相談者名 | kay |
はじめまして。自身の心の私は30代後半の兼業主婦です。子供はありません。夫婦の仲は夫が寛容な人であるおかげもあり良好です。私は学校を出てすぐにある資格専門職につき現在に至るまでその職を続けています。子供の頃からいつも目立った活躍もできず友達付き合いも下手、でも誰かに目をかけてもらいたい願望はありいつも周りと自分を比べては卑屈になっていました。ところが仕事を始めてから若い頃は他の同期に先立って役職に抜擢されるなど仕事の面で認められる場面が増え、それが嬉しくて必死で仕事をしていました。そんな時は卑屈になることもなく人間関係も良好。全てがうまく回り始めたと思っていました。 しかしそのように必死で仕事をしていたときに知らず知らず孤立。『この職種の持つ役割』に固執しすぎた発言や行動を繰り返していた結果、個々の同僚の立場への配慮を怠った結果周囲から避けられ仕事についても私の発言をスルーする人が多くなっていくという状況になり精神的に不安定になり仕事でのミスが増え身体的な不調が増え休職となりました。周りの変化は自分に原因があったと思えたのは情けないですが本当に最近のことです。 その後様々な事情で仕事自体を辞める選択ができず一般職として復職。一からやり直すつもりで今5年目になります。様々なキャリアを持つ新しい同僚との仕事を続けて | |
カウンセラー | 大塚亘 |
kayさん、はじめまして。 今回担当させていただきます、大塚亘と申します。 ご状況を詳しく書いて下さったので、私なりに、kayさんのお気持ちが理解できたような さて、それでは、まず、kayさんが書いて下さった文章を、少し角度を変えて要約して Aさんの夫婦の仲は、ご主人が寛容な人であるおかげもあり良好です。 Aさんは、前向きで真面目な方なので、学校を出てすぐにある資格専門職につき現在に Aさんは、仕事を始めてから他の同期に先立って役職に抜擢されるなど、仕事の面で その後、Aさんは体調を崩されてしばらく休んでいましたが、一からやり直すつもりで さて、仮に、kayさん自身ではなく、全く別人の友達である女性Aさんが、上述のような もちろん、上記の内容は、kayさん自身のことなので、Aさんのことも認めない、認めたく しかし、ご主人が寛容であるなら、kayさんも寛容であるはずです。ご主人の寛容さを kayさんは、ご自身には厳しいかもしれませんが、仲の良い友達である女性Aさんが 「Aさん、あなたはいままでずっと頑張ってきたじゃないですか。Aさんは真面目で さてどうでしょうか。別人に対しては、このようにやさしく言葉を掛けてあげるのでは そして、私がお伝えしたいのは、仮に別人なら相手を承認できるとしたら、実は、 しかし、そうはいっても、 >しかしそのように必死で仕事をしていたときに知らず知らず孤立。 >『この職種の持つ役割』に固執しすぎた発言や行動を繰り返していた結果、 kayさんは、孤立したり、避けられたりしたのだから、私はダメだ、と思うかもしれません。 そもそも、もともと孤立していなくて、周りから避けられていたわけではないのかも なぜkayさんは、孤立したり、避けられたりしたのでしょうか。 >『この職種の持つ役割』に固執しすぎた発言や行動を繰り返していた結果 と書いてくださいました。これは、事実そうなのかもしれません。それでは、なぜ kayさんにとっては、仕事で頑張ること、結果を出すことが自分の存在価値という感覚が しかし、ご主人は、仕事をしているkayさんだからこそ、ずっと一緒にいるのでしょうか。 もちろん、仕事をしているkayさんもご主人は評価してくれていると思いますが、kayさんの kayさんの存在そのものに価値を見ている たぶん、ご主人はこのような感じだと私は思いますよ。ご主人にとっては、kayさんは、 >『この職種の持つ役割』に固執しすぎた発言や行動を繰り返していた結果 仮に、周りから避けられるようになったとしましょう。これは、「防衛の心」が働いたと どういうことかというと、仕事をしないと価値がない(と誤解している)kayさんに これは、仕事ができる、できない、というよりは、kayさん自身がご自身の価値を認めて もともと、kayさんには素晴らしい価値があったのです。今もあるどころか、ずっと前から しかし、価値がないと誤解しているkayさんの無意識は、職場での良好な関係に疑問を 「価値のない私は、嫌われるのがふさわしい」 「自分のやり方が崩されると、私に価値がないことがバレてしまう。だから、自分の もちろんこれらも、kayさんの中の無意識の言葉です。kayさんが頭でそう考えたわけ いずれにしても、kayさんはもともと価値が高く、そして、周りも認めていたのです。 ですから、私の提案はただ1点です。 今までの、そして、今のkayさん自身を、どうか、kayさん自身が承認してあげてください。 今まで頑張ってきたkayさん自身を、kayさんが頭の中でイメージして、「あのとき私は また、ご主人にほめてもらったり、kayさんを認めている友達などに、たくさんたくさん ご自身を承認することができてくると、自然と、今後どうしたいのかが浮かんでくるかも もちろん、ご自身の承認を進めるために、ぜひカウンセリングも使ってみてくださいね。 読んでくださり、ありがとうございました。 大塚亘 |