相談者名 | shiroboo |
身の回りの悪いムードにのまれ、すぐ落ち込んだりネガティブに陥ったりしてしまうことに困っています。 例えば、友人が「体調が悪い」と言うと、何をしたら・何を言ってあげたらいいのかわからなくて一人勝手に焦ったりしてしまい、また自分までだるくなってしまったりもします。 悲しい映画やドラマなどは、本当に心が痛くて見る前にかなりの気持ちの準備を要します。ニュースなどでも本当にささいなことで落ち込むので、テレビもなかなか気楽にみることができません。 職場で、近くの席で誰かが誰かに怒られていたり、言い争いをしていたり、悪口を言い合っていたりすると、まるで自分も叱られているような感覚がめばえ、悲しくてとても辛く、許してくださいという気持ちになってしまいます。 人の乱れた言葉遣いにも敏感になってしまい、ささいな一言でその人に対して恐れを感じてしまいます。 意見交換をするときなどはとっても苦痛で、少しでも相手が私の意見に対して「違うな」と思っているムードを感じると焦ってしまい、普通でいられなくなります。 こんなとき、私は正直もうどうでもいいと思ってしまいます。 自分で考えるに、自分にさぞかし自信がない為に招いていることなのだろうと思っています。 あとは、もともと泣き上戸のようで汗と同じくらい頻繁に涙を流してしまうのですが(喜怒哀楽すべてにおいて)、あまり泣かない人にとってはそれが驚きであるようで、いざ泣いたとき退かれてしまう経験を何度もしています。 自分の軸をしっかりもち、まわりのムードにぐらぐらせずマイペースで過ごすためにはどうしたらいいのでしょうか? | |
カウンセラー | 中原謙一 |
shirobooさん、始めまして 私は中原謙一と申します。 よろしくお願いいたします。 読ませていただいて私が感じたことなのですが、もしかしたらshirobooさんは、自分に自信がないから周りの悪いムードにのまれているのではなく、他人のネガティブな感情を敏感に受信する能力に長けている可能性があります。 私は実際にそのような才能を持っておられる方とお話しをしたことがありますが、shirobooさんもその方と状況が非常によく似ていらっしゃいます。 例えるならば、ネガティブ放送局というラジオ局があって、その放送局の周波数にshirobooさんの周波数がぴったり合っている状態なのではないかということです。 実際のラジオでも、高性能、高感度のラジオを使えば、日本にいてイスラエルの放送を聴くことだって不可能ではありませんから、それくらいshirobooさんの「心の受信機」は高性能、高感度といえるでしょう。 しかし、高感度であるが故の問題点がshirobooさんにおきているということになりますね。 高感度なラジオは、どんなに弱い電波でもキャッチしますが、逆に必要のない電波も大量に受信してしまいます。 shirobooさんも非常に高感度で周りの人の心を受信しているみたいですね。 文章の中でも、ネガティブな感情に対して強い嫌悪感を示しているということは、shirobooさんの本来の姿はポジティブ側にあることがわかります。 でも、周りにいる人たちはshirobooさんのように受信感度が良くありませんし、受信することすらできないかもしれないわけです。 この状態から抜け出す方法は、自分をネガティブだと思い込まずに、自分自身の心の中にあるポジティブに周波数を合わせることです。 初めはうまくいかないこともたくさんあるかもしれませんが、受信することに慣れてくると、どれだけネガティブな電波がうるさくても、ちゃんとポジティブな電波を受信することはできるようになります。 まずはポジティブな自分に信頼を置いてみることですね。 この信頼こそが、自分の軸となり、回りからの影響を最小限に抑える方法でもあります。 興味がありましたら、ぜひチャレンジしてみてください。 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。 shirobooさんと周りの人たちがみな幸せと喜びであふれる未来でありますよう、心からお祈り申し上げます。 ありがとうございました。 中原謙一 |