しにしてしまう、と言う自罰的なことをしているのです。

「どうせ私が邪魔なんだろうよ!」「私なんかいなかったらいいと思ってるんだろう!?」と言うような発言はないでしょうか?もしあったとしたら、自分の手の中にある幸せを失ってしまうくらいなら自分から捨てた、あるいは自分に愛想をつかして人がいなくなる、と言う状況を作ることで、人を遠ざけて自分を孤独に陥れると言う罰を自分に与えている事になります。

もし、このお姑さまの悪態を上手にきりかわす術があったら初めのうちはあなたは大変でしょうが、誰も独りにはならないし、苦しむことも少なくなります。お姑さまを独りぼっちにしたくないからあなたもご主人も同居を決意されたのではないですか?考えようによれば稀有な体験をしている、とも考えられますよ。そんなこと、無理だわ!と思われるかもしれませんね。私はそんな立派な人じゃない、と。確かに難しいことは少なくないかもしれません。でももし、そんなことさえも楽しめたら・・・と思うのならチャレンジをお勧めします。

ただ、独りでは抱え込まないでくださいね。ご主人とこれから人生を一緒に生きていくためにも、相談したりつながりや理解をさらに深めていくことをお勧めいたします。

もし行き詰ったり、ヒントが欲しいな、と思われたらどうぞお気軽に、まずは初回無料の電話カウンセリングをお試しくださいね。

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