重荷の自分

信頼していた人、心を寄せていた人に、影で悪口を言われるたり、気が付かないうちに関係を切られているような事があると、自分の人間性や存在を否定されたような気になってしまい、男性としての自分の魅力にも自信が持てなくなってしまいますよね。

今後新しく誰かと出会い、表面上仲良くしてくれたとしても、「本当は自分の事を嫌っているのではないか。」とか、「自分が重荷になって、相手の心に負担をかけてしまうのではないか。」とか、心配になって、今までのように人を信頼することが難しくなってしまうかもしれません。

それに、具体的に何が悪いと言われることもなく、表と裏でそんなにも違う態度をされてしまう経験があると、これから、一体何をどう信じていいのかも分からず、人と関わること自体から、身を引きたくなってしまっても、仕方の無い事かもしれないなと思いました。

しかしながら、そんな風に感じてしまうのは、わたあめさんに魅力がないとか、人間性に何かしら問題があるからではなく、ご自身の魅力について、よく分かっていないからではないのかなと思いました。

そのあたりを説明させて頂きながら、この経験が、これからのわたあめさんの人生をより良くするきっかけに出来るよう、お話をさせて頂きたいとなと思います。

それでは、どうぞよろしくお願い致します。

まず、最初に考えていただきたい事があるのですが、わたあめさんは、ご自身がとてもハンサムな雰囲気を持っていることにはお気づきでしょうか？そんな事を言うと、

「そんな事は無い。もしそうなら、陰で悪口を言われたり、着信拒否なんてされる訳がない。そもそも会ったことも無いお前に、なんで人の事をハンサムな雰囲気を持っているなんて言えるのだ。」なんて思ってしまうかもしれません。

けれども、もし信じてもらえないのであれば、こんな状況を想像して欲しいのです。

もし、鼻毛が一本出ていたとして、気持ち悪く感じられるのは、お笑い系の男性でしょうか？それとも、ハンサム系の男性でしょうか？

同じように、もしズボンのチャックが開いていたとして、陰口を言われるのは、お笑い系の男性でしょうか？それとも、ハンサム系の男性でしょうか？お笑い系の男性であれば、陰で言われるどころか、その場で大笑いされて、場が和んでしまうかもしれませんね。

突然下品なたとえ話をしてしまって申し訳ないのですが、このように想像してみると、わたあめさんが女性にされた態度は、ハンサム系の男性がされがちな態度だと言う事がわかってきませんか？

つまり、陰で何か言われたり、どう対応していいのかわからず着信拒否されてしまうのは、わたあめさんがハンサムな雰囲気を持ったいい男なのに、わたあめさんにその自覚が足りないからか、そんな風に振舞っていなかったからではないのかなと思うのですね。

なので、この問題を解決するためには、まず、「あまり意識はしていないが、どうも自分は、ハンサムな雰囲気を持った、いい男に見られがちな傾向にあるのだな。」と感じて欲しいと思うのです。

そういう事を言うと、「勝手に期待されて、そうできないと嫌われるなんて、とんでもなく迷惑だ。」なんて思うかもしれません。

けれども、人の期待に応えると言うのは、何か頑張って、ハンサムな役を演じて欲しいと言っている訳ではありません。むしろ逆で、「わたあめさんは、そもそもいい男だと思われやすい体質のようですから、無理して頑張るのではなく、何もしないほうが人付き合いも、恋愛もうまくいくと思いますよ。」と言いたいのですね。

つまり、わたあめさんは、女性と仲良くなるのに、そんな有利な雰囲気を持っているのだから、ただそれに気が付いて欲しいのです。

今まで、人付き合い、特に女性との関係において、「自分はそんなにいい男じゃないから、人一倍頑張らなければ。」なんていう気持ちはありませんでしたか？

もし、自分に当てはまるかもしれないと思うのであれば、肩の力を抜いて、ただ楽に、普通に接しただけでも、格段に今よりも、もっといい関係が築けるような気がしますよ。

それから、わたあめさんには、もうひとつお聞きしたいことがあります。

ちょっとおかしな質問に思えるかもしれませんが、よかったら一度考えてみてくださいね。

「もし、わたあめさんが、誰にも頼らず、一人で生きて生きたいと思っているとするならば、それはどんな理由でしょう？」

わたあめさんの本音は、この相談にも書いて頂いた様に、一人で生きたいのではなく、人と関わり、恋人も欲しい男性だと思うのですが、人の心は複雑で、様々なことも同時に思っていたりすることもあると思うのですね。

なので、わたあめさんが、意識の上では、「恋人が欲しい。女性と仲良くしたい。」と思っているのに、心の奥では、「一人で生きて生きたい。そのほうが楽だし、都合がいい。」なんて思っている気持ちも持っているとしたら、自分を孤独に追い込むような振る舞いを、知らず知らすのうちにしてしまう可能性もあるのではないかと思ったのです。

なので、一度考えてみて、もし何か思い当たる節があるなと気が付いたら、ただ「そんな風に考えるのはもうやめよう。やっぱり自分は人と関わって生きて行きたいし、恋人も欲しい。」と改めて思い直してみて下さい。

そうやって、改めて自分は女性とどんな関係を築いていきたいのか、気持ちを固めていくだけでも、人生がよりよく変わっていく可能性は高まると思います。

わたあめさんには、どうか自分の事を「重荷」と思ったり、出来るだけ人と関わらずに、迷惑をかけないように生きていこうなんて考えずに、そもそもいい男だと思われがちなのだから、もっと自然に楽に、恋人を見つけて欲しいなと思います。

わたあめさんが自分の本当の魅力に気が付き、素敵な恋人と信頼しあえる関係を築けることを、心からお祈りしていますね。

今回は、ご相談ありがとうございました。
何かしらの参考になれば幸いです。