本当に私は彼を愛しているのでしょうか。

相談者名
私には付き合って7カ月になる彼がいます。
その彼とは19歳の年の差で、趣味が合うとかいうことはありません。

友人にも、もっと他にいい男がいる、やめておけなどといわれます。

彼はとてもエッチで、話の4割以上はセックスの話です。
それ以外は、おもしろくもない上司や知り合いの面白談やわからないバイクの話などで、愛想で返してばかりいます。私が話を切り出しても、そっけない返事ばかりで、いまではもう、切り出すのが怖いです。

別れようとおもっても、彼がいないとさみしいし、彼が言った愛してるや離れていかないでなどの言葉を思い出してつらくなります。私が処女を捧げた相手っていうのも、私の中ではかなり大きいと思います。

しかし、彼は昔の私は別に愛していなかった、ずっと生意気なクソガキだと思っていたなど、私が必死の覚悟でやっていたことをさらっと否定します。
昔も今と同じくらい愛の言葉を囁いていてくれました。それを聞いて以来、彼を愛する気持ちが薄れたようにも思います。

彼は、優しくておちゃめないい人だと思います。
けれど、なぜか怖いのです。

彼のことは大切で、失いたくないと思っています。
けれど、本当に私は彼を愛しているのでしょうか。
そんなことを考えてしまいます、、、

カウンセラー
高井さゆ
咲さん、初めまして。
ご相談頂き、ありがとうございます。今回、回答を担当させて頂きます、高井さゆと申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

咲さんは最後にこう書いてくださいました。

「本当に私は彼を愛しているのでしょうか。」

彼をまったく愛していなかったら、出てこない言葉だと、私は思います。
まったく愛していなかったら、「もう愛してないわ」で終わるはずだからです。
咲さんの心に、彼を愛する気持ちがあるからこそ、この悩みが生まれるのだと思いました。

彼は優しくておちゃめないい人
彼のことは大切で

この辺りからも、彼への愛を感じます。

そもそも、愛について悩まれている時点で、咲さんはとても深い愛情をお持ちなんだろうな、と感じました。愛に対して想いがあるからこそ、愛に悩むのですよね。そもそも愛に無関心であれば、彼を愛しているかどうかなんて悩みにすらならないはずですから。
『愛について悩むくらい、私は愛の人なんだ』ということに、どうか自信を持っていただけたら嬉しいです。

一方では、ご自身の彼への気持ちに自信を失くしてしまっているのかな、とも感じました。

友だちのやめておけの声
彼の話に愛想で返している
彼のそっけない返事
咲さんが必死の覚悟でやっていたことへの否定の言葉
なぜか怖い気持ち

この辺りを拝見したときに、本当に彼を愛しているのかな?と感じるには十分な動機になると感じました。

お友だちに言われたら誰だって「そうなのかな?」という想いが頭をよぎるでしょう。
彼の話に愛想で返しているかも、と咲さん自身がお気づきになったとき、本音が言えなくなっていることに気づかれたのかもしれません。もしくは、愛している人なのに、なぜか気を遣っている自分がいることに気づかれたのかもしれません。
自分の話をしたときにそっけない返事をされたら、「私の話には興味ないのかな」「私の話は別に聴きたくない?」「私の話をしたら迷惑?」のように、いろんなネガティブなことを考えてしまうかもしれません。
必死の覚悟をさらっと否定されたこと、まるで自分自身にバツが付けられたかのような、自分のことを全く見てもらえていないような、それはそれは、心が痛み悲しむ経験だったと思います。
なぜか怖い気持ち、漠然とした恐怖感や不安感ほど、自分の心の平和や穏やかさを脅かすものはありません。今は理由がわからなかったとしても、火の無いところに煙は立たないように、咲さんが怖い気持ちをお持ちになっていることにも、なにかきっかけや原因があるのかもしれません。

咲さんの中に、彼を愛する気持ちと、彼への気持ちに自信を失くしてしまっている部分と、両方あるのだと思います。
両方あるからこそ、まるで相反しているようなふたつの気持ちの間で揺れ続けて、どちらか真実なのか分からなくなってしまったのかもしれません。

ところで、私が気になった箇所を挙げさせてくださいね(上記と重複する部分もございます)。

セックスに関すること以外の彼の話は、愛想で返している
別れようと思っても、彼がいないとさびしいし
彼が言った愛してるや離れていかないでなどの言葉を「思い出して」
彼のことは(大切で)失いたくない

この辺りを突き詰めていくと、今は分からないと感じていることに対して、なにか手がかりになるような糸口が見えてくるかもしれません。

セックスに関すること以外の彼の話に愛想で返さなかったとしたら、どうなるのでしょうか。咲さんが本音で返したら?彼はどんな態度を見せるのでしょうか。そしてそれは、愛想で返してるときの彼の態度と、違いはありますか?それら彼から咲さんへの態度ひとつひとつに対して、咲さんはどんなことを感じますか?

彼がいないと、咲さんは具体的にどうさびしくなるのでしょうか。
そのさびしさを埋めよう・なくそうと思ったとき、それは彼でなくては埋められない・なくせないさびしさなのでしょうか。

「思い出して」ということは、それらは彼が過去に言ってくれた言葉たちなのですね。
“今”はどうでしょうか。今も彼の言葉は過去と同じかもしれないし、過去と今では、その言葉は違っているのかもしれません。逆に、言葉が違わなくとも、彼の態度、ふたりを取り巻く環境、咲さんが心で感じること等、過去と今では違いがあるかもしれません。もし何かしら違いがあったとしたら、それに気づいたとき、咲さんはどんな気持ちになりましたか?どんな想いが込み上げてきましたか?もしくは、何も感じない、ということもあるかもしれません。

もし彼を失ったとしたら、失った後、咲さん自身は、咲さんを取り巻く世界は、どんな風になるのでしょう。こちらも出来る限り、具体的に想像してみてくださいね。咲さんは、どうなってしまうのでしょう。彼もまた、どうなるのでしょう。

もし、ひとりで取り組むにはつらかったりしんどかったり、それに何だかうまくできないなと感じましたら、初回無料のカウンセリングがございますので、宜しければご利用くださいね。ぜひ、咲さんのお手伝いをさせてください。

咲さんが、ご自身に中にある深い愛情に、改めて気づかれますように。
彼への愛、想いを、ご自身の腑に落ちる形で分かることができますように。
何よりも、咲さん自身が悩みを超えて、満面の笑顔になり、しあわせ溢れる日常なりますように。

今回の回答が、少しでも咲さんのお役に立てましたら幸いです。
そしてこの度はご相談頂き、本当にありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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