バイト先での人間関係

相談者名
MIKA
以前に仕事のことで、投稿させていただきました。
左腕をけがが完治してから、私ともう一人の同い年の男性(Sくんとします)と同じ厨房で仕事をしています。私は今の店でアルバイトを始め、一年半近くたちました。Sくんは、まだ半年たっていません。しかし、私よりも作業スピードが速く、ミスがありません。私はといいますと、発注(これは私だけが任されていて、Sくんはまかされていません)でミスをすることが良くあり、作業スピードも遅いため、何度も社長に叱られ、勤務時間を減らされています。Sくんも私も、今の店でのみバイトをしていますので、給料が減っては生活していけません。私はそろそろ貯金がそこをつき、かなりヤバイ状態に陥っています。しかし、うちの店は、掛け持ちが禁止なんです。掛け持ちも出来ず、くるしんでいます。
私は社長から呼び出しがあれば、すぐに店へ飛んでいきます。社長に頼まれ、無料奉仕でパソコンでの作業もします。しかし、Sくんはちょっとでも後から製造の量をふやしたりすると「後から増やすなら、最初から多くしといてよ。増やした分はやってよ(製造してよ)」と言ってくるんです。売れ行きを見て増やすのは当然のことで、私もそのために勤務時間が長くなることが良くあります。しかし、お客の数は常に一定ではありませんから、それでよいと思っているのですが、Sくんはそう言ってくるんです。
それに、私は整理・整頓が苦手です。Sくんはそれが得意なので、厨房内をSくん流に整理・整頓しました。社長もそのほうが良いといいました。それから私は、勤務に入った次の日になるとSくんに「○○の位置が違うんだけど」「××はこうしといてよ」というようになりました。そのため場所がわからず、物を探す時間が多くなりました。
今の店は好きなので辞めたくないです。社長もバイトの人も良い人ですから。しかし、Sくんと一緒に仕事をやりたくないです。社長は私よりもSくんの作業を評価しています。社長にSくんより上だということを示すためには、作業スピードを今よりもっと早くするしかないんです。けれど、私は入店当時に比べかなり早くなっていると思いますし、周囲もそう言ってくれます。これ以上早くすることが出来ないことも分かっています。自分で限界を決めてしまったら、そこまでだと思うのですが、Sくんが入店以来、必死にスピードを早くしようとするのですが、早く出来ないでいます。
Sくんに怒られ、社長に怒られ・・・。
辛いです・・・。
やっぱり店が好きだという気持ちを断ち切って、辞めるべきなんでしょうか・・・。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
MIKAさん、こんにちわ。根本です。お久しぶりですね。Sくん、というライバルが出現されたわけですね。
嫉妬があったり、競争があったりするみたいですね。

MIKAさんにとって、なぜ、そんなにSくんのことが気になってしまうんでしょう?
他のバイト仲間とSくんとは何が違うんでしょうか?
具体的な仕事や処遇というよりも、もっと内面的なものに目を向けて見るといいかもしれません。

> ミスをすることが良くあり、作業スピードも遅いため、何度も社長に叱られ、勤務時間を減らされています。

それはしんどいですね。
作業スピードとミスに関してSくんとの違いが一つあるんですね。
そこがSくんと張り合ってしまう気がポイントなのかな?

> 売れ行きを見て増やすのは当然のことで、私もそのために勤務時間が長くなることが良くあります。しかし、お客の数は常に一定ではありませんから、それでよいと思っているのですが、Sくんはそう言ってくるんです。

そんなSくんにはむかついてらっしゃるのかなあ。
仕事に対する考えも違うみたいですね。

MIKAさんはどちらかというと積極的ですね。
社長のパソコンにしても、お客さんの動向を見ながら量を調整するところなど。
一方、SくんはMIKAさんと比べたらずいぶん受動的ですね。
バイトってことで割り切ってらっしゃるのかもしれません。
そんな部分が余計にMIKAさんの癇に障るのかもしれませんね。

> 今の店は好きなので辞めたくないです。社長もバイトの人も良い人ですから。しかし、Sくんと一緒に仕事をやりたくないです。社長は私よりもSくんの作業を評価しています。社長にSくんより上だということを示すためには、作業スピードを今よりもっと早くするしかないんです

社長にSくんより上だということを、どうして示さないといけないのでしょうか?
見捨てられるような不安が心の中にあるのかな?
それとも何か気になることがあるのでしょうか。

> けれど、私は入店当時に比べかなり早くなっていると思いますし、周囲もそう言ってくれます。これ以上早くすることが出来ないことも分かっています。自分で限界を決めてしまったら、そこまでだと思うのですが、Sくんが入店以来、必死にスピードを早くしようとするのですが、早く出来ないでいます。

そういうときにスピードを上げようとしても、ミスばかりが増えて、結果的に効率が落ちてしまうことがほどんどですよね。

MIKAさん自身もずっと成長してきたみたいです。
がんばったかいがありましたね。
でも、それ以上にある意味で“優秀な”Sくんが出てきて焦ってしまうし、コンプレックスを感じてしまっているのかもしれません。

何が大切なんでしょうか?

