相談者名 | sachi |
結婚24年子供一人居ます。夫が昨日も怒鳴りました。 普通に会話したつもりだったり普通に「あ、それもっていかないで」って言ったら切れて怒鳴るのが止まらない時が多いです。 本人は、「お前が悪いんだろ。お前が俺を怒らせてるんだ」って言われたことが何度もあります。怒鳴ってる意識や悪いことをしてるって意識がまったくないように私には受け取れます。 怒鳴ったつもりはなかったり忘れてる事も夫は、多いみたいです。怒鳴られると私も娘も委縮してしまって、しばらく立ち直れません。 何日も立ち直れなかったり何か月も立ち直れない中で電話カウンセリングや心療内科でのカウンセリングへ行ったりSNSで愚痴るようにしてます(そうじゃないとやってられなくて)夫はアスペルガーかもしれない。 病院へ行く気もないしアスペも認めないので改善の余地があるかないかわからないですが、カウンセラーさんからのなにかアドバイスなりありましたらよろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 佐藤まゆみ |
初めまして、sachiさん。 今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。 どうぞ、よろしくお願いします。 回答するに当たり、sachiさんのご主人さまのことは「パートナー」と表記させて頂きますね。 ご夫婦は対等な関係ですので、「ご主人」とか「旦那さま」のような書き方をすると、主従関係があるかのような錯覚をしてしまいそうなので、どうぞご了承くださいませ。 さて、パートナーとのご結婚生活は24年とのこと。 パートナーが、ちょっとした会話の言葉尻をとらえて、怒ったり怒鳴ったりするのが日常茶飯になっているようですね。 >「あ、それもっていかないで」って言ったら切れて怒鳴るのが止まらない時が多いです。 確かに、そう言われただけでは切れたり怒鳴ったりすることもないような会話です。 どうやらパートナーは、妻に責められているような気がしているみたいです。 では、なぜパートナーは責められていると感じるのでしょうか? パートナーが切れてしまう心の仕組みを説明すると、次のようなことになります。 そこでsachiさんを悪者にするために怒鳴るわけです。 罪悪感とは、自分が悪いことをしたと感じる罪の意識です。 でも、家族以外の人には、そんなことを言わない人も多いのですよ。 sachiさんのパートナーは社会の中ではどんな人でしょうか? パートナーはストレスに耐え、思うようにいかない自分を責め、家庭は唯一のくつろぎの場であるにもかかわらず、素直に「疲れた」「しんどい」「助けて」とは言えていないようです。 >「お前が悪いんだろ。お前が俺を怒らせてるんだ」 この言葉を、そのまま鵜呑みにしてはなりません。 すると、決して器用には生きて来れなかった、パートナーの悲しみや苦しみが見えて来ませんか? >夫はアスペルガーかもしれない。 カウンセラーは医師ではないので、素人判断で病名を言うことは出来ません。 理不尽な態度を取り続けてきたとはいえ、家族の生活を守るために一所懸命やってこられたと思います。 まずsachiさんから、そうやってパートナーの良い部分を見いだして感謝してみてください。 必要ならばカウンセリングも利用しながら、根気よくやってみてください。 パートナーが、“自分は家族に責められて当然の存在”だと思っていたものが“家族から感謝される存在”だったと気づいた時、きっと何かが変わります。 今回はご相談くださいまして、ありがとうございました。 佐藤まゆみ |