相談者名 | ウミガメ |
自分のことを人に知られたくありません。自分はそれほど親しくない人(職場の人など)との会話で、かなり早い段階で言いたくないことが出てきます。別にどうということはない内容なのに、「これ以上は言いたくない」と反射的に思ってしまいます。しかし、言いたくないという気持ちも知られたくないので、曖昧にかわします。でも、周りの人は、「え、そんなことまで言ってしまって大丈夫なんだろうか」とこちらが不安になるほど自己開示しています。自分にとっては信じられないことです。ある程度は勇気を持って話すこともありますし、皆と仲良く過ごしたい気持ちは素直に態度に表しているので、避けられることもないし、みなと楽しくやっています。しかし調子に乗って話しすぎたと感じた後は、必ず違和感を感じて後悔の念が沸き、あれ以上話すべきじゃなかった、と反省します。相手も自分同様、とても楽しそうだったのに・・・。みなとの繋がりもある程度は感じるのでこのままでもいいような気もするし、寂しい気もします。 3~4歳の頃は、自分は大変なお喋りでした。突発的におもしろい事を言っては周りを笑わせているような賑やかさがあったと思います。しかしある時から無口になり、自分の感情を隠すようになりました。25歳で精神病を患いました。過去には、母親の無視や身体的な嫌がらせ(止めてほしいと言ってもやめてくれない母親からの一方的な遊び。7年間続きました)、11歳で父親から性的な発言や行動をされ、姉からは批判的な言葉を浴びせられ、学校ではいじめに遭い、様々なストレスから家では11歳まで夜尿症でした。過去に自殺未遂や、刑事事件などを起こしました。何気ない会話が、自分の過去に繋がらないか、恐いのだと思います。どうしたら自分を守りながら会話を楽しめるのでしょうか?知られたら最後、腫れ物扱いか一線を引かれる運命だと思います。受け入れてくれても、自分が受け入れられないでしょう。読んで頂きありがとうございました。 | |
カウンセラー | 沼田みえ子 |
ウミガメさん ご相談ありがとうございます。 まずウミガメさん、知られたくないこと、言いたくないことを 自己開示、自分の中身をさらけ出す、という行為は「怖れ」が伴います。 子供時代、誰もが「自分は受け入れられるもの」と思っているものです。 ここで丸ごと受け入れてもらった子供は、 しかしながら、もしも子供時代に母親、(または父親)に受け入れてもらえな 傷は痛み、つまり心に感じたくない感情を作りますので、当然避けようとします。 ウミガメさんの御実家の様子を拝読するに、ウミガメさんは家族の中に 夜尿症になってしまうほど、小学生時代のウミガメさんは辛さを感じていた 自殺未遂や刑事事件も起こしてしまったとのこと。 ですから、ウミガメさん自身を全否定しないで頂きたいと思います。 人は誰にでも色々な過去を持っています。 >みなとの繋がりもある程度は感じるのでこのままでもいいような気 ウミガメさんはもっと人と繋がりを持ちたいようですね。 それはきっと「自分のこと全部受け入れて欲しい」という、子供時代 「自分を受け入れてもらう」という経験を、もしよろしければカウンセ 過去の話したくないこと、知られたくないことを今無理して同僚の ですが、きっとウミガメさんの心の奥深くには、 勇気あるご相談、ありがとうございました。 |