> やっぱり店が好きだという気持ちを断ち切って、辞めるべきなんでしょうか・・・。

辞めたくないものは辞めなくてもいいと思うんです。
Sくんのいいところってどこでしょうか?
そして、MIKAさんのいいところってどこでしょうか。

得意分野・長所などが二人とも違ってるだけなのかもしれません。
だとしたら、争うよりも二人が手を取りあう方が人間としても、店としてもよりいいものになっていくんではないでしょうか。
そのとき、二人で報酬を分け合えますね。

いかがでしょうか。
お返事お待ちしています。

相談者名
MIKA
> MIKAさん、こんにちわ。根本です。お久しぶりですね。
>
> Sくん、というライバルが出現されたわけですね。
> 嫉妬があったり、競争があったりするみたいですね。
>
> MIKAさんにとって、なぜ、そんなにSくんのことが気になってしまうんでしょう?
> 他のバイト仲間とSくんとは何が違うんでしょうか?
> 具体的な仕事や処遇というよりも、もっと内面的なものに目を向けて見るといいかもしれません。
>
>>ミスをすることが良くあり、作業スピードも遅いため、何度も社長に叱られ、勤務時間を減らされています。
>
> それはしんどいですね。
> 作業スピードとミスに関してSくんとの違いが一つあるんですね。
> そこがSくんと張り合ってしまう気がポイントなのかな?
>
>>売れ行きを見て増やすのは当然のことで、私もそのために勤務時間が長くなることが良くあります。しかし、お客の数は常に一定ではありませんから、それでよいと思っているのですが、Sくんはそう言ってくるんです。
>
> そんなSくんにはむかついてらっしゃるのかなあ。
> 仕事に対する考えも違うみたいですね。
>
> MIKAさんはどちらかというと積極的ですね。
> 社長のパソコンにしても、お客さんの動向を見ながら量を調整するところなど。
> 一方、SくんはMIKAさんと比べたらずいぶん受動的ですね。
> バイトってことで割り切ってらっしゃるのかもしれません。
> そんな部分が余計にMIKAさんの癇に障るのかもしれませんね。
>
>>今の店は好きなので辞めたくないです。社長もバイトの人も良い人ですから。しかし、Sくんと一緒に仕事をやりたくないです。社長は私よりもSくんの作業を評価しています。社長にSくんより上だということを示すためには、作業スピードを今よりもっと早くするしかないんです
>
> 社長にSくんより上だということを、どうして示さないといけないのでしょうか?
> 見捨てられるような不安が心の中にあるのかな?
> それとも何か気になることがあるのでしょうか。
>
>>けれど、私は入店当時に比べかなり早くなっていると思いますし、周囲もそう言ってくれます。これ以上早くすることが出来ないことも分かっています。自分で限界を決めてしまったら、そこまでだと思うのですが、Sくんが入店以来、必死にスピードを早くしようとするのですが、早く出来ないでいます。
>
> そういうときにスピードを上げようとしても、ミスばかりが増えて、結果的に効率が落ちてしまうことがほどんどですよね。
>
> MIKAさん自身もずっと成長してきたみたいです。
> がんばったかいがありましたね。
> でも、それ以上にある意味で“優秀な”Sくんが出てきて焦ってしまうし、コンプレックスを感じてしまっているのかもしれません。
>
> 何が大切なんでしょうか?
>
>>やっぱり店が好きだという気持ちを断ち切って、辞めるべきなんでしょうか・・・。
>
> 辞めたくないものは辞めなくてもいいと思うんです。
> Sくんのいいところってどこでしょうか?
> そして、MIKAさんのいいところってどこでしょうか。
>
> 得意分野・長所などが二人とも違ってるだけなのかもしれません。
> だとしたら、争うよりも二人が手を取りあう方が人間としても、店としてもよりいいものになっていくんではないでしょうか。
> そのとき、二人で報酬を分け合えますね。
>
> いかがでしょうか。
> お返事お待ちしています。
> お久しぶりです。また、よろしくお願い致します。
Sくんは、仕事のスピードが速く、きれいなんです。そのため、二人しかいない厨房のアルバイトですが、週5日がSくんの勤務で、私は週2日しか勤務させてもらえないんです。しかも、給料に入らない仕事はいつもやることになります(パソコンでの作業のことです)社長から「雇っている側からすると、やはり作業の早い方を勤務させたい」と言います。Sくんより作業スピードが早くないと、勤務に入れてもらえないんです。そのうえ掛け持ち禁止ですから、生活ができなくなりそうです。預金もほぼ底をつきました。掛け持ちするのなら、多分店を辞めさせられることでしょう。今の店、辞めたくないから、生活がヤバくなるのを分かっていながら、今まで掛け持ちはしないできました。けど・・・。
Sくんが受動的で、私が積極的だと、根本さんは言われましたが、私は一年半という勤務期間があるおかげなのか、発注(勤務がない日も発注はあります。しかも給料には含まれない仕事です。だから、私は、丸一日休みという日はありません)を社長から任されています。もちろん製造量も、私と社長の相談により決まります。だから、売れ行きにより製造数を増やすのは、私の役目なのです。だから、Sくんが受動的になり、私が積極的になるのは当然なのかもしれませんが・・・。
自分で手を切り、勝手に怪我をした私ですが、もしあの時怪我をしなければ、Sくんが厨房に来ることはなかったんです。Sくんさえいなければ・・・と思うのですが、社長はやはりSくんを頼りにしていることが多く、私は「便利屋(緊急呼び出しO.K.で、人がいないときは、レジにたった一時間だけ朝一番で出勤させたり・・・)」と化しています。
そして、発注ミスが一つでもあるとSくんに怒られます。チョット発注数が多くても「何であるのに発注するの?邪魔じゃん!」と言われます。私の顔を見れば文句ばかり言うSくんに、私は言い返すこともできず、いらいらします。けど、そんな態度を少しでも誰かに見られてしまうと、社長から怒鳴られます。バイトのことを聞いてくれる友達も身近にいないし、生活がヤバイので、知り合いに電話で相談することもできません。たまるのはストレスだけです。
ここ数日はSくんの顔を見るだけで、いらいらしてきます。
Sくんさえいなければ・・・。
Sくんさえいなければ・・・。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
MIKAさん、お返事ありがとう。根本です。> Sくんは、仕事のスピードが速く、きれいなんです。そのため、二人しかいない厨房のアルバイトですが、週5日がSくんの勤務で、私は週2日しか勤務させてもらえないんです。

それは厳しいですね。

> そのうえ掛け持ち禁止ですから、生活ができなくなりそうです。預金もほぼ底をつきました。掛け持ちするのなら、多分店を辞めさせられることでしょう。今の店、辞めたくないから、生活がヤバくなるのを分かっていながら、今まで掛け持ちはしないできました。けど・・・。

MIKAさんの中には家族との関係もあって、戻るところがない、捨てられたら生きていけない、そんな強い恐れや不安がありますよね。
そうすると今の店にもしがみついてしまうのかもしれません。
退路が断たれて、崖の際にいるような感じでしょうか。
落ちて死んでしまうか、敵を攻撃するか、の選択しかないように感じるかもしれません。

MIKAさんにとって生きていくことってなんでしょう?
そんな今の状況で考えられる余裕がない、とか思ってしまうかもしれないけれど、
僕にはそれが大切な気がします。

今の店に愛着があり、居心地は良い。社長からも一定の信頼を得ている。
でも、それでは生活していけない。
だとしたら、今の店を「卒業する」ことを考えてもいいかもしれませんね。
もっといい場所を見つけるために羽ばたくときなのかもしれません。
今の店で手に入れられたもの、たくさんありましたよね。
信頼や居心地の良さや仲間。

これを手放すのはMIKAさんにとってはすごく怖いことかもしれません。
欲しくても得られなかったものの多くがそこにあったと思うから。
でも、もっと良いものを求めてもいいんじゃないでしょうか。
この1年半の間に学んだこともたくさんありますね。

店を辞めることはネガティブなことばかりではないと思います。
その見方をちょっと変えてみるとすっきり楽になるかもしれませんね。

>  自分で手を切り、勝手に怪我をした私ですが、もしあの時怪我をしなければ、Sくんが厨房に来ることはなかったんです。Sくんさえいなければ・・・と思うのですが、社長はやはりSくんを頼りにしていることが多く、私は「便利屋(緊急呼び出しO.K.で、人がいないときは、レジにたった一時間だけ朝一番で出勤させたり・・・)」と化しています。

勝手に怪我をしなければ今はこんな状況にはならなかったのかな?
それとも時期がずれただけて、やっぱりこういう展開になったのかな?

便利屋というのは辛いんじゃないかな。
MIKAさんは当然のようにやってるかもしれないけど、バイトの立場で
なかなかできることじゃないと思います。

>  ここ数日はSくんの顔を見るだけで、いらいらしてきます。
>  Sくんさえいなければ・・・。
>  Sくんさえいなければ・・・。

たくさん怒りがあって、嫉妬があって、不満があって、それを表現することは大切なことです。ありがとうね。

たっぷり怒りを感じた後に、一息ついて自分に聞いてみたらいかがでしょうか。
「さあ、どうしたい?」と。

どんな方向に進むにせよ、応援してますよ。
がんばれ!

 

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